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2009年1月11日 (日)

'08年全日本道中記

2008年12月25日から27日に長野市ビッグハットで開催された、第77回全日本フィギュアスケート選手権大会の報告と感想については、年内にエントリーをまとめました。これでひと段落はついているのですが、オフアイスでの顛末も、少し面白いかもしれませんので、道中記としてレポートさせて下さい。

<観戦決行に至るまで>

アイスクリスタルからの情報を見落としていて、プレオーダーでのチケット争奪戦には、戦わずして負けてしまった(不戦敗)ため、当初はテレビ観戦と考えていました。'07年の大阪では、お世話になっている方からチケットのお話があったのですが、今回はそういう情報もなかったです。

ところが、11月末の全日本ジュニアを観に行った時に、ジュニア上位選手も出るシニアの全日本も観たいとの気持ちが、ムクムクと湧き上がってきました。それで数日悶々としていたのですが、ダメ元でeプラスのサイトを見てみたら、26日(金)のA席がまだありました。迷わずオーダーして、1週間ほどで手元に届いたと思います。

ところが、もう一つ問題がありました。26日は平日なので、仕事を休ませてもらわねばなりません。特に、この週には仕事の打ち合わせが何件か入っており、日時未定の案件が一つありました。それが、26日になったらアウトです。打ち合わせ先とのアポ取りは上司がしてくれるので、その連絡をビクビクしながら待っていましたが、12月25日に決定したのは、その前々日のことでした。おおわらわで打ち合わせ用の資料を用意しましたが、同時に、26日休暇の打診を上司にどう切り出そうかと、作戦も練っておりました。

おかげさまで、26日の休みもいただけ(ありがとうございます)、キャンセルを狙って電話で問い合わせたホテルの宿泊もとれ、25日までになんとか仕事納めをすることができました。おかげで、クリスマスなぞどこ吹く風でしたが...。

こうして、いざ長野、ビッグハットへ! と相成りました。

<12月26日(大会二日目)>

いつものように起き、列車の予定をネットで調べ、9時頃に駅に着くつもりで準備していました。前日に荷物を用意しておけば良かったのですが、疲れもあって、「朝やればいいや」という感じだったのです。それがマズかった...orz。荷造りや身支度がなかなかはかどらず、予定の時間をオーバーしてしまいました。旅行の出発直前にはよくあるのですが、なんとなく気乗りがしなくなるのです。それで、ボ~とネットを見たり、ダラダラと着替えを用意している間に時間がどんどん過ぎてしまいました。

それでも、本来なら十分に間に合うはずだったのですが、チケットを職場に置いてきてしまった(凡ミスです)ので、取りに行く時間が必用でした。そういう事情もあり、駅へは予定より1時間も遅れて到着となりました...(泣)。仕方ないので、携帯電話からの乗り換え案内と時刻表とを照らし合わせ、東京経由での新幹線利用をやめて、名古屋経由での特急信濃で行くことにしました。その方がナンボか早いようです。

10時過ぎに名古屋に着き、10時30分くらいに臨時列車松本行きがあるのがわかりました。でも、これでは松本から先の接続が悪いので次の11時の列車と変わらないという結論になりました。それで、しばらく名古屋で足止めとなりました。その間に長野までの特急券を買っておかねばということで、コンコースに出ました。お土産の売店には、ミソカツの菓子があふれていたので、ブログのネタ用に写真を撮ろうとカメラを構えたら...「カードを挿入して下さい」とのメッセージ。SDカードを忘れたことに気づき、急いで駅の高島屋に行き、そこのコンシェルジェに案内してもらい、併設の東急ハンズで1G(これしかなかった)のを買いました。時刻は、既に10時50分! 急いでエレベータを降り(各駅停車でしたが...)、コンコースを走ってホームに来ました。ところが、案内表示は11時発の米原行き。どうも、武豊線ホームと間違えたようです。再度あわててもう一つ向こうのホームへと階段を降りて登り、なんとか間に合ったところで、特急信濃が来ました。

バタバタと失敗続きでしたが、なんとか長野行きの列車に乗り、ホっと人心地。時刻表をめくって、到着時間を調べ、女子第1グループはちょっと無理かなと覚悟することにしました。今年から東京ブロックに移った岩城選手のSPが観られないのはちょっと残念です。

あとは木曽川流域の景色を楽しみ、のんびり乗っていました。

Sany0006 ←たぶん、岐阜県に入り、中津川駅を過ぎたあたりの風景だと思います。車内灯の映りこみは、すみません。

ところが、塩尻の手前あたりで緊急停車。前方の駅で事故があったため復旧を待っているとのアナウンス。10分くらい停車していました。その後も前方の列車が遅れているからと、徐行や短い停車を繰り返していました。焦っても仕方ないのですが、時間はどんどん過ぎていき、そのうち競技開始の13時になりました。これは、第3グループの真央選手のSPも観られないかもしれないと思い....私はこの日のチケットしか持っていなかったので、明日は是が非でも当日券を入手することにして、女子SPを見逃すことを覚悟しました。

長野県の塩尻駅を過ぎたあたりから、列車はスムーズに走るようになってきました。途中の駅付近の線路に警察官が沢山いたのを見かけましたので、そこで事故があったようです。それまでは小雪がチラつき、少しだけ積もっているような風景でしたが、トンネルを過ぎたらいきなり雪景色に変わったところがありました。

Sany0015 Sany0017

川端康成の「雪国」冒頭のトンネルは上越線にあるそうですが(ソースはこちら)、篠ノ井線のあたりもそのような感じでした。

雪とはあまり馴染みでないので、山と雪原を巡る景色に堪能してしまい、正直、同時刻に始まっている長野の競技のことは、なんだかどうでもよくなってしまっていました。

Sany0026 Sany0027

圧巻だったのが、姨捨駅付近です。一つ前の駅の看板に”←(次の駅はの意味)姨捨”と書いてあったので、急いでビデオの用意をしました。「鉄子の旅」というマンガで、ここの景色が日本三大車窓であることを知っていたのです(マンガは本当に実用的)。

あまり上手に撮れていませんが、こんな感じです。

芭蕉の時代には、田毎の月として詠まれた棚田のようですが、やはり宅地化も進んでいるようです。でも、雪に隠れた田んぼがちょっと見えたりもして、嬉しい景色でもあります。画面の粗さはご容赦下さい。この反対の車窓では、やはり「鉄子の旅」に登場する江上編集長のサイト(リンクはこちら)に詳しい、スイッチバック(サイトでの紹介はこちら)も見られました。さすがに左右両方向のビデオ撮影はできなかったですが...。田毎の月に関する景色なら、このサイトが良いかと思います。

そんな感じで雪景色を十分楽しませてもらい、松本を過ぎ、いよいよ長野駅に到着しました。遅れは最終的に30分で済み、ダッシュでタクシー乗り場に向かい、会場のビックハットへと連れていってもらいました。ここには、2006年のNHK杯でも来た事があったので、会場隣のショッピングモールが見えてくると、少しドキドキして来ました。正面階段のところで降ろしてもらい、駆け上がってチケットを出し、バックを空けて、急いでロビーへと飛び込んでいきました。第1グループには間に合いませんでしたが、第2グループの6分間練習で客席に着くことができました。

道中記その2に続きます)

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