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2009年5月 9日 (土)

されど真央は偉大である...

アメリカでフィギュア人気が低迷しており、それがISUの財政逼迫の要因となっているとの意見が、「親父の目」であったが、さもありなんという気がする。というか...そもそも、米国でよくフィギュアスケートなんぞが人気あったなぁ...と、そちらの方が不思議である。フィギュアの大会というと、寒いなか、何も食べずにお行儀良く観ないといけない。ポップコーンやフライドポテトをほおばりながら、ビール片手に、ヤンヤと騒ぐ乗りとはかけ離れた文化である。よく、米国人がそんな雰囲気でスポーツが堪能できると...不思議でしょうがなかった。

米国には、何よりも、NFLがある。あんなに素晴らしいプロリーグがあり、全米はおろか世界中が一気にヒートアップするのに、なぜフィギュアなんかに...?と思わずにおれない。確かに私もフィギュアスケートは大好きだし、試合観戦にも出かける。でも、正直、いつまでこのスポーツに肩入れするかは、わからない。最近は、中森明菜のディナーショーに目標が移っているし、世の中には楽しいこと、面白いことが一杯ある。別に、フィギュアだけが楽しみではない.....。

といいながらも...多分、ずるずるとフィギュアファンを続けるのだろうけど...。やはり、このスポーツには、このスポーツにしかない面白さがある。

たとえて言えば、スケールや知名度ではF1グランプリに歯が立たないとしても、競輪には競輪なりの醍醐味があるということである。私はギャンブルは一切やらないので、実際には競輪競技を生で観たことはないのだが、テレビでは結構楽しんでいる。あのかけひきと最後の追い込みには、ワクワクさせられる。パワーとスピードで言えば、F1マシンの比ではないが、人力で出せる限界の世界には、やはり素晴らしいものがあると思う。

同じように、NFLのような究極にまで行き着いた感はないにしても、フィギュアスケートにはフィギュアにしかない、極限の世界がある。その一つが、ジャンプの着氷である。最近の議論では、回転が足りてるかとか、エッジの向きがどうかとか、(申し訳ないが)重箱の隅をつつくような話題が多く、そのための検証ビデオもネットに出回っている。

でも、考えてほしい。スローモーションでじっくり観ないと判別がつかないような、本当に微妙な動作を、音楽に合わせて、何度も繰り返しているのが、選手達の演技なのである。

回転が足りているか否かは、もちろん大事である。何度も記すが、その判定がルールに盛り込まれるのは、意味があると思う。でも、その判定は専門家であるジャッジの仕事である。ファンがジャッジをジャッジするのも、ファンなりの楽しみかもしれないが、そのためにフィギュアスケートの醍醐味を見失ってはいないだろうか?少なくとも私は、スローで観れば観るほど、選手達の技術のすごさに言葉を失ってしまう。着氷のほんの一瞬、トゥが氷にかすったかと思う瞬間に、エッジが氷をとらえ、フリーレッグが後ろへと身体を導いていくのである。回転が足りてようと、足りてまいと、「よくこんなことができるものだ...」と思わずにはおれない...私は...。

真央選手のエッジジャンプについては、トゥジャンプと同じように踏み切りに難があることがある。いわゆるプレローテーションの問題だが、その様子をビデオを見ても、限界までエッジを倒して小さな弧を描き、そこから揚力を得て身体を全身で投げ出していくのがわかるかもしれない。特にトリプルループでは、2回転しながら身体を上方へと捻っていき、降りながら3回転目に至るためのゆとりを、自ら生み出しているのがわかる。適切なたとえではないかもしれないが、まるで、ヘリコプターのように自らを飛ばしているように見える。彼女のループジャンプは、アートだと思う。

それと、セカンドジャンプの認定の話とは、少し区別した方が良いかもしれない。点数に直結した議論ばかりでは、選手のポテンシャルを正等に評価できないのではないかと、私は思うのだ。点数が出なければ選手には能力がないというような意見ばかりでは、フィギュアスケートは面白くないのではないだろうか...?

もちろん、選手達は勝利を目指しており、より高い評価、点数が出るように努力している。クラブの子達の話を聞いていても、レベル認定とか、エレメンツの難易度の判定とか、そういうことを真剣に考えて練習しているようだ。もちろん、トップ選手たちも、現行のルールを意識して練習に励んでいるのだろう。でも、点数に直結する部分ばかりを観ていたら、やはりフィギュアは面白くない。繰り返すが、私はそう思う。

むしろ、点数には結びつかない部分で、どれだけ汗をかいているか、それこそがスポーツかもしれない。結果も大切だが、結果を出すためには、より広い裾野が必用だということなのだが...。例えば、真央選手のセカンドジャンプでのループへのこだわり。次のシーズンでどうなるかはわからないが、あのタイミングでトリプルループに入れるのは、本当にすごいと思う。もちろん、ルール上は認められず、ダブルへダウングレードされ、GOEもマイナスという結果であった。点数上は無残である。

でも、その点数分しか、彼女の能力はないのだろうか?

だとしたら、猫の目のように変わるルールの度に、選手の能力評価は変えねばならないだろう。選手自身は、年々、心技体いずれも充実させているのかもしれないのに...。今シーズンは、ファンからも非難ごうごうだった、回転不足への二重減点があり、ダウングレードされたジャンプの点数はかなり低くなったようだ。でも、次のシーズンは、GOEは必ずしもマイナスとされないようだ。見た目の出来栄えが点数に反映されるかもしれない。そうすると、同じようなジャンプでも、今シーズンはかなり低く、来シーズンはわりと高く点数がつくということがあるかもしれない。ルールを改正すれば、そういう現象も妥当性を持つ。でも、点数が変わるたびに、選手への評価も変えないといけないのか...?

私はおかしいと思う。車でも、株でも、市場価格は常に変動する。それは、大切な目安である。でも、私にとって掛け替えのない自分の車は、市場価格とは違う価値を私に提供してくれる。株式市場に上場されている企業も、私にとってのその企業の評価は、株価とは異なるものである。株価にも根拠はあるだろうから、尊重はした方が良いとも思うが、自分とその企業との関わりは、市場の論理とは別であることが多いのだ。

同様に、選手を応援する以上、競技会での成績は尊重せねばならないと思う。でも、その選手を好きになる理由は、成績だけとは限らない。だから、たとえ認定されようと、されまいと、私は、真央選手のセカンドのトリプルループは、すごいと思う。あんなジャンプ、私じゃ跳べない...(汗)。

私は下戸なので、ワインなんて飲めないのだが、次の言葉は知っている。

今は第1級だが、過去は第2級だった、されどムートンは不変である。

19世紀以来、メドックの格付けで2級とされていたシャトー・ムートンが1級へと昇格された時の言葉らしいが、私は選手達にも同じ気持ちを持っている。ダウングレードされようと、点数が伸びなかろうと、それはそれ。私が良いと感じた演技はそれだけで、私にとっては価値があるし、たとえ高い点数が出ようとも、気持ちを感じない演技は、私は好きになれない。評価は年毎に変わるが、選手は選手である。

はっきり言うが、世界選手権のキム・ヨナのフリースケーティングは、私は嫌いだ。あんなのシェヘラザードではない。点数については、疑問を感じないし、ネットで問題視されているスピンも、私は高い技術を感じる。彼女は、立派なフィギュアスケートの女王だと思う。だから、彼女には、心から「おめでとう」と言いたい。

でも、音楽との調和については、キム・ヨナの演技には大きな難があると、私は感じる。自分を表現したいあまりに、音楽を足蹴にする演技は、私は好きになれない。

ムートンの言葉を借りれば...

一昨年・昨年と銅であったが、今年は金である。でも、キム・ヨナはキム・ヨナだ。

これは、真央選手にも、安藤選手にも言えると思う。全ての選手達が、堂々と、自分の信じる技術で、自分達の演技をすれば良いと、私は思う。金メダルを獲りたい人は、それを目指した演技をすれば良いだろうし、勝った選手には、心から「おめでとう」と言いたい。

でも、勝とうが負けようが、選手は選手である。その能力が勝ち負けで増減するわけではない。勝敗に関係なく、選手達の、「すごい!」と思える瞬間を、今後も観続けられたらと願っている。

以上のこと、世界選手権で台落ちしてしまったことへの負け惜しみと感じる方もいらっしゃるかもしれない。それは、あると思う。もし、真央選手が世界選手権2連覇をしたら、「やっぱり真央は凄い!!」としか、自分は言わないと思う。でも、確信を持って言えるのは、真央が勝ったからと言って、ヨナを落とすようなことは、自分は言わないということだ。嫌いなものは嫌いと言いたいが、キム・ヨナが偉大なスケーターであり、稀代のトゥ・ジャンパーであることは、私も信じている。

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コメント

はじめまして。最近ここを発見し、以来拝読させていただいています。

>真央選手のエッジジャンプについては、トゥジャンプと同じように踏み切りに難があることがある。いわゆるプレローテーションの問題

トゥ系のジャンプをエッジを使って跳ぶといわれたり、プレローテーションについては、韓国メディアのネガティブキャンペーンだと思っていたのですが・・・そんなに難があるのでしょうか??だとしたら来シーズンから減点されるかもしれないのでしょうか?今から気分がどよ~ンとしてきます・・・


>自分を表現し点数が変わるたびに、選手への評価も変えないといけないのか...?

むむむ、でも世間一般の評価は結果が全てなので、そうなってしまいますよね・・・。自分の中では特別で最高であっても、やはり周りからも評価されてほしいと思ってしまいます。贅沢なのかな・・・


>自分を表現したいあまりに、音楽を足蹴にする演技

今シーズン、キム選手のフリーについて思っていた違和感をみごと表現して下さいました!スッキリ☆

はじめまして。フィギュア好きの暇人です。真央選手のループですか。今後注目して見てみますね。昨シーズンはやたら得点を気にしていた私です。以前は関係なく見られたんですけどね。というのも選手ががっかりした顔が印象的だったもので。私は高橋選手のファンなのですが、以前4大陸ですごい得点出したじゃないですか。でも、あの演技(FS)に感動できなかったんです。得点や順位と「感動したー」は別物なのかな。浅田選手のファンではないのですが(ごめんなさい)、「仮面舞踏会」のステップのところはいつも涙ぐんでました。テキトーなコメントですみません。では・・・

ご無沙汰しております。

技術的な指摘点は、正直私にはよくわかりません。

ただ、
評価と感想は別の物というのは、凄くよくわかります。


見ていて、点数は出ないだろうなぁ・・・と思うけど、好きな演技とかありますし、
逆に、好きじゃないけど、技術的には凄いと思う演技もありますものねぇ。

仰るとおり、嫌いだから否定するのかというと、そう言うわけでもないし、色々な見方あっていいと思います。

最後に、
>フィギュアの大会というと、寒いなか、何も食べずにお行儀良く観ないといけない。

海外の人は、そう思っていないみたいですよ。
フィギュアを観戦するときでも、食べ物を食べながら、ヤンヤと騒いで見ているそうです。

アメリカン人らしく観戦しているみたいですよ(笑)

アメリカ人のスポーツの楽しみ方はすごいですね。文化の違いを感じます。自分が楽しもうという気持ちが感じられて、興味深いですね。

LAワールドの際は、製氷の合間にアナウンサーが客席に登場し客をいじってみたり、ダンサブルな曲が流れて客が踊っているのをオーロラビジョンで抜いたりと、演出をとにかく楽しめました。

ちなみに私がLAワールドで一番心を動かされたのは、メリチャリのFDでした。凄かった!!!

皆さん、おはようございます。

ちょっと、仕事と大学院と、マスターズの準備で忙しく、お返事が書けずにおります。申し訳ありません。

こんなに沢山のコメントをいただけたのは、すごく珍しいのですが...。本当にありがとうございます。

頑張りますので、少しだけ日数をお待ち下さい。

こんさん、おはようございます。

コメントをありがとうございました。お返事に日数がかかってしまい、申し訳ありません。

>>トゥ系のジャンプをエッジを使って跳ぶといわれたり、プレローテーションについては、韓国メディアのネガティブキャンペーンだと思っていたのですが・・・そんなに難があるのでしょうか??

エントリー本文にも書きましたとおり、私は真央選手のループは素晴らしいと思っています。それでもセカンドジャンプのトリプルはなぜ認定されないのか?を考えた時に、回転不足というよりも、踏み切り時に回りすぎているからではないかと考えるようになったのです(あくまでも、私の推測です)。

資料室に記載されているISUのエレメンツ判定基準に次の事柄があります。

”【2005年度~】アクセル以外のジャンプで、はっきりと前向きに踏み切っている場合、これをチートとみなす。”

URLは、http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/で、左の覧から”採点基準”→”シンングル・トップ”→”判定のガイドライン”とたどって下さい。

ここに抵触しているのかな...と考えています。あと、セカンドジャンプにトゥループを入れると、トゥを突いて前向きに踏み切る(いわゆるトゥ・アクセル)の癖は随分前に指摘されていましたが、今回のエッジを突いての踏み切りうんぬんというのは、このトゥ・アクセルに対する厳格化の布石なのかなとも考えております。

ですので、もしかしたら来シーズンも苦しい戦いを強いられるのかもしれません。でも、トップ選手たちのそのような姿を見て、子供達は育っていくのではないでしょうか? 「エッジの使い方、踏み切りの仕方、トゥの突き方、そういうのをごまかしちゃいけないよ」という考え方は、私は支持したいです。以前のように、ノービスの頃からトリプルやトリプルアクセルに挑戦する流れではなくなるかもしれませんし、女子4回転の時代は更に遠のくかもしれません。

でも、4回転が来たら次は5回転、6回転に挑戦というわけでもないのですから、回転数を競うより、正しく・きちんと跳んで降りれることに眼を向けることは、きっと今後のためになるんじゃないでしょうか?(自分がダブルを跳べない負け惜しみかもしれませんが...泣)。その歴史的転換点に、真央選手やロシェット選手達は立っていると、私は認識しています。

もちろん、キム選手も例外ではないですし、彼女だけが蚊帳の外にいるとは、私は感じていません。まぁ...あれですが...(ゴニョゴニョ)...。結局、「正確にトリプルを跳ぶことが大切」というスルツカヤの言葉が今もリンクに残っているのかなと思います。

来季のことを今から語っても、鬼が笑うだけだと思いますが、たとえ厳しく採られても、トップ選手達は次の時代への礎でもあるという気持ちを忘れてほしくないなと私は考えております。

>>>自分を表現し点数が変わるたびに、選手への評価も変えないといけないのか...?

>>むむむ、でも世間一般の評価は結果が全てなので、そうなってしまいますよね・・・。

世の中には、中継を見ない癖に新聞記事だけでプロ野球を語る中年男性が多いですので...(私です、スミマセン)。その手の人たちにとっては、やはり採点(結果)=評価ですよね。「真央惨敗!」とか...世界選手権4位で惨敗かよ...と思いますが...(泣×2)。でも、真央選手は強い選手ですので、きっと世間の人たちも納得する試合も多くなると思います。

>>>自分を表現したいあまりに、音楽を足蹴にする演技

この言葉、ちょっときつかったなと反省しています。キム選手の曲の使い方には好きでないところがあるのは確かなのですが、「お前はどうよ?」と思うと言い返せない自分に気づきました。でも、頑張ります!

ぜひ、またコメントをお願いします。
何事も亀で申し訳ないのですが、いつでもフィギュアを楽しんで観て、語っていきたいですね。よろしくお願いします。

他のサイトでいろんなコメント(浅田真央選手や他選手について)を読んでみましたが、ここにやってきて、もやもやしていた気持ちが救われた気がしました。
ありがとうございました。
高い技術を持った選手が金メダルを取るのは当り前としても、
大好きな選手が素晴らしい演技をしているのに、
よくわからないスコアで負けたとしたら、
それは本当に真の評価と言えるのか、などと、
堂々巡りになってしまう。

私は完全に真央ファンですが、
世界選手権のメダル落ちは、
真央選手のシーズンを通しての全体で観てみると、やはり出来栄えがよくなかったほうなのかな、とも思うものの、
他の選手のと比べて、
そんなに落ちるとは(というより、頭一つ以上飛びぬけてるし)思わなかっただけに、
あの差はないな、と思ってました。
金選手は素晴らしい技術をもっているけど、
表情だけで曲を表現できるわけじゃなし、
なんというか、音楽の優雅さ、という点でみると、
個人的には私も「嫌い」なんですよね。
なのに、あの絶大な高得点とは!!!と、
忸怩たる思いでいっぱいでした。

好きなものは好き、いいものはいい、
それだけじゃ選手は報われないのかも、
などとつい余計なことを思ってしまうから
他のいろんな情報まで気になってしまいますが、
その本筋さえ忘れなきゃ、
こっちはストレスなく楽しめますね。
彼ら自身が、そういう余分な情報に動揺せず、
自分本来のスケートを追求しきれたら、
真に強いスケーター、いや、アスリートと言えるのかも。
「無」の境地が金メダルを導いた、みたいなことを
荒川静香さんが言ってた記憶がありますが、
真央選手にも、
18歳にはそんな要求は酷かもしれないけど
そういう心境で臨んで行けたらいいのかも、
と思いました。


shinobuさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

>>というのも選手ががっかりした顔が印象的だったもので。

選手にとって会心の演技なのに、得点が思うように伸びないと気の毒に感じますよね。

>>得点や順位と「感動したー」は別物なのかな。

もちろん、氷上での演技で感動し、更に得点で感激するということもあると思います。でも、得点や順位だけでの感動というのは、ちょっと苦しいかと思います。「おめでとー」とは思いますが...。

真央選手の”仮面舞踏会”のストレートライン、圧巻ですよね。細かいステップなのにバランスをきれいにとって黙々と前に進み、真央選手らしい表現だと思います。映画だと、毒を盛られて苦しみながらドアを次々と場面だそうなので(NHKの番組によります)、もう少し表情を出しても良いように感じますが、あの「黙々さ」が、逆に感動を呼び起こすのかなとも考えています。

ぜひ、またコメントをお願いします。
来年、良いシーズンになるといいですね。

yuujiさん、こんにちは。コメントをありがとうございます。

いよいよ、明日ですね。私は、今から少し休み、夜に東京へ向います。

>>見ていて、点数は出ないだろうなぁ・・・と思うけど、好きな演技とかありますし、

私の場合は、気持ちのこもった演技が好きです。気持ち過剰はなんですが...。あと、曲調に合わせるとエレメンツの難易度を上げにくいとか、そういうのはある気がします。

>>逆に、好きじゃないけど、技術的には凄いと思う演技もありますものねぇ。

「どうだ!オレすごいだろぅ」的なのは、あまり好きじゃないのですが、でも、技術あってのフィギュアスケートという感じもしますよね。

>>海外の人は、そう思っていないみたいですよ。
フィギュアを観戦するときでも、食べ物を食べながら、ヤンヤと騒いで見ているそうです。

う~ん、うらやましい気もしますが、演技に集中したい人には迷惑にならないのでしょうか? それで、日本の観客は静かに観てくれると言われるのかもしれませんね。

でも、ベルネルのように、試合会場でカップラーメンを食べてみたいものです。乾燥した空気にムセて、咳で迷惑をかけないように、水分補給だけはリンク内でもさせてもらってますが...。

では、明日、頑張りましょう!!


ねくすと様、

ご多忙なところ、丁寧なお返事いただきありがとうございます。私は気が長~いので、一月くらいは待てる人間です(のでお返事に気づくのも遅れました。こちらこそすみません)。

セカンドループは回転不足ではなく、プレローテーションかもしれないのですね。ふーむ。トゥループと比較するべきではないし、認められるセカンドループがほぼなかったので比較もできず、プレローテーションではないと思っていました。もしそうならば、ジャッジの満足するセカンドループを跳べる人間はいるのか!?と思ったりします。


トゥ系ジャンプの厳格化?は、トゥ・アクセルのことかもしれないのですね。
真央選手は直したとも聞いていたので、ちょっとびっくりしました。あちこちのブログをみると、トップ選手には減点されるほどのひどいトゥ系ジャンプを跳ぶ選手はいない、という見解をされている経験者の方もいらっしゃるようですが、全てはシーズンが始まってみないとわからないことですね。今シーズンあまりにも受け入れ難い判定が多かったので、つい悲観的な見方になってしまいます。

私も、『正しいごまかしのない技術』に正当な評価を下す今の考えには基本的には賛成です。しかしそれが行き過ぎると、あまり楽しめないかもしれないですね。おっしゃるように『歴史的転換点に立っている』、こう考えると視野が広がり、少し気持ちが落ち着きます。私も気持ちを新たに応援していきたいと思います。でも選手たちは本当に本当に大変ですね!

あとひとつ、ねくすと様にお聞きしたいのですが、
昨年夏のロシア合宿の映像でルッツを直したと報道された時、『ルッツを相変わらずエッジ全体を使って跳んでいる!』、と韓国メディアが報道していました。ルッツ(やフリップ)も問題があるとお考えでしょうか??

お時間ができて気が向かれましたら、お返事下さい。

今日の本番、頑張って下さいね!

はるるさん、こんばんは。コメントをありがとうございます。

ちょっと忙しくて...お返事に時間がかかってしまってすみませんでした。

>>自分が楽しもうという気持ちが感じられて、興味深いですね。

アメリカの元気さは、この気持ちが原動力になっているのかもしれませんね。21世紀に入ってからは、元気さが空回りしている感じもしますが...。でも、スポーツに対する愛着ぶりには、いいなと思う部分が沢山ありますよね。

ロスワールド、行かれたのですね!!!
うらやましいです。私は海外には行く元気とお金がないので、長野ワールドを待ち焦がれています。やっぱり、世界選手権は特別ですよね。

メリチャリは、デービス&ホワイト組のことですよね。
ネットでの略称って、覚えやすいしセンスが良いと思う(「雪組」を考えた人は凄いと思います。あと、「レナちゃんず」とか...)のですが、時々、それって誰ですか?と思うこともあります(「デロション」とか...)。

メリチャリは、私も大好きなカップルです。育ちの良さそうな美女とワイルドな美男という感じで。実は、ロスワールドの放送を撮り忘れて観ていないのですが、グランプリファイナルの演技は観ました。ワールド、再放送してくれないかなぁ...。

ボソボソとやっているブログですが、是非、またいらして下さい。どうか、今後ともよろしくお願いします。

×イチさん、こんばんは。

お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

このブログが少しでもモヤモヤを解消するものになるならば、望外の幸いです。得点にまつわる疑問を解説する方向性とは全然違いますが、「好きなものは好き!」と言える気持ちで賛意をいただけたこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

>>なのに、あの絶大な高得点とは!!!と、
忸怩たる思いでいっぱいでした。

正直、この思いは私にもあります。
真央選手が気の毒とも感じました。でも、採点を尊重せねばフィギュアの競技は成り立ちませんし、キム選手が評価されたのにも、きっとそれなりの理由があったのだと思います。ネットで言われている政治的思惑とか、そういう方向は興味深いですが、それで納得しても空しさが残るだけだと思います。

あと思うのは、セリエAでの審判買収スキャンダルです。世界のサッカー界をゆるがした大スキャンダルですが、それでもサッカーの世界は日々刻々と動いています。もちろん、アンフェアな事柄を許す気持ちはありませんが、フィールドとフィールド外の出来事は分けて考える習慣をつけた方が、ファンもストレスが少なくてすむかもしれません。全くのストレス解消にはならないと思いますが...。

>>彼ら自身が、そういう余分な情報に動揺せず、
自分本来のスケートを追求しきれたら、
真に強いスケーター、いや、アスリートと言えるのかも。

おそらく、そういう選手が、本当に強い選手と言えるのではないでしょうか。私達が想像する以上に、選手達は強い人達だと思います。真央さんも、きっとそうだと信じてます。

私も、真央選手が大好きです。
これからも、応援していきたいですね。
今後とも、よろしくお願いします。

こんさん、こんばんは。お返事をありがとうございます。

時々、コメントをお返しするのが遅くなりますが、どうか気長に見ていって下さい。

>>もしそうならば、ジャッジの満足するセカンドループを跳べる人間はいるのか!?と思ったりします。

私もそう思います。ただ、プレローテーションでダウングレードをとられているのでは?というのは、あくまでも私の考え(私見)ですので、定かではないです。参考程度に考えていただければ、幸いです。

>>あちこちのブログをみると、トップ選手には減点されるほどのひどいトゥ系ジャンプを跳ぶ選手はいない、という見解をされている経験者の方もいらっしゃるようですが、全てはシーズンが始まってみないとわからないことですね。

わからないです。今までは問題にしなかったが、これからは問題にするという流れは、エッジエラーをみてもわかりますし、ジャッジングの傾向は試合をみないとわからないと思います。
トゥジャンプは、自分の経験で思っても、難しいジャンプです。例えば、フリップを跳ぶ時、多くの選手達はトゥを突いて離氷する前から回転を始めています。これを、正しいとするか、不正とするか、私にはわかりません。ルッツにしても、踏み切りの時に左のバックアウトエッジに乗らないといけないのはわかりますが、カウンタージャンプという性質を考えれば、助走でインエッジに入るのも良くないと考えることもできます。でも、それを現在のジャッジは問題にしないと思います。どういう基準で、どう採点(=減点)するかは、そのシーズンの方針次第なのかもしれません。

>>昨年夏のロシア合宿の映像でルッツを直したと報道された時、『ルッツを相変わらずエッジ全体を使って跳んでいる!』、と韓国メディアが報道していました。ルッツ(やフリップ)も問題があるとお考えでしょうか??

上記のように、問題があるかないかは、そのシーズンのジャッジの方針で変わるように思えます。私は、真央選手のトゥジャンプが完全無欠ではないと思いますし、ルールによっては苦労するかもしれないと心配しています。ただ、「エッジ全体を使っている」という、ご紹介された報道の意図はちょっとわかりかねます。

私自身がトゥジャンプを、今回マスターズでの評価を受けて、今までのスケーティングレッグのエッジとフリーレッグのトゥの両方を使っての踏み切りから見直しを迫られているところで、正直、正しいトゥジャンプをわかっていないと思います。ですので、自分の見解をお答えすることはできそうにないです。ごめんなさい。

強いて言えば、報道がそう言うのであれば、そうなのかもしれないのでは?と思う次第です。

日本のメディアがルッツを矯正できたというのなら、そうかもしれませんし、韓国のメディアがまだまだと言うのなら、そうなのかもしれません。真央選手自身も、自分は十分なレベルに達しているとは感じていないでしょうし...。

ファンである私としては、ジャッジの評価も気になりますが、とにかく「頑張れ!」と先ず言いたいですし、真央選手のジャンプは好きです。高くて軽やかに回りますので。踏み切りには課題があると思いますが、苦労しながらも頑張っている真央選手も、凄いと思ってます。


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