「ときどき黒猫」に書き込まれていたコメントについて
今朝ネットニュースで知ったのだが、ブログ「ときどき黒猫」の管理人さんが、猫宮黒埜という著者名で自費出版をされたらしい。それに対して、訴訟問題検討の動きが持ち上がっているそうだ。
フィギュアスケートの採点問題については、私はコメントしたくない。正直、競技会としてのフィギュアスケートにはあまり関心がないので、どの選手が何点獲得して何位になろうと、全然構わない。ただ、自分が応援している選手が、最後に良い笑顔でいてくれれば幸せである。私にとってフィギュアスケートは観るというよりも、自分で取り組むスポーツなのである。その延長線上で、選手達の優れた演技を観ているし、一生懸命演技する選手達を応援するのである。結果よりも経過(プロセス)の方が、自分にとっては大事である。
その意味では、ギエムが言った、「芸術に優劣をつけるのは馬鹿げている」という意見に近いのだと思う。もっとも、フィギュアスケートが芸術とは、私は考えていないが...。しかし、異なる音楽、異なる振り付け、異なるコスチュームで、その出来栄えに優劣をつけることは、やはり無理だと思う。それを承知で選手達は競技に参加し、観客は観に行くわけなのだが...。無理を承知で競技にするのなら、多少の疑義や不消化もいた仕方ないのではないだろうかと、私は思ってしまう。
もちろん、”多少の...”の部分には人によって許容範囲が異なるだろうし、そういういい加減さがフィギュアスケートの価値を損なうから、厳正さや透明性を追求すべきだ、という意見もあるかもしれない。でも、ヤグディンが著書で書いていたが、最終的にはジャッジの好み、リンゴが好きか、オレンジが好きかという問題になると思うし、異なる対象を比較して優劣をつけること自体に限界があると、やはり思えてしまう。ISUのジャッジシステムはとても優れていると思うが、結局はPCSという人の主観に拠る部分も大きいわけだし。
やはり、関ジャニの仕分けの番組でのカラオケ対決ではないが、同一曲に条件を合わせなければ、比較は無理なのだろう。あの番組は、歌っている時から採点の状況が一目でわかるし、得点が出た後で採点理由も解説してくれるし、わかりやすくて面白く観ている。野田前首相ではないが、試合が終わればノーサイドだとも思う。誰が優れていて、誰が劣っているのか、リンクを去れば問題にしなくても良いのではないか。お互いを競技者としてレスペクトし合えば、それで良いと私は考えてしまう。私はマスターズでは最下位の常連だし、それを悔しいと思う気持ちは、人一倍ある。だからこそ...なのだが、順位でクヨクヨ悩むよりかは、良い演技を目指し続ける気概を持ちたいのである。今年も最下位かもしれないが、それならそれでも良いと思う。また、来年に向けて頑張れるから(^^)v。
フィギュアスケートでむしろ、私が危惧しているのは、ドーピング問題である。
パフォーマンス向上だけでなく、選手寿命の延長や傷害の症状緩和のために、筋肉増強剤や消炎鎮痛剤(これの乱用が若年アスリートの間で広まっていると、サッカーに関する記事で読んだ記憶がある)に選手達が走らないか、それを心配している。そういった事柄については関心をもっていきたいし、機会があれば、このブログにも書けたらと願っている。
さて、「ときどき黒猫」に、ねくすとなる読者から不遜なコメントが寄せられていると、私のブログに教えて下さったことがある(そのエントリーはこちら)。もちろん、その読者は私ではない。そのことは、自分のブログのコメント欄にも、黒猫さんのブログにも記させて頂いた。それで、事は収束したのだが、ネット検索で私のハンドル(ねくすと)にフィギュアスケートなり任意の言葉を入れると、黒猫さんの問題のエントリーに行ってしまうことを、実は憂慮していた。「ねくすとって誰?」と、あるインストラクターの先生が私の知人に尋ねたことがあったらしい。リアルで私を知っている人が、このブログや私のハンドルを知って、”ねくすと”で検索したら、黒猫さんのところで大暴れしているのを読んでしまった。コメント欄を最後まで読んでくれれば誤解は解けるのだが、自分も知っている人らしきネット住人が悪態をついている様を、最後まで丁寧に読んでくれることは期待できないだろう。
結局、あいつはなん何だ!! という気持ちを持つことになりかねないのでは?と心配もしていた。もっとも、このブログでもかなり偉そうなことを書いているし、親父さんのところでも暴走したりしていたから、結局自分はその程度の器なのだが....。でも、黒猫さんのところの”ねくすと”氏は、あまりに失礼だと思う。断じて、あれは自分ではない!!
よそ様のブログのことということで、今までは特に何もお願いはしてこなかったし、このブログでも触れてこなかった。でも、黒猫さんのところは今後かなり注目されると思う。なので、改めて、私とは無関係なことを明記させてほしいと思った次第である。同時に、当該エントリーに混同しないでほしいことを私が願っていることを、追記してほしい旨をコメントさせて頂いた。正直、気が進まなかったし、愉快なことではなかったのだが、事ここに至れば、仕方ないと考えた次第である。
最近のコメント