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2008年12月26日 (金)

全日本ジュニア(男子)の感想('08年12月25日木 BSフジ)

「感想」と言っても、録画をすっかり忘れていて、あわてて帰宅したのが20時少し前。

急いでテレビをつけたら、堀之内  雄基選手の演技だった。「やった、まだ男子。女子に間に合った!」と思ったら、最後まで男子だった...  _| ̄|○。

男子の演技が興味ないというわけではありません。

自分でも滑るので、やはり男子の方が参考になります。でも、「野郎を見ても、あまり、面白くない...」というのは、中年のスケベ心とかそういうのではなく、本能で感じてしまうのです。正直...。じゃぁ、アメフトでもチアばかり見ているのか?と言われると、No! としか言えませんが、男女双方のカテゴリーがある競技では、やはり女子に思いいれが傾くのは、私としては正直な気持ちです。あれ?でも、サッカーは男子の方が好きだなぁ...。

フィギュアでも、ランビエールは文句なく格好良いと思いますし、ダンスでもたいていは男性選手の動きに注目します。「ベルピンは別嬪だなぁ...」とつまらないシャレを脳内に描きながら観ることもありますが...。ただ、シングル競技は、やはり女子が好きです。なんでだろう?

でも、日本の男子シングルも第三の波が押し寄せてきつつあります。

第一の波が、佐野さんや松村さんの時代(国内リンク全盛で、日本選手が世界でも活躍)

第二の波が、本田さんと高橋選手の時代(海外修行で力をつけた)

第三の波が、今のジュニア世代のトップ(基礎技術の飛躍的向上が演技に反映)

自分の勝手な分類と定義なので、異論・反論はあるかもしれません。特に、第二の波については...。でも、シニアとジュニアとの質的な違いは、1990年代に将棋で言われた「チャイルドブランド」と呼ばれた世代(いわゆる羽生善治名人の世代)とそれまでの世代との差に近いものがあると思います。

奇しくも、日本フィギュア男子のチャイルドブランド(と言い切ってしまいます)の旗手も、羽生(こちらは、はにゅう、と読むそうです)選手ですが、他選手達との演技の違いが際立っていました。

何より、ランディングがとても美しいです。ジャンプ後にきれいにチェックがとれるのは、意識の違いもありますが、何よりジャンプ技術の差が大きいのではないでしょうか?安定して着氷できるから、ピンときれいに腕を伸ばせると思います。失敗ジャンプでもきちんとチェックをとるのは、先生の指導なのかもしれませんが...。踏み切って、空中できちんと軸をとって高速に回転する、この基本的なことを高いレベルでやっている選手だと感じました。スピンも軸がとれており、回ること以前に難しいポジションでもちゃんとバランスがとれることに驚きを感じます。特にキャノンボール!沢山の回数をまわって失速しても安定を保っているのはすごいです。スローでの確認をしていないのですが、フリーレッグは同側の腕も巻き込んでポジションをとっているように見えました。

3Aに苦労しているようですし、高難度ジャンプの習得は大人の体ができるまで(男性の成長期は高校卒業くらいまで続く)は、難しいのかもしれません。その後の筋トレでも遅くはない気がしますが...。むしろ、高難度のジャンプよりも、立つ(立ち姿はダンスの基本です)、滑る、跳ぶ、回るという基本的な動作が高いレベルでできているのが、凄いと感じました。これは、村上大介選手にも感じたのですが、新しい世代の特徴になるかもしれません。村上選手は、放送では高橋選手とダイスケつながりで比較されていましたが、村上選手の方が捻りの動きでグイグイとステップを進めていく感じで、高橋選手とはちょっと違ったタイプじゃないかなと、私は思いました(確信はないですが...)。

FSでは思うような結果が出なかった、町田 樹選手や佐々木 彰生選手については、まだわからないです。よくコメントを下さる、さっちゃんママさんが応援されている選手なので、町田選手には注目しております。SPは素晴らしい出来だったと聞いています。ただ、私は昨日のFSしか観ていないので、「ちょっと優勝を意識したかな?」という印象を抱きました。

最近のノービスの子供達を見ていても思いますが、基本的なトレーニングをしっかりしており、その上で技術習得も頑張る。なので、演技に無理や破綻を生じにくい選手が育ちつつあるのではないでしょうか?高橋選手だって、2005年の頃はかなり苦しんだ時期がありましたが、そういう時期を経験せずに世界のトップへ羽ばたく、ちょうど真央選手のようなタイプが、男子にも現れるかもしれません。

不調だなんだと言っても、シニアデビューから全ての大会で表彰台に乗っている真央選手は、やっぱり凄いと思います。そういう意味でも、新世代の男子選手も面白いのかもしれません。

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