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2008年12月27日 (土)

全日本観戦記('08.12.26.金)

今、長野市内のホテルです。パソコンを持参し、ネットにつなげています。

つい先ほどまで、男子シングルフリースケーティングが行われていました。22時過ぎまでやっていたのではないでしょうか?8時間くらい観戦して、ちょっと疲れました。ブロック大会などではそういうこともあるのですが、全日本レベルの大きい大会だと、見るほうも力が入りますので、長丁場はやはり大変でした。

既に女子のSPはテレビ放送もされていますし、男子FSは現在放送を見ながらパソコンを打っています。演技の感想は、メモをとっていなかったのでちょっとできません。すみません。気が付いたことを、メモ的に記させて下さい。

1.花束の投げ込みについて

  私は3階席からの観戦だったので、今回は花束は用意しませんでした。花束自体は選手の励みや癒しになると思うし、人気のバロメーターになって観る方にとっても興味深いです。ところが、男子FSの町田選手の演技後に、投げられた花束が氷にぶつかった時にバラバラになってしまい、花びらや花束を束ねるピースなどが氷上にちらばってしまったようです。フラワーガールもすぐに拾いあつめましたが、スタッフの指示で、フラワーガールが三人くらいで散らばった部分の氷面を自分達のブレードで削り、氷のカスを拾い集めていました。場内から拍手が沸きました。

投げられた花束も、ラッピングはしてあったようです。でも、遠くから投げられた場合ラッピングがほどけて中身が散らばることはあるのではないかと思います。過去の大会でも散らばった花束をフラワーガールが拾う光景を目にしましたし、織田選手の演技後、南里選手の演技前にも、やはり花びらが散らばったようです。

リンク一杯に投げ込まれる花束は綺麗でゴージャスな印象を与えますが、もしも花束が散らばってしまい、拾い残した花びらにエッジが乗ることを考えると、投げ込みは控えた方が良い気もします。無粋な意見かもしれませんが...。

2.ジャッジの笛について

男子FS最終滑走の小塚選手がコールされ、滑走位置についた後、審判から笛が吹かれて注意がされました。別に小塚選手に問題があったわけではなく、コンピューターの調整でお待ち下さいとのアナスンスがありました。調整後、4番ジャッジの方が周囲に頭を下げていたので、その方のコンピューター端末のトラブルだったようです。

マスターズや、ごく小規模のローカル大会では、ジャッジの得点表示の時にレフェリーが笛を吹いてその合図でジャッジ自ら点数表示をすることはありますが、全日本のような大きな大会でも、審判(レフェリーは藤森美恵子氏がしていましたが、誰が笛を吹いたのかは未確認です)が笛を持っているのを初めて知りました。

(ここまで打ち込んで、お腹が空いたので地下のバー&レストランに行きました。夜中だったので、アルコールも頼まないといけないかなと思い、-仕方なくーカンパリソーダをパスタと一緒に飲みました。それで、前後不覚になり、朝まで寝てしまいました。)

3.ジュニア勢の台頭について

おはようございます。

男子では、FS最終グループに町田選手と村上選手が入りましたし、第3グループにも、羽生選手と中村選手が食い込んでいます。村上選手は転倒から起き上がったらまたつまづいて転んだりして、4回の転倒がありましたが、それでも頑張りを見せていました。他の3選手もそれぞれに持ち味を出しましたし、町田選手と羽生選手の、全日本ジュニアからのリターンマッチは、興味深かったです。かなり年下のライバルの存在は、町田選手にも良い刺激になるし、シニアに上がっても続いてほしいです。

町田選手、とても力強い「白鳥の湖」でした。元のバレエは、ストーリーによっては、ロットバルトとの戦いという試練に打ち勝って王への道を歩み始めるジークフリート王子の物語という解釈も可能です。この場合は、ファンム・ファタール(宿命の女)としてのオデットの色合いが薄まりますが、私はハッピーエンドの方が好きです。ちなみに、中野選手の言うハッピーエンドのジゼルも、解釈は可能だと思いますが、それは後日エントリーにします。

町田選手も、羽生選手(彼をロットバルトになぞらえるのは申し訳ないですが)としのぎを削ることで、大きく羽ばたいてほしいです。

女子も、それぞれに持ち味を存分に出していると思います。中村愛音選手の点数が伸びませんでしたが、大舞台で大きなミスなく演じきれたのはきっと自信になると思います。今日のフリーも全力を出し切ってほしいです。村上佳菜子選手は、神演技に近いと思います。やはり、緊張と萎縮の両方を滑りや雰囲気から感じましたが、ジャンプはきちんと跳んでくれました。鈴木真梨選手も持ち味を存分に発揮し、鬼の棲家とも言える、全日本女子第3グループに食い込みました。ジュニアの選手達には、ここでの経験を次につなぎ、是非、シニアに向けての登竜門にしてほしいです。

4.全日本常連組の頑張り

何より先に記したいのは、宮本亜由美選手がトリプルループを降りたことです。2005年から幾つかの大会で彼女の演技を見ていますが、6分間練習の多くをこのジャンプに割いているにもかかわらず、本番で降りたところを見た事がなかったです。でも、昨日のSPではしっかり降りました。大学4年生なので、節目になる全日本だと思います。本当に良かった、と感じました。「おめでとうございます」は、FSが終わってからになるかもしれません。

4位に入った武田選手も、フリップ、ルッツの3回転が降りれないという課題はありますが、見事な演技でした。持ち前のダンサブルな感覚を生かしたプログラムだったかな?と思います。私が会場入りした時に、ロビーでアップをしていました。表情がかなり固かったので心配だったのですが、緊張の克服の方法を身につけているのかもしれません。

関西学院大学の淀選手は、小柄ながらもパワーを内に秘めた演技だったと思います。衣装が少し飾りの多いものだった気がしましたが、存在感を示していると思います。望月選手も質の高い演技を見せてくれました。スパイラルはいつも通りフリーレッグを高く上げていましたが、ノーマルポジションで後ろに上げた足が中心軸からズレて無理に上げていたように感じました。でも、温かみのある、ホっとする演技だった気がします。

国内大会を観ていると、テレビではあまり知られないけれども活躍している選手達の存在に気づきます。このような、お姉さん、お兄さん達の背中を追いながら、多くの子供達は育っていき、その中から第二の浅田真央、安藤美姫、高橋大輔、織田信成達が生まれてくるとだと思います。私が知っている真央選手は、既にクラブの最年長者でしたが、村上佳菜子選手は、真央選手や安藤選手達とキャーキャー楽しみながら練習していました。そして、村上選手の後を追って、ノービスの選手達が活躍しています。

このようなつながりを保つためにも、世界選手権代表だけでなく、全日本で地位を保っている選手達の活躍は、なくてはならないものだと思います。

5.シングル以外の競技について

昨日は男女のシングルの他に、ペア競技を観ました。高橋・トラン組の演技は初めて観たのですが、想像以上に高いレベルだったと思います。アクロバティックな技術を誇るというものではありませんが、基本的な技を誠実にこなしているという感じで、見ていてとても気持ち良かったです。二回目のスロージャンプ(踏み切りはループだと思います)が着氷でバランスを崩して残念でしたが、どんどん世界への経験を積んでほしいと思いました。

アイスダンスやシンクロも複数の参加になりつつありますし、私もシングル以外の競技にも関心を持っていきたいと思います。

6.場内の選手について

フロアで、何人かの選手達を見かけました。ジュニアの子達は二人三脚のように肩を組みながらロビーを走っていて、やはり、地方大会のような雰囲気でした。選手席も今回はひとつのブロックに集中しておらず、私達一般客の中に分散していたようです。

選手ではないのですが、記者席も3階席にあり、「こんな遠くからで記事が書けるのかな?」と少し気になりました。プロの方々なので大丈夫なのでしょうが...。

さて、そろそろ出ます。今日は当日券狙いです。もし、とれなければ、急いで帰宅してテレビ観戦です。

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