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2010年5月14日 (金)

出発準備 完了

準備が出来たので、これから出発する。モリコロで練習し、インストラクターの先生のクラブでの貸し切り練習にも20時30分から参加し、それを終えた足で江戸川に向かう。

明日午前3時30分からの貸し切り枠をとってあるので、そこで最終調整をし、すぐに東伏見に向かって、午前8時からの公式練習にも乗る。

昨年・一昨年の行程に、今年は名古屋での練習を加えることができた。昨年までは、本番前日も仕事で、夜になってからの出発であった。前日昼・夜と練習できるのはありがたい。

本番に向けて、十分な準備ができたとは言い難い。そこは社会人スケーターの制約がある。スケートだけに注力し、存分に練習できる環境ではないし、それは望むべきでもないだろう。でも、制約があるなかで、できる限りのことはしてきたと思う。「こんなに苦しいのなら、早く当日になってほしい」という気持ちを、以前のエントリーに記した。本当に、苦しかった。練習だけが辛かったのではなく、様々な事柄と試合準備とのバランスをとることに苦しさを覚えていた。

「こんなんで良いのか?」という葛藤は、二つの側面で痛感していた。

ひとつは、スケートの練習ばかりしていて、仕事の準備や家庭の準備ができていないのではないか? もうひとつは、社会人であることを言い訳にして、試合の準備(=練習)に身が入っていないのではないか?

要するに、両立ではなく、どちらも中途半端にしているのではないか?という迷いは、常に頭にあった。なので、十分な準備がしてあるとは、マスターズに対しても、仕事や家庭に対しても、言うことはできない。それでも、それが自分...と思う気持ちもある。きっちりできなくても、不器用でも、とにかく頑張る! 頑張り続ける!! 全部ではないだろうが、頑張ることで打破できる課題も多いと思う。

スケートに関して言えば、私の演技は、あまり人に評価されないものだと思う。「不器用」が前面に出ているのは、自分でもわかる。スマートさが身上のフィギュアスケートでは、あまり愛されないのかもしれない...と、一人で悩んでいる。

その点については、専門の先生のご指導をいただく幸いを得ているので、少しずつ、話し合っている。”アフリカンシンフォニー”にしても、プロの眼から観たらどこに問題があるのか、ちょっとずつアドバイスを頂いている。あれこれ沢山言われると、私が凹んでしまうので...。もちろん、先生の要求に十分に応えられる訳ではない。それに、結局は、自分の演技なのである。演技する自分自身が、最終的には演技の責任をとらねばならない。

だから、自分の性格や人柄が演技に出てしまい、それが専門の眼からは辛い評価となったとしても、甘んじて受け容れようと思う。その気持ちになれたという意味で、4月以降のスランプは、とても良い勉強になった。エントリーにも記したが、「無様な演技になったとしても、腐らずに練習を続けていけるか?」は、私に突き付けられた問いだと気付いた。

今回の演技では、ルッツ+トゥループのコンビネーションに2+2を予定している。

私達、大人男性5人衆の振付をして下さった、インストラクターの先生だけでなく、私のクラブの先生も来て下さることになったので、先生の許可を頂き、跳ぶことにした。今シーズン、先生の指導を頂いて、一番伸びたと感じているトゥジャンプに、私が出来る限りのものを発揮したいと考えたのだ。もちろん、回転は不足するだろう。でも....

「軸を締めれば、何かができる」 「(失敗しても)転ばなければ、プログラムへのダメージは少ない」

と、先生が背中を押して下さった。だから、跳びたい。

ただ、このジャンプが成功したからといって、私の演技の評価が高まるかは、わからない。いわゆる、フィギュアスケート的な表現と、自分の演技とは、大きく異なるのではないかと、ちょっと悩んでいる。自分のは、あまりにゴツゴツし、力押しばかりが目立つのではないかと...。なので、無難に1+1のコンボで、全体をまとめるように努力すべきだと、自分でもわかっている。その方が、ジャッジの評価も高まるのかもしれない...。

でも、子供達が挑戦しているのに、自分だけ無難な選択というのが悔しいのである。クラブの子達が、果敢に難易度の高いジャンプを本番で跳んでいる。成功もすれば、失敗もする。失敗をすれば、無理しなくても良かったのに...との意見も出るかもしれない。それに対して、子供達の挑戦を支持し、護って来たクラブの先生が、私の試合に時間をとって下さった。だったら、跳ぶしかないじゃないですか!!

39歳からのフィギュアスケートである。どうしても、背負ってきた人生とか、生き様とか、そういうのが身体動作から出てきてしまう年代でもある。浪花節でオペラに挑戦するようなものかもしれない(笑)。だから、浪花節でフィギュアスケートをするしかないのだろう。これからも...(笑^2)。

結局は、子供達には大きく水をあけられている。ダブルルッツと言っても、質を問われれば、お話にもならない、笑われてしまう代物だろう。でも、それでも、頑張る!! 制約はあるけど、とにかく頑張って準備してきた。

それを、明日の演技で出せれればと願っている。

選手を目指す子供達がサラブレッドだとしたら、私達大人は、駄馬かもしれない。でも、サラブレッドには出来ない、「仕事」という役目を果たせる作業馬なのだ。日々、汗を流し、そしてリンクに向かい、また汗を流して精進する。農耕馬には、サラブレッドには出せない味があると信じている。それは、競技の世界での基準とは異なるのかもしれないが。。。。私は、私なりに頑張っていきたいと考えている。

大好きで、大好きで、心から大好きな”アフリカンシンフォニー”。このプログラムを練習できるのも、明日で終わりになる。もう、来年に向けての準備も始まっている。明日の演技で2-2の感触をつかめたのなら、”カルメン前奏曲”にダブルのコンボを入れてほしいと、先生にメールした。 明日は、本当に大切な日 なのだ。

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