« 欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第4グループ) | トップページ | ボランティア »

2009年2月 1日 (日)

やはり、老化現象かな...?

昨年11月の終わりに、軽いオーバートレーニングの状態になってから、身体の変調を感じるようになった。脱力感はだいぶ回復しているのだが、調子は良くない。

いちばん変化を感じるのは、筋肉痛を覚えるようになったことだ。それまでが変だったのかもしれないが、私は、どんなトレーニングをしても筋肉痛を覚えない性質だった。一日中滑っていても、筋トレをやっても、途中での水分補給と休憩に腐心しているのもあるとは思うが、筋肉痛にはならずに済んでいた。それで、積極的にトレーニングができていたのだが。

ところが、最近は、トレーニング後に背中やわき腹、ふくらはぎに軽い痛みを覚えるようになってきた。あと、股関節も気になる。まだ、翌日まで持ち越すというほどではないが、以前とは違う体になったなと思っている。あと、疲労感も著しい。トレーニング中も、疲れを感じやすくなったし、トレーニング後に四肢が重いことがよくある。これも、最近の傾向だ。

今日も、6日ぶりに1時間だけリンクに降りられたが、スケーティングの練習中に体がしんどくて仕方なかった。ルーチンのフォアのスケーティングはこなせたが、今ひとつピリっとしない練習になった。身体のコンディションが悪いと、集中力にも影響するのかもしれない。

結局のところ、無理がきかない体になったということではないだろうか。これに、気力とか意欲も減退しはじめたら、更にブレーキがかかるのだろう。

基本的には、それでも良いと思う。私はプロではないし、アスリートでもないので、優先すべきことは他にある。いつも記すことだが、「できる範囲で、できるだけ」頑張るしかない。フィギュアスケートで見事な成果を挙げたとしても、ほめてくれる人はいない。いや、先生やクラブの人たちからは認めていただけるかもしれないが、あくまでも内輪の世界なのだ。子供達のように、これから外の競技の世界へと出て行くわけではない。私とて、選手登録はしているので、競技会に出る目標はあるが、それはあくまでもオマケみたいなもので、大人のフィギュアの努力は、自身の満足が一番の目的だと考えている。

「ジャンプ、スピンができたからといって、なんになるの?」と、いつも自問自答している。選手達のように、トリプルが跳べるからといって、拍手がもらえる世界でもない。そこのところだけは、私は間違えたくない。

もちろん、技術習得には、今後も頑張る。ジャンプで言えば、シングルルッツの精度を上げることと、シングルアクセル、ダブルサルコウを降りられるようになること、これは課題である。他にも、スピンやステップでも、練習しないといけないことは沢山ある。ゆっくりだとしても、ひとつひとつクリアしていきたい。でも、今までよりも、もっとゆっくりなペースになるかもしれないし、今までできていたことができなくなる可能性も、今後はあるかもしれない。私は、体重コントロールの問題も抱えているし...。このまま太り続けたら、やはりマズいだろう。

無理のきかない体になったというのは、おそらくは老化現象だと思う。40歳を過ぎれば、そういう時期がくるのだろう。でも、とても幸せなこととも思う。限られた体力や精神力のなかで、スケートにはどの程度配分するかを考えるゆとりを与えられたのだから。がむしゃらに練習し、全てを犠牲にして技術向上を目指す世界とは、違う世界で生きて良いというメッセージと、私は受け留めている。とにかく、「できる範囲で、できるだけ」頑張る。それ以外に頑張らないといけない事柄、たとえば、仕事とか、家のこととか...そこでも頑張れるだけの余力は残さないと...無理はいけないよ、ということなのだろう。

それでも、技術が向上するのなら、嬉しいが、ダメなら、それなりに受け留めていくだけだろう。枯れていくのも、人生かな...と。

専門が、高齢者への看護なので、この年齢で老化と向き合う経験ができるのも、仕事のうえではラッキーである。老化=退化ではないし、衰えながらも磨けるものはあるはずなので、そこに希望を見出していきたい。もちろん、ダブルは跳べるようになりたいが...しつこいか。

« 欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第4グループ) | トップページ | ボランティア »

思うこと」カテゴリの記事

コメント

大人スケーターは老いとの戦いですよね、常に。

でも、いいんじゃないですか?

趣味が本業より優先することは許されないのですから、
出来る範囲内でいいと私も思いますし、

私も、そのスタンスでスケートしています。


それに、スケートって、
「出来る範囲内」の調整が出来るスポーツだとも思うんですね。


ジャンプやスピンが無理なら、
アイスダンスという手段もある。

アメリカでは、
ソロのダンスもあるそうです。

いいですよねぇ。

マスターズでも、
ジャンプとかほとんどとばす、(ほぼ)スケーティングだけでプログラムを作っている人もいます。

見るだけって言うのもあるし、ただすべるだけだっていい。

最悪、他の趣味に行ったって、恥ずかしくも何ともないわけです。

そこら辺が、
子供と違って※、大人スケーターのいいところですよね。

ねくすとさんも、お気楽に頑張ってください(笑)

※ある程度の選手になると、自分の意志だけでは辞められない物ね。

老化=退化ではないし、衰えながらも磨けるものはある…すばらしい言葉です。先日生で聴いたアグネス・チャンの講演会での「いくつになっても夢をもちましょうよ。1つ2つはあるはずですよ。」を思い出しました。彼女も今年、漢字検定や日本語検定に挑戦するらしいです。私は、まだまだ退化し続けていて、いけないな~と危機感を感じています。

yuujiさん、こんばんは。
コメントをありがとうございました。

おっしゃる通り、子供達や選手達に比べれば、私達大人は選択肢がありますよね。ダンスは、私には向いてないと思うのですが、スキルに合わせてプログラムを考えていけるのは、マスターズなど大人向きの大会のおかげだと思います。

もしも、体の故障などで滑れなくなったら、私は将棋を習いたいと思っています。プロ棋士の棋譜が読めるようになったらいいなぁ...と常々思っています。今は、とてもそんな時間も元気もないのですが。

練習ができるというのも幸せなことだと思いますので、できるうちは、できる範囲で頑張っていきます。
マスターズで、yuujiさんにお会いできたらいいなと思ってます。

さっちゃんママさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

「老化=退化ではない」というのは、学生達に常々言っていることでして...ならば、自分で実証せねば...と思う次第です。「もう歳だから、スケート辞めた」とは、なかなか言い出せない立場です(汗。

機能的には衰える部分もあると思うのですが、それと向かい合うなかで、新たに獲得できるものもあると思いますし、あればいいなと願っています。

>>私は、まだまだ退化し続けていて、いけないな~と

そんなことないと思いますよ。ネットでバリバリコミュニケーションができるお母様って、すごく素敵だと、私は思っています。それに、お子様の成長=親御さんの進化ではないでしょうか?
さっちゃんママさんと、娘さんのご活躍を祈っています。

この記事へのコメントは終了しました。

« 欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第4グループ) | トップページ | ボランティア »

バナー

フォト
無料ブログはココログ