欧州選手権女子FS ライブ中継のレポート(第4グループ)
22:26~ 6分間練習。
登場から、会場は大歓声。ポイキオとレピストの二人が最終グループで登場。
23:32 6分間練習終了
(#19 イワナ レイトマエレワ スロバキア) 国内チャンピオン
母がコーチ。ピンクのノーストラップのワンピース。肌色のアンダーウェア着用。髪にも、お団子にピンクの飾りをつけている。首にもピンクのカラー。ヨーロッパのお嬢様という雰囲気。
曲は、ピアノとバイオリンが主のものだが、特にピンクをイメージする曲でもないと思う。合わないことはないが、演技というよりも、本人のイメージに合わせた色のような感じ。
スパイラルのビールマンはワンハンド。レイバック、ビールマンに近いが、足が頭上にはきていない。ドーナッツ、回転はゆっくりだが、頑張ってバランスをとっている。出た後、息があがっている。
FS 82.20SB 130.20 SB
(#20 ジェナ・マコーケル イギリス)
夫のヴァンデル・ペレンが写る。 2A幅がある。 3Lも高い。
衣装は、黒のパンツに金色の螺旋が入る。トリノのマイヤーか誰かが、似たような衣装だったように記憶している。スピンで回ると、螺旋が動くように見える。
「随分上手になりましたね。」(樋口)
風貌が、キャシー・リードに似ているようにも見える。
ストレートラインのエッジの使い方が上手になった。(村主) 何のターンをしているのか、わかるように滑っている。(樋口)
クロアチアのゴールデンスピンで、上手になったと感じたが、今日の方がずっと上手に滑っていた。(樋口)
FS 81.42 トータル 131.42
(#21 カロリーナ コストナー イタリア) 欧州選手権3連覇がかかっている。昨年の世界選手権2位 7年連続、7回目
コスチューム新しく変わっている(村主) 衣装は、白で長袖ワンピース。銀色のスパンコールで体幹の脇から背中に模様。スカートのしたに金色のフレアがある。
ジャンプの前の助走が長い。ランディングが少し乱れがち。3Fがダブルになる。
スパイラル、少し短かった(村主)
最後の2A、ハンドタッチしそうになる。
「音楽との調和、妖精ちっくな、愛らしさが、高得点につながるのでは」(樋口)
FS 114.06 SB トータル 165.42 トップに立つ
本当は、130点台を出したいのだろう。(樋口)
(#22 ライラ レピスト フィンランド) 国内では、一番高いランキングを持つ
黒のノーストラップ。スパンコールで幾何学的な模様。
3T+3Tの予定が、セカンド ダブルになる。 ルッツがシングルに抜ける。
3Rのランディングがハンドタッチしそうになる。
スパイラル短いかも。厳しいコーラーだととらないかも。(樋口)
「ポジションが綺麗。加点がもらえるスピンでは。」(樋口)
演技の最後の方は、歓声で曲が聞こえず。演技後、一部スタオベ。
「NHK杯の時よりも素敵になった。」(樋口)
「前半のミスを忘れさせるような、後半の演技。」(村主)
ジャンプの回転中、脇が開いている。
FS 110.7 トータル 167.32 コストナーを抜き、SPからの1位をキープ。
(#23 スザンナ ポイキオ フィンランド)
会場は、レピストの点数から続いて盛り上がる。
黄色のメタリックなワンピース。両肩のストラップは銀のスパンコール。曲は、ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番だと思う。
ルッツとフリップがダブルになる。2Aは高い。
「指先までしっかり伸びているので、スケーティングが綺麗に見える」(村主)
「フィンランドの選手達はスケーティングが綺麗。水がきれいだからと、僕達は言っている」(樋口)
大歓声で演技を終える。国内第一人者の貫禄の演技という感じ。日本で言えば、村主(姉)選手のポジションか。
「ルッツは引き上げが足りなくてダブルになった。」(樋口)
観客、手拍子で、得点を催促。
FS 100.25 SB トータル 156.31 第3位に立つ。2位はコストナー。
(#24 カタリーナ ゲルボルト ロシア)
コーチはミーシン。鼻孔を広げるためのテープを鼻梁に貼っている。
カルメンだが、安藤選手のと同じ導入。その後、ビットの導入の部分と同じになる。NHK杯では、ビットと同じところから始まったと思うが...。6分間練習中に、ビットにちなんで母親がカタリーナと名づけたと紹介されていた。NHK杯でも、この選手の演技後に、30周年記念で招待されていたビットが、伊藤みどりさんと一緒にモニターに映されていた。
衣装は、白のノースリーブ。黒の大きなスポットが全体にあり、牛をほうふつとする。闘牛のイメージでもないと思うが。腰の帯と髪飾りの赤がアクセント。
アップの時に見ると、鼻からカテーテルが出て、それを鼻梁で留めているように見える。小林さんが、蓄膿のような症状があると言われていたので、排膿の治療の最中かもしれない。それで試合というと、大変だったのではないだろうか?
FS 88.43SB トータル 137.05 6位。
順位が出ると、観客から歓声があがる。
フィンランド勢、1位 レピスト 3位 ポイキオ 5位 コルピ
「コルピ選手、中断があったが、よく立て直した」(小林)
試合終了 ~0:25
地元選手の活躍で、盛り上がった試合になったと感じた。
0:29~ 表彰式 ファンファーレは、ISUのものだと思う。日本の大会でもよく聴くもの。照明は、青。
なんと、リンクサイドで炎が焚かれている。結構派手に燃えている。表彰台も赤で、バックに炎をイメージしたと思われる、オブジェが飾られている。
レピスト、スタンディングオベーションで迎えられる。3位のポイキオになるとリンクの照明が赤くなっている。台にあがると、再び青の照明になる。かなり凝った表彰式。
0:35~フィンランド国家斉唱。フィンランド国旗が二つ掲揚される。もう一つは、イタリア国家。厳かな曲調の歌。さすがに、北欧の国。
「フィギュアスケートの大会で流れることのなかったフィンランド国家が流れました。」(小林)
コストナー、スピン一つ、カウントされなかった。レピストとの点差は2点なかったので、この差ではなかったか。(小林)
コンビネーション、二つ目がカウントされなかった。(小林)←これが、誰の話かはわからず。
0:38 ビクトリーラン 選手にプレゼントを渡す人はいない。
照明が明るくなってわかったが、リンクサイドで焚かれていた炎も、吹流しに下から上へ風を流しているオブジェに、照明をあてていたもののよう。さすがに、本物の火は、会場内では使わないだろう。
「(レピストのプログラム)素敵なプログラム」(小林)
「コストナーのプログラムも素敵だった。」(樋口)
~0:41 中継終了
以上。
※ 試みとして、ライブのレポ打ち込みを同時にやりましたが、モニターを観ながらだと、ジャンプの見逃しが多いです。でも、これは、録画中継で見直せばいいかなと思います。解説で、技術的なポイントを沢山語って下さったので、それを記録に残せたのは、大きな勉強になると思います。
点数や、衣装など、急いで入力したので間違いがあるかもしれません。点数は、ISUのサイトや、他の方々のレポートや速報を参照していただけたらと思います。
少しでも、ライブ感のあるレポートとして読んでいただけたら嬉しいです。
明日も、昼間に全米選手権、女子FSのライブがあるのですが、練習の予定なので、録画を観たいと思います。
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