雑感

2008年12月19日 (金)

先生~...

看護教員として、実習生に届く言葉を、ひとつだけ知っている。

「担当する患者さんに、こんな風に関わりたいけど、自信がない。」あるいは、「関わってみたけど良い反応が返ってこなかった。」、「駄目かもしれない...」と学生が言った時に...。

そんな時、教員としてはまず、学生がどんな具合に関わり、そしてどんな風に感じたのかは、聴かねばならない。そして、カンファレンスの場なら、「みんなはどう思う?」と他の学生達の意見を促す。もっとも、今どきの学生達はしっかりしているので、教員から促されなくても意見を出し始めるし、あいまいだと思うところを尋ねてくれる。なので、とても助かる。ただ、たいていタメ口で、学生同士の普段通りの呼び名を使いはじめるので、カンファレンスの雰囲気は吹っ飛んでしまうが...。でも、悩んでいる学生も、気軽に自分の思いを重ねて話せるようになってきて、だんだんと議論が深まっていくようだ。

その場では、教員も加わるが、ある程度話合いをして結論が見えたら、私がとっておきの一言を出す。「だから...安西先生が言ったでしょ...」

え?安西先生って...?? そんな先生学科にいたっけ? という顔を最初はする。

おかまいなしに、私は続ける。本気なのだから。       

知らないの?「あきらめたら、そこで試合終了だよ」って?

学生達は、ああ~、それかぁ! という感じになる。

本気モードで、私は続ける。看護も一緒。ナースが患者さんを諦めたら、そこで終わってしまうでしょ!と。だから、私達は最後まで可能性を信じないと...などなど....。

決してウケ狙いではない。無理に学生に感覚をあわせようとしているのでもない。むしろ、私達が10年以上も前に読んだマンガを、今どきの学生でも知っていることに驚きを覚える。あと数年したら、通じなくなるかもしれない。その時は、その時代に感動したもので伝えれば良いだけだが...。

本気なので、何度でも使う。3週間も経たないうちに、私が「あきらめたら...」と言いはじめると、またそれかぁ...という反応になる。でも、何度でも繰り返す。本当に大切なことだと思うから。安西先生は、偉大だ。少なくとも、私にとっては...。

終わりは、いつかは来る。学生には「諦めるな」と言い続けるが、ゴールは来るのだ。3週間の実習期間が終われば、そこで別れないといけない。臨床で働くようになれば、患者の帰宅、転院、あるいは死亡という結果まで看なければならない。試合終了のホイッスルは、必ず吹かれるのだ。だからこそ、自分から「終了」としない方が良いのではないかと考えている。

私はフィギュアスケートとは、本当に不器用な付き合い方しかできない。ネットと絡み合っているから、なお複雑になっているとも感じる。ネットでのトラブルが、リアルでの在りようにも影響してしまう。仕事とかは、極力影響が出ないようにしているが、ネットでフィギュアを語った同じ身で、氷の上に立つのは、正直しんどいことがある。でも、滑り続けるから意味のある自分というのも、いるのかもしれない。だから、許されるのなら、語りたい。できることなら、感動を記していきたい。

学生の日誌には、よく、「頑張れ!」と書く。徒に叱咤激励しているわけではない。

やはり、本気で、頑張れと言っているのだ。トレーニング中、自分で自分にかけるのと同じ重さで、学生達の記録に記す。「頑張れ!」と。流した汗の分、不器用な言葉を許してほしい。

このブログ、まだ諦めるわけにはいかないと思う。私が目標としているのは、皆さんのカンファレンスルームにしていただくことだ。話題は、あまり当てにしてほしくない。エントリーは、自分が思ったり、感じたり、考えたりすることしか提供できない。多くのフィギュアファンが集まるサイトのように、アップトゥーディトな話題やニュースを頻繁にアップすることは、私にはできない。あるいは、ルールに精通して理路整然と演技の是非を語ることもできない。ましてや、多くの選手達を公正な目で評価して紹介することは期待しないで下さい。

ここで、私が語れることは、いかに自分が不器用で、偏屈で、しつこい性格か、ということしかない。自分について語らなくても、フィギュアについて語ろうとしても、結局は自分が出てきてしまうと思う。だから、私のことを嫌う人は、このブログを無視してほしい。私はこの巣から出ないのだから、バルサンを焚いたりとかは、勘弁してほしい。他のサイトでは、私への文句や悪口を書かれても、ある程度は我慢してきた。でも、私にもトラウマはある。...過去に、同じタイトルのブログを炎上させた時、松明を掲げた人たち一人一人にお詫びの言葉を返答したことがあった。あれは、本当に辛かった。

あるいは、いじめともいうべき、理不尽な目にあったこともある。「お前が悪いのだろう!」と思う人もいるかもしれない。でも、私は思うのだ、人を裁く資格があると自負している人こそ、本来なら裁かれるべき振る舞いをしていることはないだろうか?

だから、このブログのルールを考えている。

絶対に許さないのは、コメントの書き手を揶揄することです。私自身が傷つき続けたので、それだけは、このブログでは認めません。選手を批判しても、演技を批評しても、それは観る方々の自由な気持ちを歓迎したいです。もしも、その書き込みが好ましくないと思われるのなら、それはスルーして下さい。私もそうします。書き手に注文をつけることは、時には皆の益になるかもしれません。その結果、お互いに傷つけあうことになったとしても、誠意をもって謝罪するならば良いのではないでしょうか。でも、その方を意図的に傷つけることは認めません。そのような時には、私は介入します。

マスコミについても、注文や批判は、どんどんして下さい。放送を観て怒れたというのなら、その気持ちを記して下さい。でも、あまりに目を覆いたくなるような誹謗・中傷や、製作者や視聴者を馬鹿にしたような表現は、避けてほしいです。特に、アナウンサーや解説者も一人の人格を持った人間です。マスコミに出るから人格の否定が許されるという理屈は、私は認めません。

人を意図的に傷つけたり、人格を否定することだけは、認めません。そのようなコメントは、申し訳ありません、削除します。

その他は、成り行きで、多くの方々と考えていけたら最高だと思います。基本的には、「ルールがないのが最良」と願っています。

ここまでは、まるで多くの方々が、このブログにコメントを寄せて下さるような書き方になりました。そうなれば嬉しいですが、誰もコメントを寄せて下さらなくても、たぶん凹まないと思います。ずっと、そんな感じで続けていましたので。一番怖いのは、私のことを嫌に思っている方々がからかいに来ることです。あるいは、ネットから排除しに来ることもです。

そういうことがないことを切に祈ってます。

でも、いずれは、立ち行かなくなるかもしれません。駄目になってしまうかもしれません。

その時まで頑張ろうと思います。あきらめたら、そこでおしまいですから。

ネットのことだけではありませんが、体調を崩したりして、ここ1週間以上、体を動かしていません。靴も専用のリュックに入ったまま、車に放置です。体重も、かなり増えたと思います。だから、そろそろ動かねばなりません。このブログのことは、インストラクターの先生には言ってありませんが、どうも、どこからか通じているようです。だから、言います。伝わるかはわかりませんが....。

「先生、フィギュアスケートがしたいです。」

よろしく、お願いします。

2008年10月18日 (土)

今日から...

今年の1月から、地元のリンクの母体であるスポーツジムに入会している。会員はフリーパスでリンクを利用できるのが大きなメリットだった。もちろん、プールやスタジオ、トレーニングマシンなども利用できるので、4月にリンクがシーズンオフとなった後も通っていた。

春~夏~秋と、今年は充実した陸トレができた。肩回り、腹・背筋、股関節周囲、膝関節周囲、そしてふくらはぎと足底部と、まんべんなく強化できた。また、ジャンプやスピンの回転動作中のことを想定し、握力の強化も取り入れた。浅田真央選手が一昨年の全日本前に小指を骨折した時のお母様の心配をインタビューで読み、それで回転動作における握力の重要性に気づいたのだが...果たして成果はあるか?

陸上だけでなく、プールでランジ動作やジャンプなど水圧を負荷としたトレーニングができたのも大きいと思う。これは、「はじめの一歩」というボクシングのマンガで、ガゼルパンチというフィニッシュブローを身につけるためのトレーニングからインスパイア(笑)されたものだ。かもしかのようなしなやかな筋肉が身につくといいな...と。ただ、水中でのウォーキング動作が他の方々とあまりに違うので、迷惑にならないように気を遣ったのだが...大丈夫だったのだろうか?特にスタッフからは注意はなかったが...。

そんなこんなで、平日はできる限りジムに通い(ヒップホップも始めたし)、地元でのリンク営業開始を待っていた。

そして10月に入り、トレーニングの帰りにリンクを見ると灯りが灯っていることがあった。あるいは、”ゴー”と水道のような音が響いていることもあった。きっと氷を張っているんだろうなと、ワクワクしながら通り過ぎていった。あと少し、もうじき氷に乗れるようになると、それこそ指折り数えながら陸トレや水中トレを続けていた。

幸い、地元から名古屋に通える距離なので、週末には通年リンクに降りることができた。それで、シーズンオフもあまり勘を失わずに済んだと思う。でも、やはり地元のリンクでないとクラブの貸切練習もままならないし、平日の仕事帰りに滑れた方がレベルアップにはなると思う。だから、リンクの営業が始まるのが待ち遠しかった。

そして、今日!

やっとリンクに降りられる!!!

今日の貸切では、地元のクラブ合同のレッスンがある。アイスダンスの先生が来て下さるので、おそらくスケーティングやステップをみっちり教えてくださるのだろう。級別なのだが、大人のレッスン枠もあって結構参加者がいるとの話だ。地元での初日から外部の先生をお招きしてのレッスンというのもヘヴィーな話だが、みんな(含む、私...)オフシーズンも氷を求めて遠征していた猛者ばかりなので、多分問題ないのだろう。

地元に通年リンクがあったらいいなとは、いつも思う。でも、営業開始を待つワクワクした思い、そして真新しい氷に乗る時の改まった気持ち、そういうのは、季節営業のリンクだからこそかもしれない。いつまでも、この気持ちが持てるように、リンjクの存続を祈るばかりである。

2008年6月21日 (土)

little World

午前中に'08Worldのダビングを終えたので、走りに行った。

お昼近くのランニングで、ヘトヘトになりながら家に戻った。

汗を拭き、畳に6分間、横になる。

「さぁ、起きよう」と両腕を挙げた時に発見した。

天井へと向けた右腕の内側を、汗の玉がつたっていく。

手首のあたりから、肘の内側に向けて降りて行く。

無事に肘のくぼみを抜けても、歩みは止まらない。

玉の後ろにはっきりと、軌跡を描く。それでも、前進は続く。

我が身を削って軌跡を描いているのに、玉は無くならない。

むしろ、勢いを増し、確信したかのように、

半袖の中へ飛び込んでいった。

汗の玉は、自分の向こうにいる、小さな仲間達を

味方にしながら前進を遂げた。

無数の歓声を糧にして、精進を続ける競技者達のように。

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