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2009年1月

2009年1月25日 (日)

欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第4グループ)

22:26~ 6分間練習。

登場から、会場は大歓声。ポイキオとレピストの二人が最終グループで登場。

23:32 6分間練習終了

(#19 イワナ レイトマエレワ スロバキア) 国内チャンピオン

母がコーチ。ピンクのノーストラップのワンピース。肌色のアンダーウェア着用。髪にも、お団子にピンクの飾りをつけている。首にもピンクのカラー。ヨーロッパのお嬢様という雰囲気。

曲は、ピアノとバイオリンが主のものだが、特にピンクをイメージする曲でもないと思う。合わないことはないが、演技というよりも、本人のイメージに合わせた色のような感じ。

スパイラルのビールマンはワンハンド。レイバック、ビールマンに近いが、足が頭上にはきていない。ドーナッツ、回転はゆっくりだが、頑張ってバランスをとっている。出た後、息があがっている。

FS 82.20SB 130.20 SB

(#20 ジェナ・マコーケル イギリス)

夫のヴァンデル・ペレンが写る。 2A幅がある。 3Lも高い。

衣装は、黒のパンツに金色の螺旋が入る。トリノのマイヤーか誰かが、似たような衣装だったように記憶している。スピンで回ると、螺旋が動くように見える。

「随分上手になりましたね。」(樋口)

風貌が、キャシー・リードに似ているようにも見える。

ストレートラインのエッジの使い方が上手になった。(村主) 何のターンをしているのか、わかるように滑っている。(樋口)

クロアチアのゴールデンスピンで、上手になったと感じたが、今日の方がずっと上手に滑っていた。(樋口)

FS 81.42  トータル 131.42

(#21 カロリーナ コストナー イタリア) 欧州選手権3連覇がかかっている。昨年の世界選手権2位 7年連続、7回目

コスチューム新しく変わっている(村主) 衣装は、白で長袖ワンピース。銀色のスパンコールで体幹の脇から背中に模様。スカートのしたに金色のフレアがある。

ジャンプの前の助走が長い。ランディングが少し乱れがち。3Fがダブルになる。

スパイラル、少し短かった(村主)

最後の2A、ハンドタッチしそうになる。

「音楽との調和、妖精ちっくな、愛らしさが、高得点につながるのでは」(樋口)

FS 114.06 SB トータル 165.42  トップに立つ

本当は、130点台を出したいのだろう。(樋口)

(#22 ライラ レピスト フィンランド) 国内では、一番高いランキングを持つ

黒のノーストラップ。スパンコールで幾何学的な模様。

3T+3Tの予定が、セカンド ダブルになる。 ルッツがシングルに抜ける。

3Rのランディングがハンドタッチしそうになる。

スパイラル短いかも。厳しいコーラーだととらないかも。(樋口)

「ポジションが綺麗。加点がもらえるスピンでは。」(樋口)

演技の最後の方は、歓声で曲が聞こえず。演技後、一部スタオベ。

「NHK杯の時よりも素敵になった。」(樋口)

「前半のミスを忘れさせるような、後半の演技。」(村主)

ジャンプの回転中、脇が開いている。

FS 110.7 トータル 167.32 コストナーを抜き、SPからの1位をキープ。

(#23 スザンナ ポイキオ フィンランド)

会場は、レピストの点数から続いて盛り上がる。

黄色のメタリックなワンピース。両肩のストラップは銀のスパンコール。曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番だと思う。

ルッツとフリップがダブルになる。2Aは高い。

「指先までしっかり伸びているので、スケーティングが綺麗に見える」(村主)

「フィンランドの選手達はスケーティングが綺麗。水がきれいだからと、僕達は言っている」(樋口)

大歓声で演技を終える。国内第一人者の貫禄の演技という感じ。日本で言えば、村主(姉)選手のポジションか。

「ルッツは引き上げが足りなくてダブルになった。」(樋口)

観客、手拍子で、得点を催促。

FS 100.25 SB  トータル 156.31 第3位に立つ。2位はコストナー。

(#24 カタリーナ ゲルボルト ロシア)

コーチはミーシン。鼻孔を広げるためのテープを鼻梁に貼っている。

カルメンだが、安藤選手のと同じ導入。その後、ビットの導入の部分と同じになる。NHK杯では、ビットと同じところから始まったと思うが...。6分間練習中に、ビットにちなんで母親がカタリーナと名づけたと紹介されていた。NHK杯でも、この選手の演技後に、30周年記念で招待されていたビットが、伊藤みどりさんと一緒にモニターに映されていた。

衣装は、白のノースリーブ。黒の大きなスポットが全体にあり、牛をほうふつとする。闘牛のイメージでもないと思うが。腰の帯と髪飾りの赤がアクセント。

アップの時に見ると、鼻からカテーテルが出て、それを鼻梁で留めているように見える。小林さんが、蓄膿のような症状があると言われていたので、排膿の治療の最中かもしれない。それで試合というと、大変だったのではないだろうか?

FS 88.43SB トータル 137.05 6位。

順位が出ると、観客から歓声があがる。

フィンランド勢、1位 レピスト 3位 ポイキオ 5位 コルピ

「コルピ選手、中断があったが、よく立て直した」(小林)

試合終了 ~0:25                

地元選手の活躍で、盛り上がった試合になったと感じた。

0:29~ 表彰式  ファンファーレは、ISUのものだと思う。日本の大会でもよく聴くもの。照明は、青。

なんと、リンクサイドで炎が焚かれている。結構派手に燃えている。表彰台も赤で、バックに炎をイメージしたと思われる、オブジェが飾られている。

レピスト、スタンディングオベーションで迎えられる。3位のポイキオになるとリンクの照明が赤くなっている。台にあがると、再び青の照明になる。かなり凝った表彰式。

0:35~フィンランド国家斉唱。フィンランド国旗が二つ掲揚される。もう一つは、イタリア国家。厳かな曲調の歌。さすがに、北欧の国。

「フィギュアスケートの大会で流れることのなかったフィンランド国家が流れました。」(小林)

コストナー、スピン一つ、カウントされなかった。レピストとの点差は2点なかったので、この差ではなかったか。(小林)

コンビネーション、二つ目がカウントされなかった。(小林)←これが、誰の話かはわからず。

0:38 ビクトリーラン 選手にプレゼントを渡す人はいない。

     照明が明るくなってわかったが、リンクサイドで焚かれていた炎も、吹流しに下から上へ風を流しているオブジェに、照明をあてていたもののよう。さすがに、本物の火は、会場内では使わないだろう。

「(レピストのプログラム)素敵なプログラム」(小林)

「コストナーのプログラムも素敵だった。」(樋口)

~0:41 中継終了

        

                                  以上。

※ 試みとして、ライブのレポ打ち込みを同時にやりましたが、モニターを観ながらだと、ジャンプの見逃しが多いです。でも、これは、録画中継で見直せばいいかなと思います。解説で、技術的なポイントを沢山語って下さったので、それを記録に残せたのは、大きな勉強になると思います。

 点数や、衣装など、急いで入力したので間違いがあるかもしれません。点数は、ISUのサイトや、他の方々のレポートや速報を参照していただけたらと思います。

 少しでも、ライブ感のあるレポートとして読んでいただけたら嬉しいです。

 明日も、昼間に全米選手権、女子FSのライブがあるのですが、練習の予定なので、録画を観たいと思います。

2009年1月24日 (土)

欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第3グループ)

22:32~ 第3グループ6分間練習開始

フィンランドのコルピ登場で、会場が沸く。フィンランド国旗もはためく。実は、第一、第二グループの時にも、選手の演技中に旗がひらひらしていて、ちょっと気になっていた。

「ドイツのディートルトは、コストナーと同じコーチに変わった」(小林)

樋口さん、多分、飴をなめながらの解説?咳止めか?

コルピの紹介ビデオ(番組製作)のBGM、マキシムの”ジプシー・メイド”。作曲は、ヴェルディだったと思う。

背部のストレッチ中のコストナーが映る。ISUのチンクワンタが会場で紹介される。

22:40 競技開始

(#13 アネッテ ディートルト ドイツ) 25歳 国内チャンピオン

サンサーンスの白鳥。衣装も白。スカートが灰色がかっている。

「よく滑る、美しいスケーターの一人」(樋口氏)

トリプル決まっているが、エッジで降りている。樋口氏、飴をしゃぶる音が聞こえる。

2A+3T スパイラル中、ワンハンドでキャッチフット、もう一つの手で羽ばたきを表現。

サーキュラー、フリーレッグと両腕の表現が豊か。表情も笑顔。演技後、会心の表情。

「グランプリシリーズ、4回転倒というのがあったが、今回はすごく良かった。」(村主)

「随分、髪を短くした」(小林)

FS92.92SB トータル 136.98 SB

(#14 アレナ レオノア ロシア) 18歳 国内5位 初出場。

1位、2位が年齢満たないので、国内代表になる。衣装は黒で、銀色の飾りが前面につく。

3F+2Tきれいに降りる。 3L高い。「eか!つくと思う」(樋口)

「高さないが、回転速度が速く、キレがある」(村主)

「軸を出すのが上手」(樋口)

スパイラルのポジションで、柔軟性がないこと、樋口氏指摘。

3S+2T+2R 「よくコントロールされたジャンプですね」(樋口)

3T→2Aの2Aでオーバーターン。本人苦笑い。場内から大きな手拍子。曲は、聴いたことがあるのだが、題名知らず。ラテンっぽい、クラシカルな雰囲気の曲。演技後、ガッツポーズ。感極まり、涙。

FS 98.91SB  トータル143.99  セヴェスチャン抜き、トップに立つ。

(#15 キーラ コルピ フィンランド) 20歳

大歓声で迎えられる。序盤、時計回りのバッククロス中に転倒。フェンスにぶつかる。腰を強打し、動けず、曲中断。立ち上がり、笑顔を見せる。コーチのところに行き、再開。

「クロス中にエッジが重なったのではないか」(樋口)

再開後は、会場から手拍子。ルッツは抜ける。3S+2T,3Rはきまる。

曲は、オーケストラで、プリミティブな感じ。現代曲風(野獣派の雰囲気みたい)。スローパートはモダンっぽい。衣装も、黒に銀のスパンコールで、現代の都会風。最後のコンビネーションスピンで、顔を上気させている。

演技終了後、フィンランドの旗がたくさんはためく。

FS 91.41(減点3) ト-タル 139.01

(#16 イリーナ モフチャン ウクライナ) 18歳 国内初優勝

ブロンドのポニーテールが、顔の前にかかりそう。上下黒で、下はパンツ。上は、タンクトップ(?)。胴の部分はシースルー。

ジャンプの抜けが多い。スピン、スパイラルでポジションが雑。曲は、キダム。演技途中から、顔が真っ赤になる。「後半に、スケーティングが滑らなくなる。」(村主) 「もう少しスケーティングが良くならないと、4分間滑るのは苦しいかもしれない」(樋口)

「アクセルで、フリーレッグが横から出ると抜けてしまう。」(樋口)

FS 65.04 トータル 111.52

キス&クラのデザインは、毎日変わるらしい。(小林)

(#17 ネラ シマオバ チェコ)20歳

衣装は、ややくすんだ緑。背中と胸にパープルのスパンコールでの飾り。

クロスが小さく、伸びがない。シットは、バックエントランスから。

Y字でBI→BOのスパイラル。「チェンジが難しいですよね」(樋口)。

ジャンプは、ダブル中心だが、スピンが得意な選手のよう。

「ジャンプ以外のものは、丁寧にやっていた。」(村主)

「もう少しレベルの低い大会では、よくみかける選手」(樋口)

「(フォアアウトの支持あり)このスパイラルは素晴らしかった」(小林)

トータル 120.61

(#18 ツブバ カラデミル トルコ) 毎回出場で、8回目。

SPでは、フリップでeつく(小林)

フリップ転倒 「これはやっぱり、eマークついてもおかしくない」(樋口)

トゥを突く位置が近すぎるように見えた。

長身で細身。演技に表情(顔でなく、表現での)がついている。雰囲気が、武田選手に似ているような...。

練習環境を求めてカナダに移ってきた(小林)

FS 84.59  トータル 130.85

第3グループ終了 ~23:25

欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(オンラインリザルトについて)

中途ですが、一度アップします。

22:20 現在整氷中。 

    第3グループ開始は、22:32(現地 15:32)予定(番組テロップより)

    番組は、女子選手の録画を流している。おそらく、SPだと思う。FS#1のスェーデンの選手のよう。#8のフランスのディディエのSPも流れる。曲は、ピンクフロイド?

 フィンランドは、フィギュアはあまり人気なく、アイスホッケーやスキージャンプ、モータースポーツが盛ん。

オンラインリザルトは、ISUのサイトにあります。

http://www.isuresults.com/results/ec2009/SEG004.HTM

です。もしも、気になる方がいらっしゃったら、ご覧下さい。

次のアップは、第3グループ終了後になると思います。

欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(グループ2)

21:20頃 第二グループ 6分間練習

セヴェスチャンもスパイラルレベル1だった。(小林) チェンジエッジの時にワンカウントしてしまい、後が2カウントになっているのでは?(樋口) 

イタリア、マルケイが欠場。「コストナーが頑張るので、枠が複数あり、若手に機会がある」(村主)

(#7 ユリア・セヴェスチャン ハンガリー) 2004年欧州チャンピオン 98年から世界選手権出場。

シアンが入ったような緑。両腕に筒のようなものをつけている(貴婦人風?)。宮本亜由美選手が以前、同じような腕の衣装を着けていた記憶がある。音楽は、チェロ?のソロ+ストリングス。映画音楽風?

3L+2T+2R 高い。 3F回転不足(樋口)で転倒。 3L信じられないくらい高い。

FS 91.15  トータル134.47SB

(#8 キャンディス ディディエ フランス) 21歳 2年ぶり 3回目の出場 前回21位

フランス国内で5年ぶりにチャンピオン。ラヴェンダー色のの袖のあるワンピース。曲はトッカータとフーガのポピュラー調。

「高くはないが、回るピッチ速い」 「ルッツeマーク付くかも」(樋口)

細身、シズニーみたいな感じ。ステップに流れがない。同じ指摘を村主氏も言う。

「反対回りも入れてます(スピン)」(村主)。 トリプルジャンプを多く降りる。

「これだけ跳べるフランスの女子選手は久しぶり」(樋口)

「グランプリシリーズのフランス大会でも頑張っていた」(村主)

キス&クラでも、息が荒い。

FS 81.23  トータル 124.07

(#9 ステファニア ベルゾン イタリア) 18歳 2年連続  国内3位

今シーズンはジュニアと掛け持ち。アイスダンス出身。(小林) ピンクのワンピース、半袖。演技始めの踊りが細やかで、表現豊か。バレエジャンプから3T+2T

ドーナッツからキャッチフット(ビールマン風)。樋口氏、「なんというのでしょう?」と表現に困っている、ユニークなポジション。キャッチフット風のビールマンスピン(ワンハンドで、もう一方の手が腿を持つ)が回転速い。2Aに苦労している。

「ダンス出身ということで、姿勢美しくて、とても良い」(村主)

FS 77.03  トータル118.97 「2A入らなかったのが...」(村主)

 

(#10 フランチェスカ リオ イタリア) 18歳 初出場 国内第二位 #9の選手と同じコーチ

水色のノースリーブのワンピース。両肩ストラップ。

黒髪だが、マイズナーに似た雰囲気。

「この選手は、5種類のジャンプを用意しているのでは」(樋口)

ジャンプはまとまらず。曲は、ピアノとストリングスの静かなもの。エチュード風?表情が涼しげ。

「イタリアも強くなってきましたね」(樋口) サーキュラー、しっかりエッジに乗っていた。(村主)

FS 77.37SB  トータル 119.61

(#11 エレナ・グレボワ エストニア) 2年ぶり 4回目 昨年は膝の怪我で欠場。

SPで3T+3Tを跳んだが、回転不足をとられた。(小林) 

曲は、カルミナ・ブラーナ 黒のワンピースで、スカート部分はシースルー。下に緑のスカートを重ねている。髪もまとめてあり、シックな雰囲気。

「3秒までの間が短い感じがします」(樋口)

「3S 左肩が先に回ろうとして、軸が右の外に行ってしまった」(樋口) 3S転倒。

'07年の東京ワールドで、ボヘミアンラプソディーを演じた選手だと記憶している。

姉はペアスケーター(小林)

FS  84.68  トータル 128.36

(#12 テオドラ ポスティッチ  スロベニア) 22歳 2年連続 4回目 過去は30位代

青のワンピース。ジャンパースカートみたいな形。腰の周りに赤い飾り。靴がベージュで、ブレードが金色。

2T+2Tのセカンドで腕を挙げる。加点要素と樋口氏。

「右肩が下がって回りきれなかった。」トゥループでパンク。

スパイラルは、挙げてからジャッジはカウントする。挙げている間をカウントしてはいけない。(樋口) プログラムにトランジッションがない(樋口)

「疲れているのが見えると、(PCSの)パフォーマンスが低くとられてしまう」(樋口)

FS 71.64 トータル114.95

~22:15 グループ2終了

Jスポーツのスケート番組のアイキャッチが格好良い

次は、第3グループが終了したらアップします。

欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(グループ1)

20:05からJスポーツでライブ中継されている、欧州選手権女子FSを観ています。翌1時までの予定ですが、随時レポートを入れていけたらと思います。頻繁なリロードは避けた方が良いと思いますので、リアルタイムではなく、整氷時間などを利用してアップしていきます。

実況は小林千鶴さん、解説は樋口豊氏と村主千香さん。三者とも、スタジオからの放送だと思います。放送中のこぼれ話や、思わぬ選手の発見などがあるといいなと思います。睡魔と闘いながら観ていきます。敬称は略させて下さい。

20:05~

<SPのおさらい>

レベルがとれていない。(小林)

スパイラルでレピスト、ポイキオ、コストナーがレベル1だった(小林)

ジャッジの顔ぶれからは、それほど厳しい人たちとは思えないが...。(樋口)

コストナー、場内の赤ちゃんの声が聞こえて演技が乱れたが、言い訳にならないと本人も言っていた。(小林)

ポイキオ、姉がコーチ。スパイラルとコンビネーションスピンレベル1。(小林)

スタジオでの説明中のBGMは仮面舞踏会、先ほどはチャルダッシュも流れていました。

<会場より>

フィンランド ヘルシンキのハルトバルアリーナ。すり鉢状で四方にスタンド席。大きさは代々木くらいで、雰囲気は長野のビッグハットのような感じ。席は青で、クッションがある感じ。

ゲデバネシヴィリ、25位でショート落ち。ステップでの転倒が残念だった。(小林、村主)

フィンランド、直行便で9時間半。日本に一番近い欧州と観光局は言っている。(小林)

(審判団紹介)

テクニカルスペシャリスト、黒髪にワンレッドのメッシュが入っている、スタイリッシュな雰囲気。「この方です」と樋口氏。アシスタント・テクニカルスペシャリストは、東ドイツの元世界チェンピオン。(樋口)

20:30~ 第一グループ6分間練習(現地時間 24日13:30 日本と時差はー7時間) 

第一グループでは、初出場二人(小林)

<第一グループ>

(#1 ビクトリア・ヘルゲソン スェーデン)

20歳、国内三連覇。ロシェットに似たタイプ。ジャンプ高く、回転速い。ジャンプは全盛期のセヴェスチャン的? 軸がきれい。衣装は蛍光ピンク。荒川さんのユーレイズのような形。

スパイラル(時間不足ー樋口)や表現は、荒削り。3Tで転倒だが、笑顔。妹もスケーターで母がコーチ。

(#2 ジュスナー オランダ)16歳。初出場。

先生はハンガリー人。ブルーのジゼル風の衣装。髪のお団子の周りに金のリボン。リップ2回転でパンク。音楽はオペラ座。足の踏み出しが荒い。ノービスの子の様な滑り。3R2回転倒。3S成功で、観客から歓声(ちょっと回転不足でしょう。でも、彼女としては頑張ったのでしょう。-樋口)。レイバック綺麗。サイドレイズからヘアカット。

トータル 103.28

(#3 ソニア~? スペイン)

水色ワンピース。胸に大きなV字の切れ込み。もちろん、アンダーウェア着用。黒髪を後ろで束ねて、ワーグナー風。3Fで転倒、痛そう。音楽は、ガーシュイン、ラプソディーinブルーだと思う。ストレートラインのポーズ綺麗。樋口氏からはターンが跳んだり、入り口と出口のアンバランスなど、評価が厳しい。

ジュニアのグランプリシリーズでは、一桁の成績を残している。(小林)

fs61.26 トータル101.70

(#4 ケルスピン フランク オーストリア) 20歳 初出場。

国内、シニア2位。チャンピオンはシニアの年齢に達していないので出場。

2Aとても高い。青のメタリックのノースリーブのワンピース。続くジャンプは、ダブルが多い。「アウトサイドでのアップライトスピンは難しい」(村主)。ジャッジ前で3S+1T ステップアウト、苦笑い。

「走って跳ぶで、つなぎがない。構成に問題」(樋口)

「ストレートライン、エッジに乗ってない。」(村主、樋口) バランスはよくとれていたように思えたのだが...。このあたりの解説、とても勉強になる。

演技後、舌を出している。「スケート、続けて上に行くのは難しい。過酷な競技」(小林)

FS 65.29  トータル104.92

(#5 イザベル・キーマン   ベルギー)25歳

シンクロナイズドスケーティングもやっている。オレンジ。ワンショルダーのワンピース。ボールルームダンス風のストールがなびいている。スカートは淡いオレンジ。演技中、邪魔にならないだろうか?サルコウ2回転。彫りが深く、やや褐色でインド系の雰囲気もある?長身で脚が長い。3Tは降りる。「チェンジエッジ(スピンの)が中途半端」(樋口)。

音楽は、大陸風の紀行番組のBGMのような感じ。

トータル96.54

(#6 キャリー・ロバートソン イギリス) 19歳スコットランド生まれ。国際舞台は初めて。

コールされると、会場から歓声。イギリス応援団? 音楽は、ムードミュージック風。ワインレッドのノースリーブに、白のスパンコールがちりばめている。

2A 3S「入り方、工夫されていて綺麗」(村主) 3T と降りる。ストレートライン、ターンが入っていないように見える。2Lでフェンスにぶつかる。「ああいうのは減点になりますので、避けたいです。」(樋口)

後半は、ダブルジャンプが続く。疲労がみられる。レイバック→ヘアカット→ビールマン「にはならないと思います」(樋口)。「荒っぽさが目立っていた」(村主)

樋口氏、ムセ込んでいる。

FS 64.08 トータル 104.44

※ 次は、グループ2が終了後にアップします。グループ2には、ユリア・セヴェスチェン(ハンガリー)がいます。「こんなところで滑っちゃいけない選手です」(樋口)

新プログラムの曲かけ開始

”新プログラム”と言っても、昨年5月のマスターズ後から振付をしていただいた、”アフリカンシンフォニー”なのだが、1級合格を機に、クラブ貸切練習での曲かけをしていただくようにした。

エレメンツが全然できておらず、曲かけができる段階ではないのだが、もう始めないと5月のマスターズには間に合わなくなるので、見切り発車の開始でもある。ジャンプやスピンはやる真似をするだけで、もっぱらエレメンツの間のつなぎだけを一生懸命やっている。それだけでも、結構大変なのだ...。

曲のテンポが速く、2分30秒フルに全力滑走でないと、どんどん曲においていかれてしまう。幸い、息が切れることはないが、つなぎのランで曲が聴けるように慣れておかないと、とてもじゃないが、ジャンプやスピンを入れることはできないだろう。だから、1月はジャンプやスピンは諦めて、とにかくエレメンツを入れる場所を覚えながら滑ることを目標にしている。曲かけを繰り返しながら、少しでもゆとりができてきたら、一つずつジャンプを入れていこうと思う。スピンは、後半にシット→スタンドの姿勢変化と、クロススピンが予定されているが、全然できないので、プログラムに入れるのは当分先になると思う。

ジャンプも、シングルアクセルはまだ降りられないし、ダブルサルコウも全然だ。もしかしたら、5月に間に合わないかもしれない。そうしたら、来年も同じプログラムにして再挑戦をすれば、いいかなと考えている。できる範囲で、できることをするしかないから。

今、集中的に練習しているのは、スパイラル・ステップシークエンスだ。

予定では、前半のダブルサルコウのあと、フォアスケーティングで勢いをつけてから、LFOスパイラル(ノーマル)→イナバウアー(LFIが前足で時計回り方向)→両足でのターン(ジャズダンスのペンシルターンorバレエのストゥニューみたいな感じ)→RFOスリー→反時計回りのバッククロス1回→LBOスパイラル(ノーマル)→RBOダブルスリー→LBIでチェック→RBOダブルスリー→ストレートライン前のポーズ

という感じ。イナバウアーは現在練習中だが、股関節が開かないので、後ろ足(RBI)を思いっきり削っている。はっきり言って、イナバウアーではなく、ランジ滑走...になっている。でも、最初は滑らずに削るのはいつものことなので、慣れてきたらきっと後ろ足の滑る場所(=重心の乗り位置)もわかってくると思う。多分、できるようになると思うし、できなくても、イナバウアーは一瞬なので、転ばずに次のターンにつなげられればいいとも考えている。

とにかく、ジャンプ・スピン以外にもやることが一杯なので、やり甲斐のあるプログラムをいただけたと感謝している。ジャンプやスピンが主菜だとしたら、つなぎの部分は料理を盛り付ける器だと思う。とにかく、この部分をしっかりできるようにしたい。

”アフリカンシンフォニー”なので、サバンナを駆け抜けるランドクルーザーのように、力いっぱい滑れれば、きっと楽しいと思う。

MOIでの安藤選手のように、ジャンプなしでも映えるプログラムだと思うが、スピンも抜いたら...怒られると思うので、頑張りたい。まだ、時間はある!!

1月のテレビ放送(追加)

こちらのエントリーの情報の追加です。

<1月27日(火)>

名古屋フィギュアスケートフェスティバル 

  東海テレビ 0:45~1:45

<1月28日(水)>

世界わが心の旅アンコール「ウクライナ 精霊たちが踊る舞台」

   NHK ハイビジョン 8:00~8:45

 番組紹介を見ると、キエフのバレエ学校と民族舞踏がテーマで、フィギュアは関係ないようですが...個人的に興味があるので...。キエフのバレエ学校と言えば、ボリショイ劇場のスヴェトラーナ・ザハーロワがワガノワバレエ学校に編入する前に在籍していたのではないかと思います。彼女も、民族舞踏を教わった経験があったと、インタビューで読んだ記憶があります。

 案内人は、漫画家の山岸涼子です。「アラベスク」で有名ですが、第二部が開始した「テレプシコーラ」は私も読んでいます。

<1月29日>

俺達フィギュアスケーター

  WOWWOW  3:50~5:25

※WOWWOWのオンライン番組表は、午前4時で一日を区切るのでややこしいです。おそらく、29日午前3時50分開始で間違いないと思いますが、予約録画を考えていらっしゃる方は、EPGで予め確認して下さい。

    以上です。また、情報がわかりましたら、ご報告します。

2009年1月22日 (木)

片足で滑るということ(その2)

「片足で滑ること」というエントリーが、こちらにもあります。

最近、自分の滑走をビデオに映してもらっているが、それを見て思うのが「高木ブーにそっくりだな...」ということだ。ブーさんは、私も好きな芸人なのでそれ自体はショックではないが、以前、2ちゃんねるで私の容姿などについてさんざんな言われ方をされたことがちょっと気になっている。一昨年前の目撃情報なので、どの場面で私を確認したのかはわからないし、目撃されたのが本当に私だったのかもわからない。でも、書き込みを読んでいて別人とは言いがたいとも感じていた。かなり傷ついたが...。

ただ、容姿で勝負しようと思うのなら、40歳間近からフィギュアスケートを始めようなどとは思わない。体型についても、ある程度の努力はしているが、痩せないのなら仕方ない。「自分のできる範囲で頑張る」がモットーなので、今の体型を劇的に改めることは目指していないというのが、正直な思いだ。なので、ネットに動画をアップすることをしないのが吉だということはわかっている。何も、自分から批評の燃料を投下することはないのだから。

それでも、メリットもある。大人初心者のレベルで練習の目安となる映像があれば、同じように練習する人の励みやイメージ作りに役立つと思うのだ。練習のためのイメージを作る映像と言えば、DVD付きの教則本が山田満知子先生の著書で出ていた。ところが、現在は、amazonでは新品の流通はないようである。最近、東京女子体育大学の大森芙美先生の監修による「華麗に舞う!魅せるフィギュアスケート50のポイント」という本も出たが、あまり初心者向きではないと思う。見開き1ページでひとつの技の紹介をしているが、それぞれの技に共通して必用な事柄、例えば、片足滑走とか、上半身の安定、身体の捻り動作について検討している部分がそれほどないように思えるのだ。これらについては、本の終わりの方でオフアイストレーニングとして扱っている部分もあるが、氷上での動きとの関連はあまり書かれていない。

技以前の基本動作について、氷上で考えなければ、いつまでたっても「出来ない」ままで苦労する人もいるのではないかと思うのだがどうなのだろう...?

このブログを始めたきっかけも、その思いからだった。大人初心者のために、大人の視点からフィギュアスケートの技術を考えてみたいというのが、このブログの原点である。昨年12月からは、観る側からのエントリーも増やしていくように方針を変えたが、技術について考えていくという試みは、今後も続けていきたい。でも、文章だけで表現することには限界を感じてもいる。やはり、画がないと、読んで下さる人もわかり辛いのではないだろうか。絵心のない私では、グラフィックで説明することは無理だ。そうなると、モデルを使っての写真や動画となる。誰がモデルになってくれる...? 自分しかない。

だから、自分の滑走を動画で掲載するしかないと思う。

リスクはかなり感じるが、まずは試みてみようと思う。自分の滑走なので、正直、マズい部分や見本にならないところも多々ある。そこは、文中でも指摘したりして、反面教師になるように工夫していきたい。上手な滑走の見本を出したいのではない。そうではなく、大人初心者にとって、大切な部分を抜き出した動作を記録にしたいのだ。例えば、このようなものなのだが...。

容姿と体型については、自分でもよくわかっているので、突っ込まないで下さい。

なんということはない片足滑走だが、これがフィギュアスケートの基礎だと私は感じている。まっすぐ、片足で滑ること。これができないと、ターンやステップ、あるいはジャンプ・スピンでとても苦労するように思うのだ。とにかく、片足でバランスをとれること、このスキルに特化したスポーツがフィギュアスケートとも言えるかもしれない。フィギュアスケートで、両足に重心をかけて行う技は、トゥジャンプの踏み切りとスプレッドイーグル、それとイナバウアーくらいではないかと思う。他は、瞬間的には両足を氷に着けるが、常時片足でバランスをキープするのがフィギュアスケートのような気がする。

でも、たいていの教則本は、片足バランスの重要性についてはあまり触れていない。どんどん先に進んでしまう。これは、リンクの教室でも同じような感じを受けている。多くの読者や生徒を想定しないといけない世界では、それに合わせた進度が設定されているので、技以前の動作について、細かな説明をしているゆとりはないのかもしれない。でも...氷の上でバランスをとれることの大切さは、私は強く伝えたい。

例えば....。

息も絶え絶えというか、見ているだけで暑苦しい動きではあるが...スミマセン。

この時の撮影では、私が普段の練習でルーチンで行っているフォアスケーティングの動作とセミサークルを撮っていただいた。フォアスケーティングは、全て、Dydoのロゴのところから始め、1周半して撮影者の前で終了という形をとった。リンクの一般営業が開始した直後から、リンクが混み始めるまでの30分間で撮影したので、全ての動作が一発撮りだった。ほとんど、ゲリラ的な撮影とも言えるかもしれない。

そんなあわただしさの中だったので、動画の左フォアでのスネークは、1周したあたりで失速して、そこから半周したあたりで止まってしまい、撮影者のところまで戻れなかった。でも、私的には、とても大切な画を撮ってもらえたと思う。

”失速しても止まらない”

これは、フィギュアスケートの極意かもしれない。片足スネークで、ダイドーのロゴまでで周回コースを1周したが、コカコーラのロゴのあたりで、小さな女の子を避ける間に失速してしまった。でも、そこから半周近くは、青息吐息ながらも前へ進んでいる。すぐにはバランスを崩さなかったのだ。そして、無理にでも推進力を得るために、身体の左側に軸をとり、頑張って左右に捻っているのを認めていただけると思う。他の滑走者の方々の顔の映り込みがあったため、編集してあるが、失速から左軸の動きでかろうじて前へ進んでいる距離は結構あった。

もしも、身体が元気ならば、膝や足首をもっと動かして更に推進力をあげていけるのだが、周回を1周以上したら左足から臀部にかけて痛みを覚え、ほとんど棒立ち状態になっていた。なので、膝の屈伸が全然使えていない。それでも、捻り動作だけで推力を得られ、片足でのバランスを保てることは、私にとっては非常に大きな発見だった。普段は何気なく行っている動作だが、映像で見て再確認できたのだ。

もう少しだけ例を見ていただけたら...と思います。

コンパルソリの練習中に、初速(蹴り出しの速さ)よりも、終速(反対の足に蹴り替えをする直前の速さ)の方が速い感じがすることがあったのだが、この動画を見て、半円の後半に足を前に出すと、わずかだが速度が増すように見える。初速<終速というほどに顕著ではないが、少なくとも減速はしていないと思うのだが...。(ただ、この映像では、反対の足に蹴り替えをする時に、”基本姿勢”ー両足を後ろT字にして直立するーに戻していないので、その点はコンパルソリとして正しくないことは、記さないといけないと思う)。

セミサークルの滑走中は、蹴り出しの時に得られたエネルギーが、カーブに合わせた身体の捻りや重心の乗せ方の微妙な変化によって、推力に変わりやすくなっているのではないかと、私は考えている。エッジが氷を削って摩擦として減衰しないように、絶えず氷を気遣いながら滑ることにより、小さなエネルギーでも推力に変換され、そのおかげで片足バランスが保たれているとも言えるかもしれない。

片足でバランスを保つためには、エッジと氷との関係を感じながら、身体の軸と捻りとを上手にコントロールすることが求められると思うのだ。エッジコントロールや身体の捻りと、氷上でのバランスとの関係が上手くいくと、氷から力をもらっているような感じになる。これは、私の感覚なのだが...でも、氷と仲良くなれると、誰でもスケートが楽しくなると思うのだ。練習していると、きっと感じる時があると思う。(赤字 '09年1月24日追記)

最初に挙げた、右片足での滑走も、右腕を前に出すことで右肩と右下半身(=スケーティングレッグ)との間に、少しだけ捻りの関係をつくり、それによって安定を図っている。捻りをつくると軸が安定しやすいと思うのだ。もちろん、両腕を開いて捻りができない状態でも片足滑走はできるが、こちらの方がエッジコントロールは難しいように思う。

この、捻りを上手に使うことで推力を得ることは、片足でのスリーターンでは、ひとつのコツになると思う。スリーターンで捻る、捻らないというのは議論の対象となるが、捻る方がターンしやすいというのは共通の認識があるのではないかと感じている。捻ることに頼りすぎるとエッジコントロールが疎かになるという心配もあるが、捻りがある方がターンの軸は安定しやすいと思うのだ。

なので、片足スリーターンを考えるのなら、やはりセミサークルの練習は欠かせないと思う。セミサークルは、単に片足で半円を滑るだけではない。カーブに合わせて上半身のローテーション(捻りや戻し)が重要になる。これがタイミング良くできると、滑走中に推力を失うことなくスムーズに、ロングアクシスに戻れると思うのだ。このローテーションの感覚を覚えていると、無理なくターンに入れるような気がする。

長々と記しましたが、ポイントは次の二つです。

1.滑走中に捻りとエッジのコントロールを上手に行うと、小さな力でも推力を失わない。

2.体の捻りは、運動軸を安定させるのに大切である。

この二つを大切にすると、片足で滑走する時間を長くできるし、片足滑走がフィギュアスケートの基本でもあると考えています。

スリーターンについては、今後、また検討していきたいと思います。スリーターンの前提となるセミサークル(ハーフサークル)については、近日中にエントリーをアップできたらと考えております。文字だけのエントリーとしては、こちらがあります。

あと、普段行っているスケーティングの例として、両足のスネークとインサイドロールを挙げます。両足スネークは、片足よりも簡単だと思いますが、スネの前側の筋肉をかなり使います。いわゆる、”足裁き”に重要な筋肉ですので、片足スネークだけでなく、両足スネークもルーチンでの練習に入れておくとメリットは大きいと思います。

インサイドロールは、東京でのスケート仲間の方に教えていただきました。「風呂の戸をガラっと開けるような腕の動き」がポイントとのことでした。このスケーティングも、捻り動作で推力を得るものだと思います。インエッジでの蹴りも重要ですが、弧(周回中ですので、半円ではないです)の後半で、捻りで貯めたエネルギーを推力として解放させていく感覚が大事だと感じています。グイグイと進んでいくのが楽しい練習ですが、コーナーでのクロスのタイミングを間違えると、エッジが氷から弾かれて転倒したりもするので、注意も必要です。慣れない時には、結構怖い転び方をしたこともありました。

動画を見て気が付いたのですが、背中側に回す腕が下がり気味になっています。これは、軸を保つうえでは良くないと思いますし、見た印象も悪いです。気をつけないといけないなと思いました。サルコウの踏み切りの時も、右腕が下がりがちになると先生から指導されますが、もしかしたら、同じ癖なのかもしれません。

2009年1月18日 (日)

'08年全日本道中記(その2)

道中記のその1はこちらです。

<12月26日(大会2日目)の続きです>

今から振り返っても、予定よりも出発が一時間遅れ、更に長野への列車の到着も30分も遅れたのに、なぜ、女子SPの第2グループから見られたのか、不思議に思っています。13時から始まったアイスダンス競技とシンクロ競技で、私の予想以上に時間が必用だったのかもしれません。いづれにしても、村主選手や浅田舞選手の演技も観られて良かったと思います。

競技会そのものの報告や感想は、既にエントリーにあげてありますので、そちらをご覧下さい。大会2日目のものとしては...全日本観戦期('08.12.26.金)というエントリーがあります。

会場に15時前に着き、男子FSが終わったのが22時30分くらいでしたので、7時間以上スケート会場に居たことになります。正直、女子SPが終わって男子FSが始まるのを待つ時には、「まだ半分かぁ...」と思ってしまいました。”一粒で二度美味しい”というチョコレートCMのコピーがありましたが、この日は、1度に2日分の競技を観たというハードさでした。

会場を出た時には、とてもバスで移動する元気もなく、ホテルの場所も知らなかったので、タクシーの順番を待って、ホテルに連れていってもらいました。チェックインを済まし、部屋でホっと一息をついた後は、まだ寝ずにパソコンを出し、ブログの書き込みを始めました。そうして緊張がほぐれてきたら、むしょうにお腹が空いてきました。会場では、売店でポタポタ焼きという、お餅に醤油をつけた食べ物が美味しかったのですが、それくらいしか食べていませんでした。同じところで買った”トッポ”は未開封のままでしたので、それを食べ始めましたが、焼け石に水で、結局ホテルの外へコンビニを探しに行きました。ところが、全然見つからず、軽装のままだったので寒さに凍え始め、仕方がないので、ホテル地下のバーに飛び込みました。そこで、パスタを出してもらい、カンパリソーダを一杯だけ飲みました。たまたま、同じカウンターに居た人も、全日本観戦で来ていたということで、ちょっと試合の感想や翌日の予想などを話しましたが、どうにも、私はバーに慣れていないので、皿とコップが空いたところで失礼しました。料金は\2,500。深夜の酒場的に妥当な額なのかはわかりませんが、これだけの金額なら、もっと腹いっぱい食べたかったと思いました。

その後は部屋に帰って気が付いたら寝てました。翌朝までぐっすりです。

<12月27日(大会3日目)>

Sany0047

朝、7時に目が覚めました。ホテルの13階に泊まったと思いますが、窓からの景色がきれいでした。

ネットで当日券販売の情報を確認し、それからランニングに出ました。せっかくの遠征なので、カメラも持参しました。長野市は、門前町なだけあり、風情のあるお寺を沢山みかけました。ホテルのすぐ側にも、写真のような建物があります。

Sany0037

Sany0042かと思えば、県庁所在地なだけあり、写真のようなモダンな建物もありました。多分、ショッピングセンターだと思いますが。

 

Sany0045

街中では、注連飾りの露天が出てました。ちょっと前まではクリスマスだったのに、全日本の頃はもう年の瀬でした。

ほとんど、市内散策を兼ねたランニングとなりました。

ホテルに戻って、レストランのバイキングに行きましたが、昨夜のバーで話をした方もいらして、一緒に朝食を摂りました。一人で遠征しても、お話する人と現地で出会えるのが不思議です。小塚選手のFSが素晴らしかったというので、意見が一致しました。

その後、部屋で昨晩からの報告の続きを打ち込み、10時過ぎに会場へ向かいました。当日券の発売は12時くらいからの予定ですので、多分大丈夫だろうとの目論見です。この後の状況については、こちらに報告がありますので、もしよかったら読んでください。

Sany0050

当日券を待っている間に、ビッグハットに映った山並みがきれいだったので、撮ってみました。発売時間までの間は、昨日ばったり再開した、'07東京ワールドで知り合った方や地元の方々と色々なお話をしていました。

そうこうしているうちに、残り1枚となったA席を獲ることができ、大会3日目もなんとか観戦できました。テレビ観戦を考えていた当初のことを思えば、本当に、夢のような2日間でした。会場で、東京のスケート仲間の方と連絡をとり、試合終了後に食事に行く約束になりました。

Sany0061 夜のビッグハットです。試合後の会場は、本当に美しいです。この日は、バスで長野駅まで戻りました。

そして、長野駅の前の交差点で、鈴木明子選手と行き会いました。「おめでとうございます」と言えて、とても嬉しかったです。

'08年は、4月の名古屋フェスティバルでの明子選手のタイタニックで始まり、12月の全日本での「黒い瞳」で締めた一年となりました。もちろん、”リベルタンゴ”も忘れられません。生では、DOIとTHE ICEで観ることができました。今まで、豊橋や邦和のリンクでお会いして、「頑張って下さい」と言う機会もありましたが、もう、大きな世界へと行ってしまうのかな...と思います。真央選手や安藤選手もそうでしたが、街のリンクから世界へと、活躍の場を移されると思いますし、その方が嬉しいと感じます。

東京のスケート仲間の方と居酒屋に行き、私はウーロン茶でしたが、ほぼ無理やりに真央選手の3連覇の祝杯をあげさせてもらいました(ありがとうございます)。話に夢中になり、何を食べたのか、あまり覚えてないです。鯨の刺身があったような...気もします。

あとはホテルの部屋に戻り、死んだように眠りました。

<12月28日 帰る日>

雪の朝でした。こちらに記しましたが、朝起きて、ランニングがてらビッグハットに行きました。戻りは、色々な風景を撮りました。雪の長野は本当に風情があります。とても良い思い出になりました。ホテルの近くに、地元の麹屋があり、両親のお土産に甘酒を買いました。とても喜んでもらえました。

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長野は味噌の産地でもあるのですね。                                                   

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枝の写真は、信州大学のキャンパスにある木のものです。

MOIの日ですが、名古屋のスポーツランド邦和で約束(靴 がないので滑走はしませんでした)があったので、お昼の特急しなのに乗りました。長野駅で列車を待つ間に、おやきを購入しました。タクシーの運転手さんに勧められたのですが、色々なお惣菜の入った肉まんという感じで、とても美味しかったです。

15時には金山からリンクへと着きました。リンクには、鈴木明子選手の全日本4位、四大陸選手権代表の速報がありましたが、撮影したはずの写真のファイルを無くしてしまいました。すみません。

用事を済ませた後、リンク玄関正面の明子選手(写真)に「おめでとうございます」ともう一度言って、家に向かいました。

選手と関係者の皆様、本当にありがとうございました。

2009年1月15日 (木)

フィギュアスケートのテレビ放送予定('09年1月後半)

放送日が間近になっている番組もありますので、時系列で記します。

<1月16日(金)>

アインシュタインの眼セレション フィギュアスケート

   NHK BS2 20:10-20:55  番組リクエストが多かったようです。

<1月17日(土)>

スターズ オン アイス in レイクプラシッド(1月20日、22日にも放送されます)

   GAORA 22:00~23:00 いつのものかはわかりませんが、日本のショーとの比較も面白いかもしれません。

<1月17日(土)~22日(木)>

全日本選手権、全日本ジュニア選手権、MOI (放送日時はこちらを参照して下さい)

   フジテレビ739、フジテレビCSHD

<1月22日(木)~25日(日)>

ISU欧州フィギュアスケート選手権(放送日時はこちらを参照して下さい)

   J SPORTS

<1月24日(土)~1月26日(月),1月31日(土)~2月7日(土)>

全米フィギュアスケート選手権(放送日時はこちらを参照して下さい)

   J SPORTS

 ※ 欧州選手権のペアとアイスダンスは、2月中旬以降に予定されています。こちらが、わかりやすいと思います。四大陸選手権、世界ジュニア、そして世界選手権と放送準備も進んでいるようです。

<1月30日(金)>

スターズオンアイス ジャパンツァー2009

 BSジャパン 19:00~21:25

                       以上です

2009年1月14日 (水)

バッジテスト1級 合格しました

昨日、地元でバッジテストがあり、課題として残っていたジャンプコンビネーションが認められ、1級が最終合格となりました。平成18年1月に初級に合格しているので、3年間かかって次の級に進めたことになります。

進度の遅さについては、地元のリンクが季節営業であってテスト受験の機会が限られること、社会人のため練習の時間が限られること、フィギュアスケートを始めた時期が40歳直前であり習得に時間を要すること、などを考えれば仕方がないことだと思います。

それに、競争の意識を持たずに人生を歩んでいますので、人と比べて早いとか遅いというのも、あまり考えませんし...。とにかく、3年間よく頑張ったなと満足しています。

今後は、更に上の級を目指して教わっていくつもりですが、どこまで続けられるかわからないので、体調と周囲の環境次第かなと考えています。できる限りは頑張っていきます。

今回は、テスト前にかなりプレッシャーを感じていました。それで、受験をブログに事前予告することを憚ったのですが...。残した課題は一つだけなので、それをクリアすれば終わることなのですが、その課題を果たせる自信がなかったのです。練習ではできていることが、本番ではできなくなる。「失敗したら後がない」という不安を、私も初めて感じました。課題が一つしかないために、その課題に捕らわれてしまっておりました。

でも、とにかく本番で跳んで降りるしかないので、不安は不安として、許される範囲で練習をし、昨日に臨みました。前回は、ランディングから次の踏み切りに移ることができなかったので(理由は未だにわかりません)、たとえランディングが乱れても、絶対にセカンドのトゥループを踏み切ることを目標としていました。セカンドを踏み切れなければそこで終わってしまいますので...。

テストが開始してから、他の選手の子達がテストを受けている間、リンクの端で練習する機会が与えられたので、クラブの先輩のアドバイスをいただきながら、踏み切りとトゥを突く位置を確認していました。思いっきり踏み切って高く跳ぶと空中で軸が歪む心配があったので、軽く跳んでとにかくセカンドにつなげる方が良いか、直前まで考えていました。前回の失敗から、試技の1回目で失敗したら、動揺して2回、3回と同じミスをすると思われたので、1回目で決めなければならない、失敗は許されないというのが、プレッシャーでした。成功率を100%にするためには、軽く跳んだ方が良いようにも思われました。

しかし、クラブの先輩からは、踏み切り時にエッジを削ってブレーキになっていることと、トゥの突き位置がスケーティングレッグに近すぎることを指摘されました。エッジの削りは、スリーターンでもモホークターンでも、私の課題なのですが、中途半端に行うと悪い癖が増すのかもしれません。それで、あくまでもいつもの通りに、しっかり踏み切り、軸を我慢して降りることに決めました。それでも、エッジは削ってましたが...。

ジャッジから名前を呼ばれて、課題を確認した後、ジャッジの先生(一人は県連の方で、もう一人は東京から来てくださいました)から「頑張って」と言われて、それで緊張がほぐれました。それでも、助走の時にはやはり不安でしたが、「練習通りに」と心の中で思うことができ、あとはスタンプを押すように、ポン・ポンとシグルジャンプを二つつなげることができました。ファーストジャンプのランディングが、自分のイメージとは違うタイミングで着氷しましたが、バランスを崩すことなく、次につなげられました。セカンドを降りた後のチェックも3秒数えて保つことができ、自分のできることはできたと思いました。

ジャッジからは、「はい、いいです」と言われたので、氷からあがりました。

その段階では合否はわかりませんが、試技1回で終われたので、本当にホっとしました。

全員のテストが終わり、合否の発表で、結果が出せたことがわかりました。最初にも記しましたが、3年かけてでも次の級に進めたのが嬉しかったです。同時に、2級に行くには何年かかるだろうか...と、先の長さと課題の大変さも感じました。

講評では、練習の時は前降りでスリーターンをしてランディングしていたが、本番ではきれいに降りていたと言われました。クラブの先輩の助言のおかげで、軽く跳ぶのを止めたのは、やはり正解だったと思いました。同時に、シングルジャンプでも回転不足を指摘されてしまうことに、ちょっとショックを感じました。体重も重くなったし、心して跳ばないと、ダブルどころか、シングルでも認定していただけないようです。たぶん、本気で跳んだとしても、プログラム後半など疲労が出れば、認定してもらえないという事態はあるかもしれません。

たかがシングルジャンプでも、おろそかにできないと、改めて感じました。

でも、それがフィギュアスケートだと思います。ジャッジの専門的な眼で判断していただく、それで認めてもらえば、級が進むし、試合ならば得点にしてもらえる。そういう過程を選手達は小さい頃から歩んでいるのです。極論を言えば、選手とジャッジがいれば試合が成立するのが、フィギュアスケートなのかもしれません。私達観客は、もしかしたらサッカーやバレーボールのサポーターとは違った位置にいるのかもしれないとも考えております。

もちろん、私達の応援が選手達の力になることは信じていますし、時には手拍子やスタンディングオベーションなどで、ジャッジに高得点を要求することもあります。それでも期待したほどに得点が伸びないときには、「え~!」と声に出してしまうこともありますし...。でも、試合やバッジテストにおいては、選手はジャッジに見せるために演技をしているのであり、観客は第三の存在である。この位置関係は大切かなと、私は思うのです。選手と観客との関係は相互補完的なところもありますので、クリアにしきれませんが、少なくとも、採点競技においては、サッカーやバスケットボールのレフェリー以上に、審査員は試合の中で大きなウェイトを占めているのではないかと考えるのです。

そういう関係の中で、小さな頃からジャッジと付き合っているのが、フィギュアスケートの選手であると思います。コーチだけでなく、ジャッジ資格を持つ先生方とコンタクトをとり、専門的な観点からアドバイスをいただく。「できる、できないを自己判断ではなく、専門的な立場から評価してもらう」、そういう経験を経ながら選手達は育っていき、そして大きな大会へと向かっていくのです。だから、選手育成においてもジャッジの存在は欠かすことはできませんし、選手と対立する存在としてジャッジを理解すべきものでもないと思います。

いわゆる野辺山体勢の一環として、日本人の国際審判をなるべく多く養成しようとした試みも、世界で活躍する選手の育成のためには国際的な動向を把握できるジャッジが不可欠であるという意味があったのだと思います。

観客の立場としては、ルールの複雑化や認定基準の厳密化は、演技を観た印象とジャッジされた得点との乖離を生むことはあり得ると思います。昨年3月に、このブログでもその心配については文章にしました(こちら)。この心配は現在もありますが、ジャッジの専門的な眼を否定せず、信じることも大切だと思います。

実際のところ、ダウングレードの2重減点の適否についてなど採点システム自体の問題もありますし、判定のバラつきなどシステム運用の問題もあるかもしれません。以前も記しましたが、私個人は、ダウングレードの2重減点は肯定的に考えています。でも、本当にそれで良いのか、議論のために様々な人たちの意見を聴く必要もあると思います。ネットで問題視されているのは、決して根拠のないことではないと考えるのです。

でも、批判や議論をしたとしても、それでシステム全体やジャッジング全体を断ずるのも早計とも感じます。選手はコーチや観客だけでなく、ジャッジによっても育てられている。この、フィギュアスケートの根幹に関わる事実を軽視してはならないと思います。だからこそ、選手の味方(これは、ジャッジングに手心を加えるという意味ではありません)となるジャッジの存在は欠かせませんし、選手育成を阻害するジャッジは望まれないとも思います。

選手も人間であれば、ジャッジも人間である。人が人の演技を評価して点数化せざるを得ない、この大変な仕事を担っているのがジャッジです。そして、選手とジャッジとの付き合いは大舞台に登る前から始まっていることを、バッジテストを通して知ることができました。

だからこそ、いち観客としても、この関係を大切に見守っていきたいと考えています。

2009年1月13日 (火)

名古屋フィギュアスケートフェスティバル報告

2009年1月8日(木)に日本ガイシアリーナで開催された、名古屋フィギュアスケートフェスティバルに行ってきました。平日の夕方ということで、仕事終わりに直行したのですが、後半からの鑑賞となりました。中学2年生ながらも全日本選手権で見事7位になった村上佳菜子選手の凱旋アイスショーという意味合いも、自分の中ではあったので、彼女の演技が観られなかったのが残念です。

会場で無料でパンフレットが配られます。このフェスティバルに行くのは3回目ですが、いつもそうだったような気がします。選手の写真と簡単なプロフィールだけですが、ページを見ていくと...

1ページ目 真央  2ページ目 安藤 3ページ目 中野 4ページ目 小塚

と、ここまでは一人1ページで占めています。

5ページ目 織田、中庭、南里

6ページ目 明子、水津

7ページ目 無良、小林、羽生

8ページ目 地元選手(佳菜子、愛音、佐藤未生、渡辺真央、納村彩花、宇野昌麻)

となっていました。全日本チャンプが1/3ページというのもなんだかなぁ...と思います。写真の衣装はしっかり仮面舞踏会なのに...名古屋出身じゃないからか?

地元選手は、愛音選手と納村(おさむら)選手は名東フィギュアスケーティングクラブで、その他の選手達はグランプリ東海クラブです。村上佳菜子選手と同級生の松原彩華選手(昨年は島唄の演技でした)の顔が見られないのが寂しいですが、全日本ジュニアの時も怪我との話を聞いたことがあります。来シーズンに向けて、快方を祈ります。

先に会場入りしていた知人より、村上佳菜子選手は、"baby face"だったと教えてもらいました。宇野選手が2A降りれたかと尋ねると、「えぇ、多分、降りたんじゃないの」とのことでした。中村愛音選手が一番安定した演技だったとも教えてくれました。

私も、後半からはしっかり観ました。パンフレットとは別に出演順の紙も入り口で配布されたので、それに従って報告します。

水津瑠美選手(ナディア)

 のっけから私事ですが、フィギュアにはまるきっかけになったのが、この会場(当時はレインボーと呼ばれていました)で行われた2005年3月の中日カップで、真央(もちろん浅田)選手の3Aを生で観たことでした。導入されたばかりの新採点システムで200点越えをして優勝というので、ちょっと話題になりました。その時に準優勝したのが、水津選手でした。同級生どうしなので、中学2年生(今の佳菜子選手と同じ学年)だったと思います。そのころは、”すいづ”というのが読めなくて、みずつ(?)と思っていたのを思い出します。

ちなみに、中村愛音選手も仙台からその大会に参加していて、ジュニア選手権クラスで優勝していました。でも、飛行機の時間に間に合わないということで、2位の同じクラブの子と共に表彰式は欠席しました。で、過去の成績を日本スケート連盟のサイトで調べてびっくり...2位だったのが、鈴木真梨選手だったのです。愛音選手はすぐに全国区になったので覚えていたのですが、鈴木選手は今のいままで忘れていました。ちなみに、3位が佳菜子選手です。2008年末にはシニアの全日本にまで波及した、ジュニア勢の熾烈な争いは、この時からもうあったのですね。もしや、と思って探したのですが、羽生選手の名前はなかったです。

 話がかなりずれましたが、水津選手とレインボー(現ガイシ)というと、懐かしく思い出します。ただ、この日の水津さんは精彩を欠いており、スパイラルで転倒、ジャンプでも2フットでした。演技後、リンクの外では息がかなり荒かったので、コンディションが良くなかったのかもしれません。ナディア、彼女にすごくあったプログラムだと思いますので、クリーンな演技を、もう一度観たいです。

 羽生結弦選手

 全日本ジュニアまでは、どうしても”ハブ”と読んでしまった名前(私は、羽生善治名人のファンでもあります)ですが、今は”ユヅル”と名前も読めるようになりました。もう、堂々とした演技で、冒頭の非常に深いハイドロプレーンから観客を呑んでいます。3Lも跳んだと思いますが、安定したジャンプに、両腕を脚で巻きつけてのキャノンボールも圧巻でした。本当に、末恐ろしいジュニアが出てきたと思います。昨年のDOIの前からネットで話題になっていましたが、有望新人を見つけるネットの眼もすごいと思います。

 小林宏一選手

 ハウスとかヒップホップとかは全然聞かないのですが、そっち系の曲かなと思いました。ちょっと前ならテクノ系とか...。ダンサブルなナンバーなら無敵です。上半身の胸や肩をビシバシ動かすアイソレーションがすごかったし、グルーブ感もたっぷりでした。全日本では、思いっきりの良いジャンプ(と転倒)で、私の周囲の方々を圧倒していましたが、エキシではきっちりまとめてきます。クリーンな着氷とはいえませんでしたが、ホットに踊って終わりました。

 演技の終わりに、多分愛知県連の久野先生だと思うのですが、一口紹介のようなコメントが入ります。小林選手の時には、「1月8日の予定を尋ねたら空いてないとの返事だったが、エキシだと説明したら来てくれることになった。」とのことでした。

 中庭健介選手(You're so beautiful)

 しっとりした雰囲気の曲がとても似合う選手だと思います。クロスストロークで脚がきちんと伸びていて、清楚な感じの滑りですし。ジャンプも安定していて、安心して楽しめる演技でした。ショーに出演するスケーターとしても、一流のものを持っているのではないでしょうか?

鈴木明子(リベルタンゴ)

 もう、すっかり評判になった、明子さんのリベルタンゴ。昨年度の名古屋フェスティバルでは、ショールを大切そうに纏ったタイタニックでしたが、今ではタンゴが代名詞になったようです。最初の3ルッツも勢いのある助走から綺麗に降りていました。すっかり、ジャンプにも自信を持ったのかなと感じます。上半身を歌うように震わせながら、エッジに乗ったスケーティングが印象的です。ストレートラインも、もう十八番の花道を歩むような輝きを感じます。 手放しで褒めてるな...>自分...。

 演技後の拍手に間髪入れずに、「これだけ拍手があるので...」とアンコールを選手に要求。それに応じて、FP”黒い瞳”のストレートラインを披露しましたが、足にきていたのか、途中でつまづいて転んでしまいました。それでも、フィニッシュに行った時には拍手喝采でした。来年は、是非パンフレット1ページを明子さんのために割いてほしいものです。

南里康晴(津軽海峡冬景色)

 「福岡と言えば、明太子」と、所属をアナウンサーもアピールしていました。なのに、青森の唄なのですね...。月光の調べをうつむきながら聴いている南里選手を見ると、「ひろしです...」と自虐ネタで一発当てた芸人さんを思い浮かべてしまいます。でも、この日はとても調子が良かったみたいです。多分...3A降りたと思います。私からは死角になるところで跳んでいたのでよく見えなかったのですが...非常にクリーンなジャンプでした。

 あと、”風の音が胸をゆする泣けとばかりに”などのサビの部分でマイムを入れていて、近くの席の方々にウケていました。アンコールは、曲なしで3F+3Tでした。ファーストジャンプでハンドタッチしたと記憶しています。

中野友加里(SAYURI)

 傘を持って、紫色のワンピースで登場しました。表情も明るかったです。たたんである傘を見て、新作のエキシ? シェルブールの雨傘かそんな感じの? と思った私でした。アナウンスがSAYURIと言ったところで、その傘は洋傘ではないことにやっと気づき、イントロが始まれば、下駄を鳴らしながら雨中を進むSAYURIの世界でした。

 このプログラム、最初のトゥステップで雰囲気を造り上げていると思います。2007年長野のジャパンスーパーチャレンジでのSAYURIで気が付いたのですが、このエキシだけは照明のあるリンクの方が映えると思います。というのも、中央にポツンと置かれた傘と、滑り続ける中野選手という、静と動とのコントラストが見事なのです。双方とも紫色で、傘と並んでスピンをする後半は、身を挺して雨露をしのぐ女性の生き様を表現しているようで、趣があります。DOIなど、ピンスポット中心の照明では、このあたりがなかなかわからないようです。置かれた傘にも照明を当て続ければ良いのかもしれませんが...。

本日は、競技会と同じような照明でしたので、傘を意識して演技が観れてとても良かったです。

 アンコールは、傘なしバージョンのSAYURIを、後半のストレートラインから披露しました。ステップの中盤からスピンコンビネーションに入ったので、SPと同じ構成なのかは自身がないです。フィニッシュは、両手を重ねて扇子を開く仕草のポーズでした。

ジャンプも安定していて、元気を取り戻した様子でした。

安藤美姫(ボレロ 男声ソプラノ?のヴォーカルバージョン)

 とても評判の良いプログラムです。私は、実は...それほど...なのですが、これは好みであって安藤選手の演技に問題があるのではないと考えています。演技に律動感があまりないタイプの選手だと気づきました。縦ノリのリズムが感じにくいのです。だからボレロを踊っても、躍動感よりもなめらかな印象を強く受けます。

 でも、それが安藤美姫の演技であり、持ち味だと思うのです。下手をすると印象が散漫になりがちですが、ツボにはまると心に滲みてくる名演を期待できる選手かもしれません。

 ジャンプは2Aと3Sを跳びました。途中できれいなシャーロットポジションでのバックスパイラルがありましたが、そこから3Tは跳びませんでした。

 アンコールは、FPのサンサーンス3番のストレートラインからでした。そろそろ...と期待していたのですが、やはり、音楽にピタっとはまった動きでした。上半身もやみくもに動かすのではなく、きちんとタメをつくって曲想に合わせて演じていました。知人とも話したのですが、全日本後にかなり滑り込んだのではないかと想像します。滑り込んだというよりも、音楽を何回も聴いてくれたのではないかなとも、思う、素晴らしいストレートラインでした。

 世界選手権に、是非ピークを持ってきて、素晴らしい演技を期待したいです。

 小塚崇彦(ラストダンスは私に)

 なんど観ても素晴らしい演技です。もう、とにかくステップの刻みまくり! なのに氷を削る音が聞こえないのだから、エッジ使いの魔術師としか言いようのない技術とセンスです。2S+反回転2Sのコンビネーション、成功したように見えたのですが...自信ないです。

 アンコールは、テイク5です。縦横無尽に氷と遊んでいました。競技会のSPと同じ構成なのか自信がないのですが、ステップ魅せまくりという感じのアンコールです。

 織田信成(仮面舞踏会)

 衣装もSPのものです。おそらく、モロゾフ監修で、ロシアの伝統的な軍服をモチーフにしていると思うのですが、織田選手にとても似合った衣装だと思います。ウィルソンの時には茶系が多かったように思うのですが、今回の衣装の方が彼の演技に映えると思います。リンクサイドにアリーナ席があり、下手するとそこへ飛び込みそうなくらいの滑走スピードでした。さすがに、競技会プログラムです。だからと思うのですが、アクセルは2Aでした。3F+3Tのコンビネーションは、死角に入ったので成否は未確認です。

グイグイと進んでいくスケーティングで、力強さが増したと感じる演技です。念願の全日本を獲りましたし、充実感あふれる時期なのかもしれません。

 アンコールは...確か、もう一度仮面舞踏会のストレートラインだったと思います。さすがに、この衣装でFPはないかなと思いました。

 浅田真央(タンゴ・ポル・ウナ・カベーサ)

 登場から大声援です。普段と比べたら、お子様方の声が少ないかなと思いましたが、やはり平日夕方の影響かもしれません。それでも、ダントツの人気です。「この人については、紹介しなくても良いと思います」と、アナウンサーも投げていました。「皆さんの方が、良く知ってますよね」とも。確かに...(汗。 そうは言いながらも、一通りはキャリアと所属をアナウンスしましたが。

 もう、貫禄の演技でした。ジャンプもミスなく降りたと記憶しています。完成度のとても高いエキシだったと感じました。ただ、中野選手のSAYURIと反対で、この曲は真っ白な照明だと魅力が減ってしまうと思いました。曲調が変わる終盤の高速ステップのところ、ちょっと迫力に欠けたのは、照明の事情もあると思います。真央選手の周囲に暗い影ができないと妖しさは醸し出されないと思います。

 このフェスティバルは、エキシビションなのに、演技後に花などの投げ込みができます。私達もリンクサイドに近い席で観ていたのですが、後ろから花束が飛んできて、結構大変でした。フラワーガールは、時々転んでいました。

 愛知県大会の上位選手達が今回はフラワーガールになっているとのことで、私達の前方に親御さんと思われる方々が居て、フラワーガールが近づくと一生懸命名前を呼んでいました。ご本人達はそれどころではなかったようですが...。

 アンコールは、仮面舞踏会のストレートラインからでした。曲が始まるのに少し時間がかかり、その間ひっきりなしに「真央ちゃん~」と誰かが呼んでいました。時々、真央選手も声のある方向に笑いながら手を振っており、なんとか間がもっていました。それでも、曲が始まれば真顔で完璧に決めるのは、さすがに世界チャンピオンです。ダントツの人気と世界の頂点の実力といい、本当に凄い選手です。

 グランドフィナーレは、男子選手はジャンプ、女子選手はスパイラルorスピンという感じでした。そして、恒例のボール投げで幕を閉じました。パンフレットの表紙に書いてあるのですが、1月26日(月)24:45~25:45に東海テレビで放映されるそうです。

 終演後、私達の席の観客はリンクサイドのカメラマン席を通って退場したのですが、すぐ側でカメラマンが写真を送っていました。撮ったらその場ですぐに送信するようです。PC画面のサムネイルも覗けたのですが、選手達の生き生きとした演技が撮られており、さすがプロだなぁと感じました。

                           以上です。

2009年1月11日 (日)

'08年全日本道中記

2008年12月25日から27日に長野市ビッグハットで開催された、第77回全日本フィギュアスケート選手権大会の報告と感想については、年内にエントリーをまとめました。これでひと段落はついているのですが、オフアイスでの顛末も、少し面白いかもしれませんので、道中記としてレポートさせて下さい。

<観戦決行に至るまで>

アイスクリスタルからの情報を見落としていて、プレオーダーでのチケット争奪戦には、戦わずして負けてしまった(不戦敗)ため、当初はテレビ観戦と考えていました。'07年の大阪では、お世話になっている方からチケットのお話があったのですが、今回はそういう情報もなかったです。

ところが、11月末の全日本ジュニアを観に行った時に、ジュニア上位選手も出るシニアの全日本も観たいとの気持ちが、ムクムクと湧き上がってきました。それで数日悶々としていたのですが、ダメ元でeプラスのサイトを見てみたら、26日(金)のA席がまだありました。迷わずオーダーして、1週間ほどで手元に届いたと思います。

ところが、もう一つ問題がありました。26日は平日なので、仕事を休ませてもらわねばなりません。特に、この週には仕事の打ち合わせが何件か入っており、日時未定の案件が一つありました。それが、26日になったらアウトです。打ち合わせ先とのアポ取りは上司がしてくれるので、その連絡をビクビクしながら待っていましたが、12月25日に決定したのは、その前々日のことでした。おおわらわで打ち合わせ用の資料を用意しましたが、同時に、26日休暇の打診を上司にどう切り出そうかと、作戦も練っておりました。

おかげさまで、26日の休みもいただけ(ありがとうございます)、キャンセルを狙って電話で問い合わせたホテルの宿泊もとれ、25日までになんとか仕事納めをすることができました。おかげで、クリスマスなぞどこ吹く風でしたが...。

こうして、いざ長野、ビッグハットへ! と相成りました。

<12月26日(大会二日目)>

いつものように起き、列車の予定をネットで調べ、9時頃に駅に着くつもりで準備していました。前日に荷物を用意しておけば良かったのですが、疲れもあって、「朝やればいいや」という感じだったのです。それがマズかった...orz。荷造りや身支度がなかなかはかどらず、予定の時間をオーバーしてしまいました。旅行の出発直前にはよくあるのですが、なんとなく気乗りがしなくなるのです。それで、ボ~とネットを見たり、ダラダラと着替えを用意している間に時間がどんどん過ぎてしまいました。

それでも、本来なら十分に間に合うはずだったのですが、チケットを職場に置いてきてしまった(凡ミスです)ので、取りに行く時間が必用でした。そういう事情もあり、駅へは予定より1時間も遅れて到着となりました...(泣)。仕方ないので、携帯電話からの乗り換え案内と時刻表とを照らし合わせ、東京経由での新幹線利用をやめて、名古屋経由での特急信濃で行くことにしました。その方がナンボか早いようです。

10時過ぎに名古屋に着き、10時30分くらいに臨時列車松本行きがあるのがわかりました。でも、これでは松本から先の接続が悪いので次の11時の列車と変わらないという結論になりました。それで、しばらく名古屋で足止めとなりました。その間に長野までの特急券を買っておかねばということで、コンコースに出ました。お土産の売店には、ミソカツの菓子があふれていたので、ブログのネタ用に写真を撮ろうとカメラを構えたら...「カードを挿入して下さい」とのメッセージ。SDカードを忘れたことに気づき、急いで駅の高島屋に行き、そこのコンシェルジェに案内してもらい、併設の東急ハンズで1G(これしかなかった)のを買いました。時刻は、既に10時50分! 急いでエレベータを降り(各駅停車でしたが...)、コンコースを走ってホームに来ました。ところが、案内表示は11時発の米原行き。どうも、武豊線ホームと間違えたようです。再度あわててもう一つ向こうのホームへと階段を降りて登り、なんとか間に合ったところで、特急信濃が来ました。

バタバタと失敗続きでしたが、なんとか長野行きの列車に乗り、ホっと人心地。時刻表をめくって、到着時間を調べ、女子第1グループはちょっと無理かなと覚悟することにしました。今年から東京ブロックに移った岩城選手のSPが観られないのはちょっと残念です。

あとは木曽川流域の景色を楽しみ、のんびり乗っていました。

Sany0006 ←たぶん、岐阜県に入り、中津川駅を過ぎたあたりの風景だと思います。車内灯の映りこみは、すみません。

ところが、塩尻の手前あたりで緊急停車。前方の駅で事故があったため復旧を待っているとのアナウンス。10分くらい停車していました。その後も前方の列車が遅れているからと、徐行や短い停車を繰り返していました。焦っても仕方ないのですが、時間はどんどん過ぎていき、そのうち競技開始の13時になりました。これは、第3グループの真央選手のSPも観られないかもしれないと思い....私はこの日のチケットしか持っていなかったので、明日は是が非でも当日券を入手することにして、女子SPを見逃すことを覚悟しました。

長野県の塩尻駅を過ぎたあたりから、列車はスムーズに走るようになってきました。途中の駅付近の線路に警察官が沢山いたのを見かけましたので、そこで事故があったようです。それまでは小雪がチラつき、少しだけ積もっているような風景でしたが、トンネルを過ぎたらいきなり雪景色に変わったところがありました。

Sany0015 Sany0017

川端康成の「雪国」冒頭のトンネルは上越線にあるそうですが(ソースはこちら)、篠ノ井線のあたりもそのような感じでした。

雪とはあまり馴染みでないので、山と雪原を巡る景色に堪能してしまい、正直、同時刻に始まっている長野の競技のことは、なんだかどうでもよくなってしまっていました。

Sany0026 Sany0027

圧巻だったのが、姨捨駅付近です。一つ前の駅の看板に”←(次の駅はの意味)姨捨”と書いてあったので、急いでビデオの用意をしました。「鉄子の旅」というマンガで、ここの景色が日本三大車窓であることを知っていたのです(マンガは本当に実用的)。

あまり上手に撮れていませんが、こんな感じです。

芭蕉の時代には、田毎の月として詠まれた棚田のようですが、やはり宅地化も進んでいるようです。でも、雪に隠れた田んぼがちょっと見えたりもして、嬉しい景色でもあります。画面の粗さはご容赦下さい。この反対の車窓では、やはり「鉄子の旅」に登場する江上編集長のサイト(リンクはこちら)に詳しい、スイッチバック(サイトでの紹介はこちら)も見られました。さすがに左右両方向のビデオ撮影はできなかったですが...。田毎の月に関する景色なら、このサイトが良いかと思います。

そんな感じで雪景色を十分楽しませてもらい、松本を過ぎ、いよいよ長野駅に到着しました。遅れは最終的に30分で済み、ダッシュでタクシー乗り場に向かい、会場のビックハットへと連れていってもらいました。ここには、2006年のNHK杯でも来た事があったので、会場隣のショッピングモールが見えてくると、少しドキドキして来ました。正面階段のところで降ろしてもらい、駆け上がってチケットを出し、バックを空けて、急いでロビーへと飛び込んでいきました。第1グループには間に合いませんでしたが、第2グループの6分間練習で客席に着くことができました。

道中記その2に続きます)

20世紀少年を読んでしまった

浦沢直樹のマンガは、出世作のYAWARA!が大好きで、マスターキートンも全巻ではないが結構読んでいた。なので、20世紀少年もいつかは読みたいと思っていた。

一昨日、たまたま書店に行く用事があり(最近はamazonばかり利用しているので、本屋に行く機会がめっきり減った)、そこで見かけたので大人買いして、続編の21世紀少年上・下も含めて全部読んでしまった。

感想についてはクドクド記しても仕方ないが、とても面白かった。最後の真相については、10巻まで読んだところで、wikipediaで調べてしまったので、後は粗筋を押さえながらの読破となった。なので、「ああ、こんなもんか」という感じで結末を迎えた。でも、不消化の部分も多く、読み終わった後でアレコレ考えられてとても楽しいマンガだと思う。

このエントリーで言いたいのは、やはりネットの力のことだ。このマンガの真相(=深層)については、私個人の読解力ではちょっと難しいところがあった。しかし、ネットでキーワードを検索すると、痒いところに手が届くファンの解説をすぐに見つけることができる。その解説の全てにうなづくわけではないが、「ああ...なるほど」と思い、自分なりの理解を得る手がかりになった。

大切なのは、コアなファンやヘヴィーな読者の解釈に助けてもらいながらも、自分なりの理解を得ることだと思う。これができれば、ネットは思考形成の大きな武器になるのではないか。逆に、ネットで形成された思考を、そのまま自身に移植するだけであれば、それは自分のためにならないようにも思う。「ネットで権威を認められているブログ主の見解だから、これが正当」というだけでは、物事を本当に理解したとは言えないと私は思うのだ。うなづけるところは素直に認めるが、違うと感じるところは自分なりの解釈も考えてみる、そうでなければネットを手がかりに物事を考える甲斐はないのではないだろうか?

だから、理想を言えば、自分が胸に抱いた異論・反論をネットでぶつけてみて、その刺激で議論が活性化できるようなコミュニケーションができれば、更に理解が深まっていくと思う。逆に言えば、ネットコミュニティーの中で受け容れられるような議論の仕方ができるかが、ネットでの自分のあり方を高めるカギになるのかもしれない。正直、ネット上で異論・反論を上手に受け容れながら議論を膨らませていけるような場に、私は出会ったことがない。どちらかというと、エントリーへの賛同の意見でコメント覧が埋まっているブログを多く見る。

でも、ブログ主の意見が必ず正しいとも言えないし、異なる見方から更なる知見を得ることも多いのではないだろうか?なので、この”アイスステージ”は、私の出すエントリーに対して、「あなたはそう言うけど、こういう考えもあるんじゃないですか?」というコメントが頂けたなら、それこそ”ブログの力”が増した証になるのではないかと思いながら続けている。もちろん、反対意見ばかりだと凹むというのはあるし、賛同の意見を頂けた時にはホットするというのも正直なところだが...。

ネットで生きるのも、ネットを生かすのも、参加者次第だと思う。少なくとも、このブログでは、私の意見はひとつの投げかけでしかないので、それを読んで下さった方々が、ご自身の考えをまとめ、ひろげるために使って下さるのなら、それこそ本望と思っている。ネットでのコミュニケーションを通して、私は大切な友達を見つけることができたし、時には失うこともあった。失敗は数多くあったが、昔から、今でも、おそらくは今後も思うことは、私は単なる一個人としてネットに参加しているに過ぎないということだ。例えば、フィギュアスケートのファンとして、あるいは自分もフィギュアを習うものとして、そして一人の中年のオジサンとして、そういう立場からしか、語ることはできない。だから、私のことを嫌う人がいてもそれは当然かな...と感じる。オジさん臭い話しかできないのだから...。

これはマンガの世界で言えば、私は、20世紀少年のもう一人の主人公である”ともだち”のようにはなりたくないということだ。世界全ての人々がうなづき、権威を認め、愛する、そのような普遍的存在とは天地の差があるし、それを理想とは思わないということだ。私は、自分の意見は出すが、それはあくまでも片言のことばでしかないことを弁えていたい。片言のことばなので、反対する人も沢山いるだろうし、賛成して下さる方もいてくれるといいな...とも思う。そして、多くの人々にはスルーされるだろう。それで良いのだと考えている。

「読んで楽しんでもらえるブログに」とは考えているが、断片的な意見の羅列にすぎないのがブログだと思う。「絶対に」とか「どう考えてもこうである」と(例え言い切っても、本当のところは...)言い切れないのがブログではないだろうか?そのポジションは、今後も守っていきたい。

もう一度マンガの話に戻ると、大阪での万博には、私も連れられて行った。ただ、まだ小さかったので、行ったということしか覚えていない。月の石も見たらしいが...感動するには幼すぎた。でも、あの'70年代、躍動する時代を共有できたという意識は、私自身にもある。テレビにせよ、マンガにせよ、アニメにせよ、PCにせよ、確かに大阪万博を共有した世代が先駆けとなっているのかもしれない。だから、体型や容貌はともかくとして、生き方のうえでは、もう少し格好の良い大人にならないといけないな...とも感じている。

子供時代の私の目から見た大人は、正直、あまり格好良くなかった。お洒落とかそういう意味ではなく、生き生きとしてなかったのだ。楽しそうではないというか...。

でも、人生には楽しいことや面白いことも一杯あることを、子供の頃から教えてもらえてきた私達だから、「生きていればいいことも沢山あるよ」というメッセージを、後の世代の方々に伝えていける大人になれたらなぁ....と、思った。 同じように、このブログでは、フィギュアスケートの素晴らしさや楽しさを語りたいと思う。楽観論に傾斜するつもりではないが、希望が語られなければ良くないと思う。

2009年1月10日 (土)

プレーバックNHK杯を本日放送します

本日放送予定の全日本フィギュアの録画の準備中に気づきました。

所要で出かけなくてはいけないので、メモ程度の記述ですみません。

プレーバックNHK杯を本日NHK-BSで11時頃から一挙放送するようです。

番組表はこちらです。

11時からは、BS-hiでスピードスケートのテーマで”アインシュタインの眼”も放送されます。氷上を滑ることについて、新しい発見ができるかもしれませんので、私はこちらも楽しみです。

本日からのBSフジでの'08全日本の再放送につきましては、こちらをごらん下さい。

もしも、情報が間に合わないようでしたら、ごめんなさい。

2009年1月 7日 (水)

神様のひとこと

一昨日だが、プールでのトレーニング後にジムでストレッチをやっていたら、島田紳介が司会するテレビ番組をやっていた。マシンの音がフロア中に響くところなので、テレビの音はきこえず、ストレッチをしながらテロップだけを読んでいた。

どうも、ポップ吉村の思い出話をしていたらしい。

チーム・シンスケで鈴鹿の8時間耐久オートバイレースに参戦を決めた時、オートバイのチューニングではカリスマ的存在のポップ吉村が、マシン貸与を申し出てくれたとのことだ。当時も人気絶頂だった紳介だったので、仲介役がいただろうし、ヨシムラ側としても損をする話ではなかっただろうと、私は想像する。マシン貸与自体は、それほどの美談ではないだろうと。

でも、紳介が恐縮して「なんで自分のような者にマシンを貸して下さるんですか?」と尋ねたら、ポップがこう言ったというセリフが印象に残った。紳介によると、ポップは笑いながら言ったらしい。「あげることができないから、お貸しするんです。」

たぶん、紳介が求めていたのとは全然違う答えだと思う。紳介とポップとを結ぶ線が全然語られていない。でも...私は20年以上前に一度だけ講演を聴いただけだが、ポップらしい素敵な理由だなと感じた。たぶん、紳介が誰か、どれだけのネームバリューがあり、ヨシムラマシンを使用することでどれだけの宣伝効果があるかなどは、ポップにはそれほど興味がなかったのではないだろうか?それよりも、マシンを必用とするチームがあり、自分達のマシンを走らせてくれるかもしれない、だから、貸してあげる。あげることはできないけど、使って下さい、そんな感じだったのかな?と、テロップを読みながら想像していた。

もっとも、オートバイレースでは、転倒クラッシュという事態もあるので、貸与にもかなりのリスクを伴うのだとも思うが...。多分紳介にとっても、とんでもない、チューニングの神様からの贈り物だったのだろう。

この話そのものからは、あまり教訓めいたことを引き出そうとしても野暮だし、ポップ吉村の人柄を感じるだけで十分だと思う。新しい挑戦をする者にとっては、本当に神様のような人に感じられたのではないだろうか。

本論はここまでにして、思い出したので、20年前に聞いたポップ吉村の講演で印象に残ったのを少しだけ記します。

質疑応答で、会場から「なぜ、4気筒の4ストロークエンジンにこだわるのか?」との質問があった。それに対しポップは、4気筒ならば同じ排気量でも1気筒分を小型にできる。その分高回転でまわすことができるので、パワーが引き出せると何度も繰り返していた。この考え方は、ある意味私の原点でもある。

私自身はオートバイには乗らないし、エンジニアとはかけ離れた人生を送っている。でも、「タスクをマルチ化することで一回あたりの仕事の負担が減り、結果として仕事の効率はアップできる」という持論は、ポップのこの返答から来ている。大きな仕事をかかえた場合、最初から順にやっていくのではなく、仕事をブロック化して、(一人であっても)並行して進めていく方が能率が良いのだ。

なので、論文作成でも文献検討から始めて、「はじめに」から書き始める人を良く見かけるが、私はちょっと違う。どちらかと言うと、結論を想定しながら文献をあたり、結果の出し方を思案しながら方法論を練っていくやり方をしている。その作業をパソコン上で行えば、文章は自ずと作成されていくし、「はじめに」は、結論がまとまってから仕上げに書けば良いとも思う。

同じことは、フィギュアスケートのスキル向上でも言えるかもしれない。ジャンプを強化しようと思えば、スケーティングを頑張った方が良いと思う。これは、私の直感なのだが...。ジャンプ動作を考えると、踏み切りもランディングもスケーティングスキルに依るところが結構ある。また、スケーティング動作にもジャンプの動作と共通する部分(例えば軸の移動、膝や足首の使い方)がある。なので、ジャンプを跳ぶためにはどんな動作が求められるのか、それらをブロック化し、同時に高めていく意識を持った方が良いのではないかと考えている。スケーティングの練習中も、「ジャンプの時も似たような動作があるよな」などと意識しながら行っていくのだ。

あるいは、下肢筋力だけに頼らず、足の裏や股関節周囲、そして背筋(浅田真央の広背筋や僧帽筋は本当に見事だ)も使い、体中の様々な筋肉を同時に使って跳び、軸をまとめ、着氷できるようになると、更に効率の良いジャンプになると思う。ひとつの筋肉だけでなく、様々な筋肉を同時に、効率良く使うことで、パワーは向上すると考えるのだ。

紳介へのポップのひとことから、話をむりやりに自分の考えることへ持ってきてしまったが、源流はポップ吉村の言葉にあるということで、どうかご容赦下さい。本当に素敵で、熱い人だったと感じる。

2009年1月 3日 (土)

ダウングレードをめぐる、ある寓話

ある国で、ODAの一環として、よその国に橋をかけてもらうことになりました。

まずやってきたのは、ヨーロッパの職人です。

「私達はあまり技術がないから、ちょっと遠回りになるけど川の上流に短い橋をかけますね。でも、美しい橋にします。」

それは、長さは50メートルくらいですが、欄干いっぱいに彫刻をほどこした、とても美しい橋でした。出来栄えも立派です。

次に、韓国の技術者がやってきました。

「私達には最近勉強した技術があります。長い橋もかけられます。」

そして、下流に、人々が行き来するのに便利な橋をかけてくれました。100メートルは越す長い橋で、しっかりとした造りです。でも、建築の教科書に載ってそうな、面白味の少ない橋でした。

最後に、日本の建築会社がやってきました。

「私達には、技術も経験もあります。夢のような橋をかけてあげましょう。」

そう言って、険しい渓谷に長い長い橋をかけてくれました。一つは川の流れと反対にS字を描いたルッツ橋。それに続けて渦を巻きながら対岸の山へと向かうループ橋もつなげてくれました。ところが、資金難と資材不足で、ループ橋の出口は陸地とつながっていません。

日本人はこう言いました。「橋脚がしっかりしているから、これでも崩壊することはありません。つながっていないのは、ほんの1メートルですから、最後はピョンと飛び越えてもらえばいいでしょう。」

その国の人々は、韓国の橋は喜んで渡り、便利になったとお礼を言いました。また、ヨーロッパの美しい橋も、遠回りをしてでも見物に行きました。でも、日本人のつくった橋には、こわがって寄り付きません。

なぜ、冒険をおかし、技術を尽くしたのに、誰も喜んでくれないのだと憤る日本人に、スイスの賢者はこう言いました。

「向こう岸にかかっているからこそ、橋なのだよ。」

※ この日本人とは、誰でしょうか?

  私達のよく知っている、Maoではありません。確かに、彼女は日本人です。でも、既に彼女は世界中のファンから愛され、ステレオタイプな日本人の枠を越えたアイドルです。だから、彼女ではありません。きっと、Maoはわかっています。

 ならば、もうひとりのMさんでしょうか?彼女でもないと思います。逆風を揚力に換える翼を彼女はもっています。だから、彼女も課題に取り組み、克服すると思います。

 この日本人とは、私達ひとりひとりだと思います。現実的な考えを忘れ、自分の期待で評価を求める時、おうおうにして本質を見失うことはないでしょうか?たとえ鈍くさくても、見栄えはしなくても、向こう岸まで橋をかける努力はせねばと願うものです。

2009年1月 2日 (金)

テレ朝チャンネルのグランプリシリーズ集中放送の感想

1月1日のエントリーでも紹介しましたが、5日までCS放送のテレ朝チャンネルでグランプリシリーズ全試合(NHK杯除く)を集中放送しています。

録画しながらちょこちょこ観ていますが、すごく良い試みだと思います。昨シーズンも同様の形態はあったと記憶していますが、ノーカットで一部分は場内録音のみになっています。もちろん、地上波の放送で使った箇所は、実況や解説は入ります。でも、エキシビションは場内の音のみなので、とても観やすく、聴きやすいです。

基本的に、私は実況や解説はあまり気になりませんし、フジテレビの塩原アナウンサーのポエムにも好意的です。今シーズンの全日本での「私の名前は浅田真央!」には、そうだ、そうだ~と思ってしまいました スミマセン。それに、塩原アナは昨シーズンの世界選手権の頃から選手の息遣いに配慮しながら実況をできているようにも感じます。

でもエキシビションでは、そういうのがない方が良いと思います。戦いの後の楽しみなので、ただ、演技を観ているだけで満足です。地上波ならば視聴率のしばりがありますので、キャッチーなコピーや映像が入るのは仕方ないと思いますが、有料のCS放送で実況・解説なしのエキシビションを観られてとても嬉しいです。アイスダンスでは、木戸章之さんが解説をしていました。滑りの良し悪しについて丁寧に(というか、細かく...)解説され、スケーティングの練習のうえでとても勉強になります。ただ、実況アナが完全に聞き役に回り、木戸先生のスケーティング教室という感じで中継が終始して、実際の演技の流れや盛り上がりと離れた感じになっています。カナダ大会でスタオベ演技だったディビス・スコット組のFDもダメ出しに終始してたし...。そこのところは、ちょっと残念ですが、ダンスの全選手のODとFDをやってくれるのは、とてもありがたいです。更にコンパルソリーダンスもというのは贅沢でしょうか...?

とにかく、今回の一挙放送は、G.J.!と言いたいです。

明日(1月3日)からはフランス大会の放送が始まります。エキシビションの雰囲気では定評のある大会ですので、とても楽しみです。放送スケジュールはこちらにあります。明日と言っても、男子は午前1時過ぎから放送が始まってしまいますので、注意が必要です。

このような、地上波と別枠(おそらく想定している視聴者層も別枠)の放送をしてくれるのは、今後に夢が持てると思います。過去のブログでも申しておりましたが、コアなフィギュアファンと一般のスポーツ関心層とは、中継の見方が異なるのではないでしょうか?ファンにとっては邪魔な部分が一般の方々には目を惹いたり、ファンにとってこだわる部分が一般の方々にはどうでも良かったりすることは、どのスポーツでもあると思います。なので、それぞれの視聴者層に合わせた、複数の放送スタイルをとるのが理想だと思います。

幸い、フィギュアスケートはコンテンツの使いまわしがしやすいスポーツです。良い演技ならば何度でも観たい、結果を知っていても再放送を楽しみにできる、稀有なスポーツでもあります。野球やマラソンではなかなかできないことだと思います。サッカーなら、Jスポーツではスペインサッカーの名門チームの過去の試合を放送したりしていますが、全試合というのは無理だと思います。でも、フィギュアスケートではそれが可能ですので、地上波とは時差をつけて、コアなファン向けの放送を、視聴率の縛りの少ないメディア(CS放送がそれにあたると思います)で行うのが、やはり良いのだと感じております。

更に、テレビ朝日ではサイトでのネット配信も行っております(サイトはこちら)。これは、地上波、BS、CSに続く第4のメディアと言えるかもしれません。コンテンツは限られていますし、いつまでこのサイトが続くのかもわかりません。しかし、テレ朝はtv asahi bbという動画サイトも開設しています(リンクはこちら)。こちらには、フィギュアスケートはアップされていませんが、今後の動向は期待しても良いのではないでしょうか?

”お金さえ払えば、見たい選手の演技がいつでも見られる”という環境になりつつあります。

これを肯定的に考えるか、あるいはコマーシャリズムに傾きすぎていると警告をもって受け留めるか、両方の考え方があると思います。私は歓迎する思いですが、やり過ぎによる弊害には注意する気持ちは持たないといけないと思います。何より、コンテンツが氾濫すると選手の演技への感謝の気持ちが薄れる可能性があります。頑張って練習しているからこその演技ですので、二次元世界での使いまわしが過ぎるのも問題だと感じます。

でも、NHKのように、豊富なコンテンツを死蔵させても何にもならないとも思います。NHK杯の貢献は私も感じますが、30周年を期にやっと一部を紹介してくれただけです。今後も、CS放送を持たないNHKでは、電波でコンテンツの再放送を繰り返すことは期待できないでしょう。NHKオンデマンド(サイトはこちら)の特選ライブラリーに過去のNHK杯の放送が組み込まれるのを待つしかないと思います。それでも、BS放送では年末にNHK杯の再放送をしてくれましたので、今回のテレ朝チャンネルと同じ努力は、BSの枠内ではNHKもしていることは認めないといけないとは思います。問題は、過去の蓄積であるアーカイブスをどのような形で出してくれるか?です。

違う考えの方も多いとは思いますが、多チャンネル化に対応しやすいという意味では、私はフィギュアスケートの放送が民放主体になった意義は大きいと考えています。大事なのは、選手一人ひとりの頑張りの結晶である演技を、いかに大切にしていけるかだと思います。何度も見返して感動を重ねていくこともそうだと思います。過去の名演技を発掘するのも大切なことだと考えます。さらに、そのために支払ったお金が、選手達の強化への資金となれば理想的ではないでしょうか。

フィギュアスケートが市民権を得てから数年の蓄積ができました。今後は、市民スポーツとして裾野が更に広がり、誰でも観て楽しめ、誰でもトライできるようになり、その頂点であるトップ選手たちの強化と演技が守られる仕組みができてほしいものです。

2009年1月 1日 (木)

新春の富士を撮りに行く

新年おめでとうございます。

元日の朝の晴天を見て、タイトルのことを考えました。

走行中の車窓から富士山を撮るというのは、昨年ATC2Kという小さなビデオカメラの撮影キャンペーンの時に試したかったことなのですが、モニター機能のないこのカメラでは難しくて断念しました。なので、普段から使用しているSANYOのXactiというビデオカメラを使って、行って来ました。

一番の狙いは、薩埵(さった)トンネルを出たところの景色を撮影することです。

私が東名高速道路を走る中で、一番好きな光景です。東京方面に向かってこのトンネルを出ると、右手に由比の海岸(駿河湾)、左手に富士山が見えます。この上の薩埵峠からの眺めは、広重の浮世絵でも有名になっています(峠からの眺めはこちらの写真を)。

由比に向かう途中での富士山を写しました。

Abegawa 静岡市の手前の安倍川架橋からなのですが、山頂に雲が出始めています。ちょっと焦りました。

とにかく、一人で運転しながら左手にカメラをもっての撮影なので、ちょっと大変でした。交通事故を起こしたら、もともこもないですし。カメラテストを兼ねて、おまけの撮影です。

富士山はピントがあっていませんが、カーブに従って山が右から左へ動いていき、フェンスに沈んでいくのが面白いかと思います。BGMはカーステレオの音をカメラが拾っています。以前のエントリーで紹介した”forza”というCDに収録されている曲です。あまり意識せずにかけていたのですが、太平洋側の富士山はジプシーキングスのようなラテンな音楽が似合う気がします。山梨側だともっと重厚なイメージですが...。

目的の薩埵トンネルからは、同じCDに入っている、T-SQUAREの演奏する、”TRUTH21c”に曲を変えてみました。ちょうどトンネルから出る時にタイミングが合ったかなと思います。目的の景色は一瞬なので、あとはF1グランプリのテーマ曲にもかかわらず、他の車に追い越されまくっている私のヘタレぶりを楽しんで下さい。それでも、時速80キロだったのですが...。

帰りは駿河湾がとてもきれいでしたが、準備不足のためにビデオには収められなかったです。また、これからの宿題にします。

みなさんも、良いお正月をお過ごし下さい。

年始のフィギュアスケートの番組

新年おめでとうございます。

旧年はお世話になり、本当にありがとうございます。

特に、年末にこのブログも転機を迎えましたが、皆様の応援のおかげで前向きに続けることができました。重ねて感謝を申し上げます。今後とも、時にはネットの他の方々と歩調をあわせながら、時にはこのブログでの独自の情報発信を試みながら、ボチボチと頑張っていく所存です。

よろしくお願いします。

さて、表題の「年始のフィギュアスケートの番組」ですが...

1.地上波

   1月10日(土)に「ジャパン・フィギュア団体戦」がフジ系で14:30~16:00にあります。

   羽生結弦選手がお勧めとのことです...(こちら)。放送でカットされないと良いのですが...。

2.BS放送

   本日ですが、1月1日(木)にグランプリシリーズの総集編をBS朝日13:00~15:50で放送するようです。プライベート映像も盛り込むのが売りのようですが、こういうのがモロゾフの言う”選手のアイドル扱い”(読売新聞の記事)なのか悩ましいところです。私としては、選手の肉声に迫ることは選手理解にもつながりますし、何より練習の様子の映像は自分の練習方法を考えたり、シーズンを通しての選手の調子を占うための参考になります。

   例えば、中野友加里選手のバレエレッスンの映像は過去の試合中継の合間に流れましたが、彼女がレッスンを受けていたのは、おそらくスケート場だったのではないでしょうか。PIWのポスターが貼ってあったのが見えました。そして、バーがなく、窓の枠のようなところにつかまりながらレッスンを受けていたのは、グランプリシリーズでその映像が流れ始めた当初から気になっていました。結果論ではありますが、きちんとしたスタジオでない場所で、特にバーのない環境でバレエレッスンを受けていたことが、彼女の不振の一因ではないかと私は考えています。一見するとオマケに見える映像でも、気にすると色々な情報が見えてくるものだと思います。なので、こういうのはやはり貴重だと私は感じています。

   全日本選手権2008とMOIの再放送は、BSフジで1月10日~12日であるようです。サイトはこちらです。私は、家のアンテナの不調で録画が全滅でしたので、この放送をねらっています。

3.CS放送

   CSでは、昨年の大晦日に全日本2008の放送があったようですが、情報を逃してしまいました。でも、1月17日(土)と18日(日)にフジ系のCS放送でチャンスがあるようです(サイトはこちら)。気になるのは、地上波と同じ内容なのか、それとも地上波カット分も放送されるのかですが、番組の時間枠から推測すると、ちょっと期待できるのではないでしょうか?もし、地上波と同一内容としても、やはり録り逃した全日本ジュニアも放送してくれるのは嬉しいところです。

   テレ朝チャンネルでは、1月1日(木)午前5時から5日(月)午前9時まで、グランプリシリーズの全放送を流すようです(番組表はこちら 放送スケジュールはこちら)。ダンスやエキシビションは見逃したものが多いので、ちょっと嬉しいかなと思います。しかし...これだけいっぺんに流されると、録りきれないですね。DVDに直接録画するしかないかなぁ...。録っても見切れないのも予想されるし...。でも、放送してくれないよりかは、はるかに嬉しいです。

   番組情報の発信は、今年はなるべく力を入れていきたいと思います。見落としや情報の遅れはご容赦していただきたいのですが、個人が気がついた小さな情報の発信もブログの力だと思いますので、マメにできるよう頑張っていきます。

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