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2013年7月

2013年7月15日 (月)

安藤美姫選手を応援する理由

トップ選手達の今シーズンのプログラムの情報も出始めているが、それよりも熱を帯びて報道されているのが安藤選手の家庭の事情についてである。

当ブログの立場としては、こういった報道には疎いというか、コメントすべきものがないのは当然なのだし、「頑張って下さい」と選手に対して思う他はない。それでも、胸が熱くなるのは、お子様を育てながらもフィギュアスケートに向かおうとしていることである。

いわゆる、「二足のわらじ」で全日本選手権を勝ち抜けるのか、それ以前に、全日本まで辿りつけるのかは、わからない。世界選手権を二度も優勝した女王でも、道は厳しいと思う。

でも、様々な事情がありながらも、滑ることを忘れず、競技に向かおうとする姿は、社会人あるいは家庭人スケーターである私たちから見れば、お手本であろうし、憧れになるかもしれない。だから、私は、安藤選手を応援したいと思う。

スケート連盟のサイトによると、今年の中部日本選手権大会は9月26日にモリコロで行うそうである。まさか、1日だけの開催ではないと思うので、9月26日(木)~29日(日)くらいの日程なのだろう。予定を合わせて、応援に行けたらと思う。

2013年7月10日 (水)

”情強”よりも”状強”向き?-Windows8との出会いー(2)

前のエントリーの続きです。妻のPCを買い替えました。

梱包を外して、電源とネットケーブル(うちはまだ有線です)を接続し、セットアップをしました。このあたりは、私のWIN7機と大体同じです。なので何も考えずに、サクサクとマウスでクリックをしていると....「これ、(画面を)タッチしても反応するの?」と妻より。試しに画面を指でポンと触れてみると、反応してくれる!!

「うぉ~」「すご~い!!」と手を叩く二人。ほとんど原始人です(笑)。

でも、タッチパネル搭載のPCが我が家に来るとは...夢にも思ってませんでした。

いえ、よく考えたら愛機のZaurusもタッチ操作での入力可なのですが、この時には忘れてました(スマヌ、SHARP殿)。それだけ、PCでのタッチ操作にインパクトがあったということだと思います。

そんなこんなで、試しにいぢってみました。

電源を入れると出る画面

Img_3820

シアトルのスペースニードルをイメージしているのでしょうか?カラフルです。

パスワードを入力すると、WIN8のスタート画面になります。

Img_3821

この画面全体が、従来のスタートボタンの機能を果たすようです。タイルと呼ばれるアイコンは、幾つかの群に分かれています。一番左側は、メールやピープル、画像といったテーマに従ったアイコン群のようです。ピープルはイマひとつ理解しにくいテーマなのですが、SNSなど人と人とを繋ぐ機能への特化をテーマにしているようです。従来のフォルダ構造で言えば、”マイドキュメント”や”マイピクチャー”に、”マイピープル”を加えたようなものでしょうか?

二つ目の群は、どうやらストアアプリ(ウィンドウズストアで購入できるアプリケーション)を集めたもののようです。正直、これは使い難いです。WIN8の真骨頂なのかもしれません(皮肉ですが...)。

三つ目の群には、ストアアプリ版のIE(後述)から「お気に入り」を貼り付けられるようです。これは、結構便利です。そして、四つ目は、従来型のアプリのアイコンのようです。ここには、Office2013の各アプリを貼りつけました。

当然なのですが、これらのタイルは移動可能です。なので、自分で使いやすいように群を分けることもできます。「お気に入り」をバシバシ作っていけばタイルの数もどんどん増えるでしょうから、それに応じてスタート画面を変えていく作業が必要になると思います。

スタート画面の左端の下に、デスクトップ画面へのタイルがあります(花の写真のもの)。

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これで、スタート画面からデスクトップ画面へ飛ぶことができます。

Img_3824

色の再現の能力は、半端ないです。とにかく、綺麗です。これは、私のWIN7機よりも優れていると思います。もちろん、OSの差ではなく、ハードの能力の違いだと思いますが。

WIN8のデスクトップ画面は、デフォルトではシンプルです。ここにベタベタとショートカットアイコンを貼っていけるのかは、まだわかりませんが、スタート画面の方が(いろんな意味で)賑やかなので、こちらの画面はシンプルにした方がバランスがとれる気がします。

デスクトップ画面の左下隅をクリックすると、スタート画面へ戻れます。あるいは、キーボードのWINDOWSボタンみたいのを押せば、スタート画面とデスクトップ画面との切り替えができます。

Img_3823

ここからも、従来のスタートボタンの替わりを、スタート画面がしていることが想像できます。

WIN8への批判として、スタートボタンが無いことが、よく挙げられています。現在、Windows8.1のプレビュー版が出ており、それにはスタートボタンが復活していることが報道されています。でも、Windows8の使用感としては、スタートボタンの有り無しは、あまり関係ないかなと、自分的には思ってます。むしろ、「すべてのプログラム」をから目当てのプログラムを開くのに、雑然としたプログラムリストを探さないといけない従来の方式よりかは、WIN8の方が洗練されているように感じます。ファイルから開くのも、タスクバーにエクスプローラーのアイコンがあるのはWIN7と同様ですので、そこは操作感に変化がないですし。

なので、WIN8と仲良くなれるか否かは、スタート画面を好きになれるかどうかが決め手だと、今のところは感じています。その意味では、起動時にスタート画面を跳ばすアプリとか、スタートボタンの様なアイコンを作ってしまうアプリとかは、WIN8の良さをスポイルしているのでは?と感じるのです。そういうアプリ云々で使用感を自分に合わせてしまう、いわゆる「情強」を自認するユーザーとは、私はちょっと距離感があるかなと思っています。

それでも、ストアアプリは、どうかな?と思います。タブレットやスマホを使ったことがない私には、全然馴染めないシロモノです。

Img_3826

スタート画面からIEのタイルをクリック(あるいはタップ)すると、ストアアプリ版のIEが起動します。

Img_3827

デスクトップ画面の左下端には、従来のスタートボタンに替わってIEのボタンがあります。これをクリック(あるいはタップ)すると、IEはIEでも、デスクトップ版の方が起動します。

Img_3825

上下の写真を見比べてわかることは...

  1. ストアアプリ版は全画面表示が基本
  2. ストアアプリ版は「お気に入り」ボタンがない
  3. ストアアプリ版は「画面を閉じる」ボタンもない
  4. ストアアプリ版はタブボタンもない

といったところです。特に、3.のクローズボタンが無いことには難儀しました。ネット検索をしたり、付属の(お世辞にも丁寧と言えない)ガイドブックを見たりして、妻と試行錯誤しながら、やっと、画面を上から下へドラッグすれば閉じることを知りました。あと、Alt+F4キーでも、ストアアプリを終了させることができるようです。

この操作感のギャップは、WIN95を使い始めて以来のショックでした...。

1.の全画面表示に至っては、何のためのWindowsなのかと、OSの存在意義を疑ってしまいます。そもそも、窓枠を幾つも並べることで、複数アプリを同時に使えるようにしたのがWindowsだったのではないかと。それが、単一アプリで画面を独占してしまっては、Windowsの意義がないではないか!と思うのです。なんか、スナップとかという操作でアプリの表示面積を変えることができるらしいのですが、これは何度試しても上手くいきません。なので、評価不能です...スミマセン。

第一、複数のウィンドウが表示できなければ、27インチの大画面にした意味がないですし...。最初にいぢった時には、ストアアプリの起動から始めましたので、この感覚のギャップには非常にとまどいました。雑誌の特集を見ながら色々試しているうちに、デスクトップアプリの存在を知り、それの操作は従来のソフトウェアと大差ないことを確認して、やっと安心できました。ほぼ確信を持ってますが、ストアアプリはタブレットなど比較的小さな画面のデバイス向きのソフトウェアです。今回のお買い物のように、大画面・高性能のPCには向かないでしょう。

Img_3829

全画面表示が基本では...27インチが無駄に大きい(泣)。

Img_3833

Office2013のEXCEL。デスクトップ上に複数のウィンドウが表示されるのを確認でき、やっと安心しました。

4.のタブボタンについては、画面上から下へスワイプしたり、画面上で右クリックをすれば、タブ画面がサムネイルの状態で表示されます。

Img_4009

しかし、サムネイルの表示面積が大きすぎるため、元々表示されていた画面が隠れてしまいます。これは不便です。それに、従来のIEなら何の操作をしなくてもタブが表示されましたので、その点でも不便になったと思います。もちろん、これらの問題は、デスクトップアプリでのIEでは従来通りのため、ありません。

そういう色々な不便さのあるストアアプリ版の表示方式なのですが、広大な表示空間を表現するという意味では、面白いのかもしれません。デスクトップアプリ版とストアアプリ版のIEを見比べてみても、ストアアプリ版の方が見やすい気がします。

また、スワイプやタップなどのタッチ操作で次々に画面を切り替えていくのは、雑誌をページでめくる感覚に近く、今までのPCとは異なる、連続的な表現を可能にしているように感じます。もちろん、デスクトップアプリ版でもタッチ操作に対応していますが、ストアアプリ版の方が、より親和性が高い気がするのです。PCで見ていても、グラビアページをめくるような面白さ(ワクワク感)があります。

試しに、動画をアップしてみました。操作がぎこちないのは、お許し下さい。

動画でおわかりかと思いますが、タッチ操作ではスタイラスを使用しています。マウスの右にあるペン型のものです。今回のPC購入に備えて、ヤマダ電機で買って来ました。

Img_3830

もちろん、指でのタッチでも反応しますが、やはり指紋の付着がとても気になります。ピンチインやピンチアウトなどをすると、テキメンです。なので、PCでのタッチ操作ではスタイラスが必需品だと思っています。

で、スタイラスを使ってお絵かきをしてみました。私は絵が苦手なので、字を書いたのですが。

Img_3831

ソフトは、Office2013に入っていたOneNoteです。使用感は2010のものと全然変わっていません。「一生懸命」の”懸”に糸へんを付けてしまうあたり、学の無さを痛感しますが、手描きゆえの味ということで、勘弁して下さい。画面の感度は良いのですが、スタイラスの先の柔らかさのためか、小さな字は書きにくいです。なので、手描きで細々したメモはしにくいかもしれません。慣れていけば違うのかもしれませんが...。

色々と試しての感じをまとめてみますと...。

  1. ストアアプリはPCには向かない。タブレット端末などとの親和性を持たせる以外の意味はない。
  2. しかし、タッチ操作への親和性はストアアプリの方がある。それを生かせば、PCでも使い方の可能性は拡がるかもしれない。
  3. 同じ操作でも、タッチ操作とマウス操作では、やり方が異なるので混乱する。例えば、ストアアプリ版のIEでタブを出すには、タッチ操作では画面の上から下へスワイプなのに対し、マウス操作では画面上を右クリック、など。
  4. スタート画面は、WIN7までのスタートボタンの機能強化と考えれば、違和感はそれほどない。ただし、従来のファイル操作がスタート画面あるいは、スタート画面から起動させたストアアプリ上でできるかは、不明。
  5. (4.に関連して)ファイル操作は、デスクトップ画面にあるエクスプローラーボタンを使って行うのが無難かもしれない。エクスプローラーの使用感は、WIN7のものと変わりがない。
  6. まとめると、ストアアプリはコンテンツの閲覧が主、デスクトップアプリはコンテンツの作成や加工が主という使い分けなのかもしれない。これは、非PC端末とPCとの使い分けとも関係があるのではないか。

色々と試してみて感じたのは、WIN8には二つの方向性が込められているということです。その方向性がPCユーザーにとって歓迎できるものかは疑問ですが....。

方向性のひとつは、スマホやタブレットなど非PC端末での使用に向かっているとうことです。メトロスタイルな表示は、大画面PCでは大味ですし、複数のウィンドウ表示ができない(できるかもしれないが、し難い)のであれば、PCには意味のないものだと思います。やはりこの表示法は、非PC端末に向いたものと言わざるを得ません。コンテンツの作り方によっては、PCで見ても面白いのかもしれませんが....。

もう一つの方向性は、脱マウスの操作ということです。ゼロックスのパロアルト研究所で生まれたAltoをマウス搭載のPCの原型とすれば、既に40年以上、このデバイスに頼っていることになります。タッチパネルの搭載は、脱マウス操作のアイディアの一つだと感じました。このため、マウス操作とタッチ操作との併存は、過渡期としては仕方ないのかもしれませんが、混乱の元となるのは否めないと思います。

いわゆる趣味の領域なら、そういう混乱というか、紛らわしさも、「奥が深い」とか言って楽しめるのですが、仕事でPCを使う立場になれば、「邪魔」あるいは「煩わしさ」以外のなにものでもないと思います。例えば、自動車でもエンジンの始動の方法やシフトレバーの位置が車種によって異なります。自動車が好きなら、そういった違いを楽しめると思いますが、社用車がいちいち違っていたら、それは面倒臭いだけだと思います。ましてや、会社で使っているPCの使用感がOSによって異なるとしたら、それは苦痛以外のなにものでもないはずです。

私のように、妻のPCを試しに使うだけなら、WIN8の使用感の違いは、面白さと感じるかもしれません。普段は、自分のWIN7で良いのですから。でも、虎の子の一台をWIN8にしてしまったら、かなり困惑するかもしれませんし、結局WIN7に戻したという記事もネットで目にしました。

Microsoftの肩をもって考えるのなら、そういう混乱を覚悟してでも、新しい操作感のOSを試みたのは、タッチ操作を超えた操作を開発したいためではないかと想像します。マイクロソフトのゲーム機であるXbox 360にKinectという機能があります。センサーを使ってプレイヤーの動作を感知してゲームに反映させるというもののようです。要するに、自分の身体動作がコントローラーの替わりをするようになるといったものです。PC操作でも、似たようなものを目指しているのではないかと思うのです。そのための基礎的な技術の開発や、ユーザー使用感の情報収集のために、WIN8をぶつけてみたと考えるのですが....。

そういう状況を踏まえて(この考えが正解かは、自信がありませんが)、WIN8を見れば、結構、野心的で面白みのあるOSとも感じるのですが....。単に、あれがない、なぜこれを変えたと言うような、保守的な批評だけではなく、変わったこと、あるいは変えようとしている意欲を評価することもできるのではないかと、私は考えています。もちろん、その意欲が、不要かつ迷惑な混乱をきたしていることも否めないのですが...。でも、ちょっと好きになれば、仕事でも使えると思います。現に、正規の所有者である妻は、バシバシ使ってますし...。妻が言うには、やはり、画面上の思った場所にカーソルをもっていくには、キーボードの矢印キーよりもタッチ操作(画面へのタップ)の方が早いとのことです。主に、EXCELのセルを選択する場合でのことですが。

なので、豊富すぎる情報に左右されたり、その情報を無理に呑み込んで消化不良になるよりかは、今の状況を理解して、そのうえで自分の立ち位置を決める方が大事だと考えます。PCの操作は、いづれはマウスから脱していくと私は考えます。であれば、WIN8がPCに篭めたタッチ操作の位置づけや評価も理解できるのではないでしょうか。要するに、「状況の理解や受け入れに強い」という意味で、”状強”であり、そういうタイプの人に向いたOSなのかもしれません。馬鹿な子ほど可愛いと思えるタイプと、紙一重かもしれませんが...。

マックという賢くないPCを世に出したAppleが、タッチ操作をPCに取り入れない理由は、ジョブズがタッチ操作はPCに向かないと断じたからだそうです。確かに、キーボードとマウスの併用にタッチまで入れるのは、煩わしいの一言です。特に、頻繁なキー入力をしている最中は、なるべく余分な動作はしたくありません。

でも、キーボード、時々マウスに縛られている両手を解放するという意味では、タッチ操作でグっと手を伸ばすことも気分転換になるかもしれません。あくまでも、忙しい人向きではないでしょうが、ちょっと変わった動作で思考の凝り固まりをブレークするには、タッチ操作も良いのかもと、思い始めています。うちの妻が、そこまで予見して、タッチパネル搭載のPCに拘ったのかはわかりませんが....。

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