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2019年10月31日 (木)

六度目のレッスン

このレッスンに向けて、宿題にされていた、左手+ペダル&右手は階名で歌、を自宅でも練習した。

メロディーは階名で歌えるようにという宿題がはらんでいる問題については、すぐに気が付いたのだが、Jupiterは音域が高すぎる。

というか、どんどん高くなっていくのである。イントロ部分はまだましだが、本編に入ると1オクターブ上の"ド"とかが出てくる。そして、繰り返し(ダルセーニョからの戻り)後は更に1オクターブ上げて弾くように譜面に指示があるので、ここを素直に階名で歌おうとすれば、ファルセットにならざるを得ない。平原綾香本人だって、結構ファルセットを使っているし...。

でも、階名で歌うためにそこまで頑張らないといけないのか、ちょっと不思議に思いながら練習していた。

そして、レッスンで先生に確認してもらったのだが、初っ端から「そんなに一生懸命歌わなくてもいいよ」と言われてしまった。それで、あまり力まずに、セーニョ以降の1オクターブ上げるところはむしろオクターブ下げて、少し緩めで歌った。それでも、頑張り過ぎると喉を傷めるから、階名で歌えるかをチェックしているだけだから、と注意されてしまった。

それでも楽しかった。楽器を演奏しながら歌う(いわゆる弾き歌)は初めてだったので、またできるといいなと思った。おそらく、先生は二度とこういう宿題は出さないと思うが...。先生からしたら、ジャイアンのリサイタルを聞かされた思いだったかもしれない。

この日のテーマはもう一つ、ペダルも自演しつつミュージックデータに合わせられることであった。ミュージックデータの伴奏は決められたテンポで淡々と進んでいく。なので、演奏が遅れ始めるとどんどん置いてかれてしまう。そうなると悲惨である。伴奏だけでなく音色の指定もデータに拠っているので、データの進行から乗り遅れると頓珍漢な音で演奏するハメに陥る。

そうならないために問われるのが、「等速性」と先生から教えて頂いた。同じテンポで演奏できる能力らしいのだが、ペダル鍵盤まで自分の演奏(データに拠らない)にすると、データの演奏からテンポを聴きとるのは至難の業である。この時に「等速性」が問われ、あるいはサスペンダーシンバルのごく小さな装飾の伴奏など、テンポを知るための手がかりを聴くことの大切さも教えて頂けた。

そのためにも、日頃からミュージックデータを聞きながら練習していくことが大切になるので、そろそろ新しい楽器の購入を考えないといけないらしい。ヤマハの営業担当の方には私のことを伝えてくれたそうで、購入のタイミングや値段は自分で交渉するようにと、先生から言われた。近いうちにヤマハのお店に行ってみますと、先生にお返事をした。

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