フットペダル
エレクトーンの醍醐味は、ペダル鍵盤にあると思う。
この前のレッスンの先輩達もそうだったけど、軽快に足で鍵盤を踏んでいるのを見ると本当に格好良い。
でも、先輩達のように子供の頃にエレクトーンを習っていて、大人になって復活した人たちは別として、大人から始めた自分のような者にとって敷居が高いのも足鍵盤である。特に、私は偏平で幅広な足をしているので、ピンポイントで鍵盤を踏めるのか不安で仕方ない。
先生から頂いている"Jupiter"は、まだ両手の合わせをみてもらい始めたばかりなのでペダル鍵盤の踏み方は習っていない。
でも、ここは積極的に挑戦した方が良いと思うので、予習のつもりで前半部分だけペダル鍵盤の譜面もみてみた。やはり、踏み間違えや踏み損ないがあるが、なんとなく感じはわかった。譜面が体験レッスン用のものなので難易度は高くなく、手のリズムに合わせて足を動かせば良いので、それほど混乱することはない。とにかく、ペダル鍵盤のひとつひとつの位置を確認しながら正確に踏んでいけば良さそうである。
先ほども記したが、足の使い方はまだレッスンでは教わっていない。自分で勝手にやっているだけだ。
その感覚で思ったのは、結構フィギュアの経験が生きそう、ということだった。というのも、足の裏で鍵盤を踏む感覚が、靴底を通してブレードの位置を確認する感覚に似ていたからだ。まっすぐに、きちんとペダルを踏もうとすると、足の親指と人指し指との間から踵の真ん中に向けてのラインを意識するように思う。それで正しいのかはわからないが...。それは、ちょうどスケート靴のブレードが来る位置と同じに思える。足の裏のこの位置にブレードが感じられれば、バランスをとって片足滑走ができる。この、フィギュアスケートで使ってきた「足の裏の感覚」は、エレクトーンのペダル鍵盤でも使えそうに思えるのである。本当にそうだと良いが。
とりあえず、遊び感覚で予習してみて、レッスンで先生にちゃんと教えてもらえれば良いと思う。
大人なのだから、あまり難しく考えないように思うのだ。
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