« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月

2011年4月19日 (火)

3月の菓子

2月に続いて3月も様々なことがありすぎ、穏やかに菓子を買い求めるゆとりはなかった。それでも、スケートと同じように、3月も欠かすことなく菓子を食する縁があったことを感謝している。

その1.ひな祭りのお団子

Img_1211 妻が3月3日に作ってくれた。確か、朝食の後で食したと記憶している。道明寺粉に食紅で色をつけた団子で、粒粒の食感が楽しかった。ほのかな桜色で、春らしさを感じる菓子でもあった。向こう側のひなあられは、義母と私たち夫婦が常々お世話になっている先生からいただいたもの。

その2.さくらのチーズ

菓子ではないのだが、菓子のように華やかなチーズ。

Img_1220 地元のショッピングモールにあるワインショップで扱っていた。共働学舎新得農場という北海道のチーズ工房から取り寄せてくれた製品。妻は結婚前に十勝地方で暮らしており、この農場のチーズのファンだったらしい。それが、私と出会ったばかりに、食に関しては不毛な遠州地方(特産はうなぎ、茶、みかんくらいか...)に来てしまい、さぞかし寂しい思いをしているのではないかと案じていた。

ところが、先に記したとおり、妻にとっても懐かしいチーズがここでも手に入るとわかり、早速買い求めてくれた。それを私もお相伴にあずかった次第である。

確かに、チーズの味覚にのっかるように、ありありとサクラの風味を楽しむことができた。しかも、いっぺんに食べず、残りを冷蔵庫に保存して少しずつ食べていったら、日ごとに熟成する様子がわかってきた。これには、妻も驚いていた。熟成はチーズだけでなく、サクラの香りもチーズの中に馴染むというか、溶け込んでいく感じであった。私は下戸で、特にワインは苦手なので、お茶でいただいたのだが、和風なチーズなのでそれでも良いと思った。

その3 ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム

下戸と記したが、リキュールは好きである。

Img_1320 リキュールである以上、これは酒であって菓子ではない。でも、「飲む菓子」と言っても過言ではないと考えている。下戸でも飲める酒で、これ以上のものはないのではないだろうか?

とにかく甘い、それ以上になめらかである。”クリーム系”に分類されるリキュールなので滑らかなのは当然だが、ベースとなるアイリッシュ・ウィスキーが秀逸なのだと思う。クリームの口どけに違和感なく酒としての存在感をアピールしている。「菓子のよう」ではあるが、それでも比較的強い(17度)酒である。

体脂肪を増やさないために、酒、特に高カロリーなリキュールは控えていたのだが、何かの拍子に「お勧めのリキュールは何か?」と妻に尋ねられたのが、今回購入のきっかけである。小さな瓶の方を買ったので、1週間もしないうちに空けてしまった。次回は、ゴディバとモーツァルトのチョコレートリキュール飲み比べを考えているが、マスターズまでは自重した方が良いのかもしれない。むしろ、シャルトリューズの黄色(ジョーヌ)を少しずつ飲み、心身のケアに当たりたいとも考えている。シャルトリューズは、本当に素晴らしい飲み物だと思う。私は黄色しか飲んだことがなく、緑色(ヴェール)は未経験なのだが。

2011年4月10日 (日)

発表会の動画

クラブの発表会があり、予定通り”カルメン前奏曲”の演技をさせてもらえた。

父はやはり疲労が強くて来られなかったが、代わりに母が観に来てくれた。前にも記したが「40歳半ばの息子の趣味なんぞ、別に観に来なくても...」と思うのだが、母としては、一度は観に行ってやらねばと思っていたそうである。親はいつまでたっても親、子はどんなに歳をとっても子という訳か、と思う。気持ちはありがたいし、寒いリンクの中で辛抱して観てくれたのは嬉しかった。

ただし、演技後に出た母の一言は、「もうちょっと痩せないと」だったらしい。

妻が撮影してくれた動画を見返しても、確かにそうだなぁと思う。仕事や家庭で色んな責任を担っていると、スケートのために身を削るのが怖くなる。ダイエット=健康 なのはフィットネスでの世界の話であり、スポーツのパフォーマンスを上げるために痩せていくのは、健康を損なう可能性もある。一応は82kgオーバーだった体重も79kg台で冬を越せたし、私もそれなりには努力している。体重の増減には関係なく、「痩せました?」との声をかけて下さる方々は多い(それ以前にどんだけ太っていたかが問題なのだが....)。

でも、見栄えという観点で言えば、胴の太さについての悩みは、今後も続くだろう。

それでも、馬で喩えれば、決してサラブレッドではなく農耕馬、自動車で喩えれば、スポーツカーや高級車からはほど遠い商業車のような自分である。丈夫で長持ち、メンテナンスフリーでガンガン働けるのが取り柄である。だから、見栄えよりも実用性を重視という価値観は、今後も忘れてはいけないのだと、言い訳させてほしい。

演技そのものを振り返れば、貴重な経験をさせてもらった。母が観に来ているということもあったのだろう、今まで経験したことがないくらい緊張した。リンクのセンターに向かって滑り出す時から、ブレードが氷とフィットしていない違和感があった。一般で言われる”足が震える”という感じだったのだろう。演技中もその違和感が解消されず、とにかく転ばないようにバランスをとるだけで終始してしまった。

最初のジャンプである、1F+1Tのコンビネーションは、入りのモホークで踵が氷にひっかかり、バランスを崩した状態で踏み切った。それで、Fは両足着氷になったのだが、よくセカンドにつなげられたと思う。「あ、駄目だ...」と自分では思っていたのだが、気持ちよりも身体が演技をつなげてくれたようである。こういうのは、練習の賜物かもしれない。モホークからミスしないのが一番だが...。

二番目のジャンプの1Aは、動揺が前面に出てしまい、今年の成果が全然ない残念なジャンプになってしまった。完全な前降りを根性でチェックにもっていくアクセルなら、昨年のマスターズでも披露している。まだまだ回転不足ながらも、「少しは空中で軸を作れるようになりました」というアクセルを映像に残したかったのだが...。まだ、練習が足りない。

動画の中で一番の成果は、スケーティングだと思う。滑走スピードは落ちたのだが、滑りの安定性は増したと感じる。やはり、エッジ調整が功を奏しているのだろう。特に、アクセルから三番目のループへつなぐフォアクロスは、2歩目まではコンパクトな動きの中でよくエッジを使えていると思う。

11431

反時計回りのフォアクロスの場合、左のフォアアウトエッジの使い方が大事だと考えている。この写真では、そこによく重心が乗っている。自画自賛で申し訳ないが...。ただ、「リンクを広く使う」という課題を踏まえれば、滑走スピードはもっと上げて大きなスケーティングができるようにならないと、このプログラムはダメなのだとも考える。なかなか上手くいかないが、今後の精進の大きなテーマになるだろう。

ループは一番安定しているジャンプだが、この動画の踏み切りは以前からの癖が出て、完全な両足踏み切りになっている。「転ぶよりかはマシ」だと思うが、もっと右バックアウトに乗せられるはずなので、これからも練習で意識していきたい。でも、ループというジャンプ...習い始めは、なんて変な跳び方!と思っていたが、この頃は大好きなジャンプになっている。考えた人は偉い!!と思う。

本来なら、4番目に1Lzが入っていたのだが、その前に転倒してしまった。スパイラルの後に4拍の振り付けが入っており、そこからモホーククロス→LFI~RBO~LFIのチョクトゥがあるのだが、このチョクトゥでRBOに乗れなかった。ここで失速したのを挽回しようと、ルッツに入るためのLFOからのモホークの前で変な動作(左足で二回蹴る)をしたのが敗因である。焦って妙なことをすると転ぶということを学ぶことができた。これは、大きな経験になるだろう。

クラブの子達の声援が嬉しかった。演技前には背中を押してくれたし、転倒して「がんばれ!」と言われた時にも、気落ちしがちな心を支えてくれたと思う。このような励ましは、素直に嬉しい。

スピンは転倒後のリスタートが間に合ったので入れたが、3回転で曲が終わってしまった。とにかく曲が速いので、スピンの助走からアップライトに入るまでの動作を速くしなければ5回転できない。マスターズまでの大きな課題である。

まとめると、マスターズ(出場のために東京へ向かえるかは微妙だが)までの課題として...

  1. リンクをできるだけ大きく使えること(滑走スピードの増加)
  2. F+Tのコンビネーションの入りでミスしないこと
  3. 1Aの精度を上げること
  4. 最後のスピンの入りを速くすること(スピンは5回転する)
  5. 緊張してもパニくらずに滑れること(転ばない)

が挙げられるだろう。昨年は4月以降に調子を落としてしまったが、今年はそこにも気を付けたい。5月は名古屋まで行かないと滑れないために難しいのだが、そこも織り込みながら、今後の練習に取り組んでいきたい。

発表の機会を与えて下さり、私達クラブ員を支えて下さる先生方、ご父兄皆さまに深く感謝します。また、励まし、声援を送ってくれたクラブ員の子達にも、そして家族にも、言い尽くせない感謝の気持ちを持っています。

2011年4月 3日 (日)

発表会を前にして

4月上旬にクラブの発表会がある。シーズンの締めくくりの成果発表と確認の場だと思う。

昨年は転職や結婚準備で忙しく、あまり練習に出られていない中で、当日に集中して練習してなんとか本番にこぎつけた。今年も、色々なことがありすぎるくらいあり、思うように時間がとれていないが、それでも、昨年よりかは練習内容は濃かったと思う。充実した日々を過ごしている。特に、3月末にクラブの合宿に部分参加でき、モリコロをホームとしているクラブとの合同練習では、大きな刺激を受けた。きっと、クラブの子達はなおさらだろう。

それでも、オフリンクトレーニングがあまりできていないのは、反省材料である。夏から秋にかけて頑張ってきたのだから、冬のシーズンの時期も、やはり頑張りたかった。オフリンクトレーニングは、農業で言えば、土壌改良のようなものだと思う。すぐに結果を出すためのものではなく、じっくりと取り組んで、次やその次のシーズンにジワジワと変わっていく、そのようなものではないか?だからこそ、継続した努力が大事なのだと思うのだ。反省を今後の取り組みに生かしていきたい。

リンクの上での練習も、それほどできたわけではないが、家庭の事情もある中では、思った以上に時間が許された。深く感謝したい。心配していた両膝の痛みも、今のところは走らない。関節については、今後もケアを大切にしていきたい。

ジャンプは、シングルアクセルは相変わらず回転不足だが、右片足でランディングして、チェックをとって流れが出てくるようになった。空中で回りきり、それでもタイミングをとって着氷できるのには、まだまだ道のりがあると思う。でも、少しずつ形になってきたと思う。空中での回転を更に頑張ると、おそらくは着氷時にバランスがとれずに転倒ということも続くかもしれない。でも、それを乗り越えて、十分な回転をしてから氷に着くようになっていきたいと思う。今はまだ、努力の途上である。

発表会では、ジャンプは全てシングルの予定である。アクセルを除いた5種類のジャンプはダブルまで練習しているが、全て回転不足である。着氷後に辻褄合わせをして転ばずにいるのだが...(笑)。なので、プログラムで披露できる段階ではない。しかし、5月のマスターズに出ることができるのなら、その時には、その段階で挑戦可能なジャンプを出していきたい。

スピンは、プログラムには終盤にアップライトスピンが一つあるだけである。相変わらず苦手である。とにかく、軸をとって5回転して、最後のポーズに持っていくことが目標だ。曲のテンポが速いので、おいていかれずに5回転するのは、私には大変なことである。

プログラムは「カルメン前奏曲」1分間のバージョンである。クラブの練習には出られたのだが、先生からの個人レッスンは、私の時間がなくて今シーズンはお願いできなかったので、2分間への延長はできなかった。マスターズにも、1分3秒の演技時間で申し込んだ。しかし、1級の私には、1分の演技も長い。丁寧に、ひとつひとつのエレメンツにゆとりをもって演技していくことが、今の課題である。

陸トレの不足のせいか、滑走スピードが随分落ちた。スケーティングの練習は暇さえあればしているのだが、エッジの使い方やスピードへの乗り方は経験の多寡が大きく出るのだと感じている。滑走スピードが落ちると、曲においていかれて演技が遅れてしまう。それで、各エレメンツが疎かになって更に元気を失うという悪循環に陥る。曲のスピードを意識した練習をしているが、この課題も解決にはほど遠いのが現状だ。

しかし、課題が多いほうが、私的には楽しい!

大人のスポーツなのだから...。「できない自分」と向き合うのも楽しいことである。その意識は先生とも共有している。だから、課題を挙げていただき、自分からも口にして、楽しく練習させてもらっている。課題がクリアできるか否かよりも、課題に取り組める「今」を大事にしていきたい。

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

バナー

フォト
無料ブログはココログ